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公開番号
2024165808
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082308
出願日
2023-05-18
発明の名称
台
出願人
名陽木工株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G10C
3/00 20190101AFI20241121BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】持ち運びができ、強度を保つことができ、安定性が良い高さ調節可能な台を提供することを目的とする。
【解決手段】2つの板部材11、12と、2つの板部材の間に設けられる複数のブロック部材20と、固定部材と、を有する高さ調節可能な台であって、前記2つの板部材の間に積層される前記ブロック部材の数により台の高さが調節され、前記ブロック部材には前記固定部材を挿通させるための貫通孔が設けられ、前記貫通孔は、前記ブロック部材の積層方向に前記ブロック部材を貫通し、前記ブロック部材は、直方体であり、前記ブロック部材の積層方向における対向する2つの面のうち一方の面に凸部が設けられ、他方の面に凹部が設けられ、前記ブロック部材が積層したときに、一の前記ブロック部材の前記凸部と、他の前記ブロック部材の前記凹部とが勘合する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
2つの板部材と、2つの板部材の間に設けられる複数のブロック部材と、固定部材と、を有する高さ調節可能な台であって、
前記2つの板部材の間に積層される前記ブロック部材の積層数を変更することにより台の高さが調節され、
前記ブロック部材には前記固定部材を挿通させるための貫通孔が設けられ、
前記貫通孔は、前記ブロック部材の積層方向に前記ブロック部材を貫通し、
前記ブロック部材は、直方体であり、前記ブロック部材の積層方向における対向する2つの面のうち一方の面に凸部が設けられ、他方の面に凹部が設けられ、
前記ブロック部材が積層したときに、一の前記ブロック部材の前記凸部と、他の前記ブロック部材の前記凹部とが勘合する
ことを特徴とする台。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ブロック部材における4つある側面は、2つの第1の面と2つの第2の面とからなり、
前記第1の面と前記第2の面は、積層方向に対して長さが異なり、
前記2つの第1の面は、一方が前記凸部を有し、他方が前記凹部を有し、
前記2つの第2の面は、一方が前記凸部を有し、他方が前記凹部を有し、
前記ブロック部材の積層方式は、前記第1の面が有する凸部と凹部とを勘合させる方式1と、前記第2の面が有する凸部と凹部とを勘合させる方式2とが選択可能であり、
前記第1の面及び前記第2の面は、ともに前記貫通孔が設けられ、
前記第1の面が有する第1の貫通孔と前記第2の面が有する第2の貫通孔は、貫通方向が直交する
ことを特徴とする請求項1に記載の台。
【請求項3】
前記方式1で前記ブロック部材を積層させたとき、前記第2の面が有する前記凸部は、視認できる状態で積層方向に一列に配列し、
前記方式2で前記ブロック部材を積層させたとき、前記第1の面が有する前記凸部は、視認できる状態で積層方向に一列に配列する
ことを特徴とする請求項2に記載の台。
【請求項4】
前記2つの板部材のうちの一方に、前記ブロック部材が有する前記凸部と勘合する板部材側凹部が設けられており、
前記2つの板部材のうちの他方に、前記ブロック部材が有する前記凹部と勘合する板部材側凸部が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の台。
【請求項5】
前記2つの板部材のうちの一方に溝が設けられており、
前記溝は、前記板部材の面方向における一の方向に前記ブロック部材を並べて配置したしたときに、前記ブロック部材が有する前記凸部が勘合する
ことを特徴とする請求項1に記載の台。
【請求項6】
1つの前記ブロック部材につき1つの前記固定部材が用いられる
ことを特徴とする請求項1に記載の台。
【請求項7】
前記凸部及び前記凹部は、半球状である
ことを特徴とする請求項1に記載の台。
【請求項8】
前記固定部材とは異なる板部材用固定部材を有し、
前記2つの板部材のうちの一方は、前記板部材用固定部材により固定され、
前記2つの板部材のうちの他方は、前記固定部材により固定される
ことを特徴とする請求項1に記載の台。
【請求項9】
ピアノ用の足台に用いられる
ことを特徴とする請求項1~8のいずれかに記載の台。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、高さ調節可能な台に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
高さ調節可能な台は、生活する上で利用する場面が様々ある。例えば特許文献1のように、高さ調節が可能なピアノ用の足置き台として用いられることがある。また、その他にも、高い位置にある物を取るために使用する踏み台、物を載せる台などにおいて、台の高さを調節したいという要望がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-334141号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高さ調節可能な台は、特定の場所で使用されるというよりも、様々な場所で使用したいという要望がある。特許文献1の足置き台は持ち運びができる。しかし、特許文献1に開示される足置き台は持ち運びができ、高さ調節ができるが、強度が保てない。特許文献1では、ネジを支え箱の孔に挿入して高さの位置を決めているが、強く踏んだ場合に、ネジの緩みや支え箱に歪みが生じ、台の高さが変わってしまう。また、経時で使用した場合に、支え箱に緩みが生じ、台の高さが変わってしまう。
【0005】
そこで本発明は、持ち運びができ、強度を保つことができ、安定性が良い高さ調節可能な台を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の台は、2つの板部材と、2つの板部材の間に設けられる複数のブロック部材と、固定部材と、を有する高さ調節可能な台であって、前記2つの板部材の間に積層される前記ブロック部材の積層数を変更することにより台の高さが調節され、前記ブロック部材には前記固定部材を挿通させるための貫通孔が設けられ、前記貫通孔は、前記ブロック部材の積層方向に前記ブロック部材を貫通し、前記ブロック部材は、直方体であり、前記ブロック部材の積層方向における対向する2つの面のうち一方の面に凸部が設けられ、他方の面に凹部が設けられ、前記ブロック部材が積層したときに、一の前記ブロック部材の前記凸部と、他の前記ブロック部材の前記凹部とが勘合することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、持ち運びができ、強度を保つことができ、安定性が良い高さ調節可能な台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る台の一例を説明するための斜視図(A)及びその平面図(B)であり、台の高さを高くした場合の例である。
本発明に係る台の一例を説明するための斜視図(A)及びその平面図(B)であり、台の高さを低くした場合の例である。持ち運び時の一例でもある。
ブロック部材の一例を説明するための斜視図(A)及び(B)である。
ブロック部材の内部の一例を説明するための図である。
ブロック部材の一例を説明するための側面図(A)~(D)である。
図4のA断面図(A)及び図4のB断面図(B)である。
ブロック部材を積層したときの凸部と凹部の勘合の一例を説明するための斜視内部図(A)及びそのC断面図(B)である。
一の板部材の一例を説明するための平面図(A)及び他の板部材の一例を説明するための平面図(B)である。
板部材が有する凸部及び凹部の一例を説明するための側面図乃至断面図である。
板部材に固定部材を取り付ける方法の一例を説明するための斜視図(A)及び(B)である。
板部材にブロック部材を設置する際の一例を説明するための斜視図(A)及び(B)である。
図11に対してブロック部材を積層する際の一例を説明するための斜視図(A)~(C)である。
図12に対してブロック部材を積層する際の一例を説明するための斜視図(A)及び(B)である。
図1の側面図(A)並びにその側面図(B)及び(C)である。
図13の内部構造の概略を説明するための図(A)~(C)である。
固定部材の一例を説明するための側面図(A)~(D)である。(B)は(A)の固定部材を連結させた場合の一例であり、(D)は(C)の固定部材を連結させた場合の一例である。(A)と(C)とでは長さが異なる。
板部材に固定部材を取り付ける方法の他の例を説明するための斜視図である。
板部材に板部材用固定部材を取り付ける方法の一例を説明するための斜視図(A)及び(B)である。
図18を説明するための断面図(A)及び(B)である。
図2の側面図(A)及び図2の平面構造を説明するための平面図(B)並びに(B)のDD断面図(C)である。
板部材にブロック部材を設置する際の他の例を説明するための斜視図(A)及び(B)である。図11とはブロック部材の積層させる面が異なる方式である。
図21の方式でブロック部材を積層させた場合の一例を説明するための側面図(A)及び(B)並びに(B)の内部構造の概略を説明するための図(C)である。
本発明の台をピアノ用の足台として使用した場合の一例を説明するための側面図(A)及び(B)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る台について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
【0010】
本発明の台は、2つの板部材と、2つの板部材の間に設けられる複数のブロック部材と、固定部材と、を有する高さ調節可能な台であって、前記2つの板部材の間に積層される前記ブロック部材の積層数を変更することにより台の高さが調節され、前記ブロック部材には前記固定部材を挿通させるための貫通孔が設けられ、前記貫通孔は、前記ブロック部材の積層方向に前記ブロック部材を貫通し、前記ブロック部材は、直方体であり、前記ブロック部材の積層方向における対向する2つの面のうち一方の面に凸部が設けられ、他方の面に凹部が設けられ、前記ブロック部材が積層したときに、一の前記ブロック部材の前記凸部と、他の前記ブロック部材の前記凹部とが勘合することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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