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公開番号
2024160655
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-14
出願番号
2023075891
出願日
2023-05-01
発明の名称
弦楽器用ストラップ
出願人
合名会社有賀鉄工所
代理人
主分類
G10G
7/00 20060101AFI20241107BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】弦楽器の収納袋付きの弦楽器用ストラップを提供する。
【解決手段】弦楽器の演奏時に使用する肩掛けであるストラップの一部をオープンタイプのファスナー102を具備した弦楽器収納用の袋101に置き換えた弦楽器用ストラップであり、演奏時は通常のストラップとして使用が可能であり、弦楽器の携帯時や保管時など必要であれば袋101のスリットa103aとスリットb103bから弦楽器をストラップにつけたまま袋101の中に収納することが可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
袋101の開口部にオープンタイプのファスナー102を具備し、袋101の両端に弦楽器用の弦楽器取付具107および帯状紐A104を具備し、演奏時は弦楽器用ストラップとして使用でき、弦楽器をストラップから外すこと無く袋101に収納できることを特徴とする弦楽器用ストラップ構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、弦楽器用ストラップに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、弦楽器の収納としてはハードケース、ソフトケース、袋などが使用されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ストラップを付けて演奏する弦楽器の収納としては弦楽器とは別物のハードケースあるいはソフトケースあるいは袋が必要となるが、本発明は別物を用意すること無く弦楽器を収納できるようにし、弦楽器の使用性・携帯性の向上を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明に係わる弦楽器用ストラップは、従来のストラップの中間付近にオープンファスナータイプのファスナー102を取付けた袋101を具備する。袋101の物を出し入れする開口部の一部にファスナー102を具備し、ストラップを付けたままの弦楽器を袋101に収納できるようにするためにファスナー102の両端には袋101の開口部の一部であるスリット103を具備する。
【0005】
本発明は、従来の一般的技術である裁縫などにより製造することが可能である。
【発明の効果】
【0006】
弦楽器のストラップに弦楽器を収納できるため、本発明のストラップ付きの弦楽器においては弦楽器を収納するための別物を用意する必要が無く、別物を置く場所が不要となり、必要に応じて即座に弦楽器を袋101から出し入れ可能となるため、弦楽器の使用性・携帯性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施例に関する基本構造図(実施例1)
本発明の実施例における演奏時の構造図(実施例1)
本発明の実施例における弦楽器収納時の構造図(実施例1)
【発明を実施するための形態】
【0008】
弦楽器用ストラップに工夫して袋101およびファスナー102を取付けることによって、ストラップを付けたままの弦楽器を袋101に収納することができる収納袋付きの弦楽器用ストラップを実現した。
【実施例】
【0009】
本発明の実施例を図1から3に示す。図1のように、袋101には右ジッパー110と左ジッパー111が分離するオープンタイプのファスナー102があり、ファスナー102開いて、袋101の中の弦楽器を取り出すことができる。袋101の両端には帯状紐A104と弦楽器に取付けられているストラップピンを通すストラップピン受け穴108を具備する弦楽器取付具107が取付けられている。図1に示すように一般の弦楽器用ストラップと同様にバックルA105とバックルB106と帯状紐B109をも取付けてストラップの全長を弦楽器の演奏者に適した長さ調整できるようにしている。演奏時はファスナー102を閉じストラップ端部Aとストラップ端部Bを反対方向に張力がかかり、袋101の袋全長201伸び、図2の状態となる。図2では弦楽器および人に掛けた本発明の状態を省略している。弦楽器の袋101への収納方法は、ファスナー102を開いて、ストラップがついたままの状態で弦楽器を袋101の中に入れファスナー102を閉めると図3の状態になる。すなわち、ストラップ端部A112とストラップ端部B113はスリット103から袋101内に入った状態となる。
【実施例】
【0010】
実施例1の弦楽器取付具107はストラップピン受け穴108を具備しているが、弦楽器取付具107はいろいろな形状のものが市販されており、それらに置き換えてもよい。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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