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公開番号
2024165701
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082108
出願日
2023-05-18
発明の名称
吸音構造体及びタイヤ
出願人
株式会社レゾナック
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10K
11/172 20060101AFI20241121BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】低周波域の共鳴音を低減しつつ小型軽量化を図ることができる吸音構造体及びこの吸音構造体が取り付けられたタイヤを提供する。
【解決手段】吸音構造体1は、線状に延びるスリット状の開口12を有する箱体10と、開口12と連通されて箱体10の中空部11側に延在する中空のネック部20と、を備える。箱体10は、天部13と、天部13の周縁部に接続されて天部13の延在方向と交差する方向に延びる側部14と、側部14に接続されて天部13と対向される底部15と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
線状に延びるスリット状の開口を有する箱体と、
前記開口と連通されて前記箱体の中空部側に延在する中空のネック部と、を備える、
吸音構造体。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記箱体は、
天部と、
前記天部の周縁部に接続されて前記天部の延在方向と交差する方向に延びる側部と、を有する、
請求項1に記載の吸音構造体。
【請求項3】
前記開口は、前記天部に形成されている、
請求項2に記載の吸音構造体。
【請求項4】
前記開口は、前記側部に形成されている、
請求項2に記載の吸音構造体。
【請求項5】
前記箱体は、前記側部に接続されて前記天部と対向される底部を更に有する、
請求項2に記載の吸音構造体。
【請求項6】
前記箱体は、複数の前記開口と、前記天部及び前記側部に接続されて前記中空部を二つの小空間に区分けする区画壁と、を有し、
前記区画壁は、前記二つの小空間のそれぞれに少なくとも一つの前記開口が連通されるように、前記中空部を区分けする、
請求項2に記載の吸音構造体。
【請求項7】
前記区画壁は、前記二つの小空間のそれぞれに一つの前記開口が連通されるように、前記中空部を区分けする、
請求項6に記載の吸音構造体。
【請求項8】
前記区画壁は、前記二つの小空間のうちの一方側に位置する第一区画壁部と、前記二つの小空間のうちの他方側に位置する第二区画壁部と、を有し、
前記天部及び前記側部は、前記第一区画壁部及び前記第二区画壁部により分割されている、
請求項6に記載の吸音構造体。
【請求項9】
前記第一区画壁部と前記第二区画壁部とは、前記天部に向かうに従い互いの離間距離が大きくなるように配置されている、
請求項8に記載の吸音構造体。
【請求項10】
前記第一区画壁部と前記第二区画壁部とは、前記天部とは反対側の端部において互いに接続されている、
請求項8に記載の吸音構造体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、吸音構造体及びタイヤに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、タイヤ内腔部の共鳴音を低減するためにタイヤの内腔部に取り付けられた吸音材(吸音構造体)が記載されている。この吸音材は、タイヤ内周面の全周にわたってタイヤ周方向に環状に延びている。吸音材には、中空の空気室と、タイヤの円周方向に沿って貫通される中空のチャネルと、が形成されている。チャネルは、スリット状に形成されており、吸音体の肉厚が、チャネルの深さとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-011707号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の走行時に生じるタイヤ内腔共鳴音は、例えば200Hz~300Hz程度の低周波帯となっている。特許文献1に記載された吸音材では、吸音材の肉厚を厚くしてチャネルの深さを深くすることで、このような低周波帯の共鳴音を低減することが可能である。しかしながら、吸音体の肉厚を厚くすると、吸音体が重くなるという問題が発生する。吸音体が重くなると、タイヤの回転バランスが低下しやすくなる可能性がある。また、空気室の容積を確保しつつ吸音体の肉厚を厚くすると、吸音体が大きくなるという問題が発生する。吸音体が大きくなると、タイヤ内腔部の気流の流れを阻害する可能性がある。
【0005】
本開示は、低周波域の共鳴音を低減しつつ小型軽量化を図ることができる吸音構造体及びこの吸音構造体が取り付けられたタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る吸音構造体は、線状に延びるスリット状の開口を有する箱体と、開口と連通されて箱体の中空部側に延在する中空のネック部と、を備える。
【0007】
この吸音構造体では、線状に延びるスリット状の開口を有する箱体と、開口と連通されて箱体の中空部側に延在する中空のネック部と、を備えるため、吸音構造体をヘルムホルツ共鳴器として機能させることができる。また、ネック部を長くすることで、低周波域の共鳴周波数のヘルツホルム共鳴を発生させることができる。しかも、箱体の肉厚を厚くしなくてもネック部を長くすることができるため、低周波域の共鳴音を低減しつつ小型軽量化を図ることができる。
【0008】
上述した吸音構造体において、箱体は、天部と、天部の周縁部に接続されて天部の延在方向と交差する方向に延びる側部と、を有してもよい。この吸音構造体では、箱体が、天部と、天部の周縁部に接続されて天部の延在方向と交差する方向に延びる側部と、を有することで、取付対象面に取り付けられた吸音構造体をヘルムホルツ共鳴器として機能させることができる。
【0009】
上述した吸音構造体において、開口は、天部に形成されていてもよい。この吸音構造体では、開口が天部に形成されていることで、音を開口に入射させやすくなる。
【0010】
上述した吸音構造体において、開口は、側部に形成されていてもよい。この吸音構造体では、開口が側部に形成されていることで、厚さ方向における吸音構造体の寸法が小さくても、ネック部を容易に長くすることができる。このため、容易に低周波域の共鳴周波数のヘルツホルム共鳴を発生させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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