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公開番号2024161517
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-19
出願番号2024137498,2021544534
出願日2024-08-19,2020-01-31
発明の名称若年性特発性関節炎を治療するための抗IL-6受容体抗体
出願人サノフィ・バイオテクノロジー,リジェネロン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド,REGENERON PHARMACEUTICALS, INC.
代理人個人,個人
主分類A61K 39/395 20060101AFI20241112BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】若年性特発性関節炎(JIA)の治療方法および治療に使用するための抗体を提供する。
【解決手段】ヒトインターロイキン-6受容体(hIL-6R)に特異的に結合する抗体を用いて、全身性若年性特発性関節炎および多関節型若年性特発性関節炎の症状を治療および改善する組成物および方法を提供する。前記抗体は約2mg/kg~約4mg/kgの用量で投与される。抗体はサリルマブである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
インターロイキン6(IL-6)受容体に特異的に結合する有効量の抗体を投与することを含む、それを必要とする対象における若年性特発性関節炎(JIA)を治療する方法であって、IL-6受容体に特異的に結合する抗体は、配列番号1の重鎖可変領域配列および配列番号2の軽鎖可変領域配列を含み、抗体は約2mg/kg~約4mg/kgの用量で投与される前記方法。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
IL-6受容体に特異的に結合する有効量の抗体を投与することを含む、それを必要とする対象におけるJIAを治療する方法であって、抗体は重鎖可変領域(VH)および軽鎖可変領域(VL)を含み、VHは配列番号1の配列内に見出される3つの相補性決定領域(CDR)を含み、VLは配列番号2の配列内に見出される3つのCDRを含み、抗体は約2mg/kg~約4mg/kgの用量で投与される前記方法。
【請求項3】
IL-6受容体に特異的に結合する有効量の抗体を投与することを含む、それを必要とする対象におけるJIAを治療する方法であって、IL-6受容体に特異的に結合する抗体は、配列番号1の重鎖可変領域配列および配列番号2の軽鎖可変領域配列を含み、抗体は約2mg/kgの用量で1週間ごとに投与される前記方法。
【請求項4】
IL-6受容体に特異的に結合する有効量の抗体を投与することを含む、それを必要とする対象におけるJIAを治療する方法であって、抗体はVHおよびVLを含み、VHは配列番号1の配列内に見出される3つのCDRを含み、VLは配列番号2の配列内に見出される3つのCDRを含み、抗体は約2mg/kgの用量で1週間ごとに投与される前記方法。
【請求項5】
IL-6受容体に特異的に結合する有効量の抗体を投与することを含む、それを必要とする対象におけるJIAを治療する方法であって、IL-6受容体に特異的に結合する抗体は、配列番号1の重鎖可変領域配列および配列番号2の軽鎖可変領域配列を含み、抗体は約2.5mg/kgの用量で1週間ごとに投与される前記方法。
【請求項6】
IL-6受容体に特異的に結合する有効量の抗体を投与することを含む、それを必要とする対象におけるJIAを治療する方法であって、抗体はVHおよび軽鎖VLを含み、VHは配列番号1の配列内に見出される3つのCDRを含み、VLは配列番号2の配列内に見出される3つのCDRを含み、抗体は約2.5mg/kgの用量で1週間ごとに投与される前記方法。
【請求項7】
IL-6受容体に特異的に結合する有効量の抗体を投与することを含む、それを必要とする対象におけるJIAを治療する方法であって、IL-6受容体に特異的に結合する抗体は、配列番号1の重鎖可変領域配列および配列番号2の軽鎖可変領域配列を含み、抗体は約2mg/kgの用量で2週間ごとに投与される前記方法。
【請求項8】
IL-6受容体に特異的に結合する有効量の抗体を投与することを含む、それを必要とする対象におけるJIAを治療する方法であって、抗体はVHおよびVLを含み、VHは配列番号1の配列内に見出される3つのCDRを含み、VLは配列番号2の配列内に見出される3つのCDRを含み、抗体は約2mg/kgの用量で2週間ごとに投与される前記方法。
【請求項9】
IL-6受容体に特異的に結合する有効量の抗体を投与することを含む、それを必要とする対象におけるJIAを治療する方法であって、IL-6受容体に特異的に結合する抗体は、配列番号1の重鎖可変領域配列および配列番号2の軽鎖可変領域配列を含み、抗体
は約2.5mg/kgの用量で2週間ごとに投与される前記方法。
【請求項10】
IL-6受容体に特異的に結合する有効量の抗体を投与することを含む、それを必要とする対象におけるJIAを治療する方法であって、抗体はVHおよびVLを含み、VHは配列番号1の配列内に見出される3つのCDRを含み、VLは配列番号2の配列内に見出される3つのCDRを含み、抗体は約2.5mg/kgの用量で2週間ごとに投与される前記方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2019年1月31日に出願された米国仮特許出願第62/799,698号;2019年5月22日に出願された米国仮特許出願第62/851,474号;2019年11月14日に出願された米国仮特許出願第62/935,395号;および2019年12月3日に出願された欧州特許願第19306553.9号の利益を主張し、これらの各々は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,400 文字)【0002】
分野
本開示は、全身性若年性特発性関節炎および多関節型若年性特発性関節炎(多関節および進展性少関節若年性特発性関節炎を含む)などの若年性特発性関節炎の治療分野に関する。本発明のある種の態様は、全身性若年性特発性関節炎および多関節型若年性特発性関節炎を治療するための、抗IL-6R抗体などのインターロイキン-6受容体(IL-6R)アンタゴニストの使用に関する。
【背景技術】
【0003】
若年性特発性関節炎(JIA)は小児の最も一般的なリウマチ性疾患である。JIAは、国際リウマチ学会(ILAR)により、16歳以前に発症し、他の公知の疾患を除外しても少なくとも6週間持続する病因不明の関節炎と定義されている(非特許文献1;非特許文献2;非特許文献3)。この状態は、多関節型JIAおよび全身型JIAを含む、ILARによって定義される7つのサブタイプを含む。その全体が参照により本明細書に組み込まれる非特許文献1を参照されたい。
【0004】
JIAの治療法は知られていない。罹患者の治療には従来の治療法を用いることができるが、持続型JIAの治療にはより効果的な治療法が必要である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
Petty,R.E.ら、2001、J Rheumatol.2004年;31巻(2号):390~2頁
Giannini,E.H.ら、1997年、Arthritis Rheum.40巻(7号):1202~9頁
Macaubas,C.ら、2009年、Nat Rev Rheumatol.5巻(11号):616~26頁
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、特に、IL-6Rに特異的に結合する有効量の抗体を投与することを含む、それを必要とする対象におけるJIAを治療する方法を提供する。
【0007】
ある実施形態では、JIAは全身性JIA(sJIA)である。
【0008】
ある実施形態では、IL-6Rに特異的に結合する抗体は、配列番号1の重鎖可変領域配列および配列番号2の軽鎖可変領域配列を含む。
【0009】
様々な実施形態では、抗体は重鎖可変領域(VH)および軽鎖可変領域(VL)を含み、VHは配列番号1の配列内に見出される3つの相補性決定領域(CDR)を含み、VL
は配列番号2の配列内に見出される3つのCDRを含む。様々な実施形態では、抗IL-6R抗体またはその抗原結合断片は、3つの重鎖相補性決定領域(HCDR;すなわち、HCDR1、HCDR2およびHCDR3)および3つの軽鎖相補性決定領域(LCDR;すなわち、LCDR1、LCDR2およびLCDR3)を含み、HCDR1は配列番号3のアミノ酸配列を含み、HCDR2は配列番号4のアミノ酸配列を含み、HCDR3は配列番号5のアミノ酸配列を含み、LCDR1は配列番号6のアミノ酸配列を含み、LCDR2は配列番号7のアミノ酸配列を含み、LCDR3は配列番号8のアミノ酸配列を含む。
【0010】
ある実施形態では、抗体はサリルマブである。
(【0011】以降は省略されています)

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