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公開番号2024158970
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023074652
出願日2023-04-28
発明の名称熱交換器
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類F28F 3/08 20060101AFI20241031BHJP(熱交換一般)
要約【課題】プレートの歪みを低減することのできる熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換器(1)は、第1プレート(11)と第2プレート(21)が積層されて構成され、第1プレート(11)の第1主面(11a)には、第1の溝(13)、第2の溝、第3の溝(15)が設けられ、第2プレート(21)の第2主面には、第1主面(11a)に設けられた第1の溝(13)と第3の溝(15)とを連通する第4の溝(23)と、第2の溝の一端に重なる位置から第3の溝(15)の他端に向かって延びて、第2の溝と第3の溝(15)とを連通する第5の溝が形成され、第1プレート(11)の第1主面(11a)と第2プレート(21)の第2主面(21a)とが接触して、複数の溝と複数の連通溝とにより冷媒の流路を画定する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
複数のプレートが積層されて構成される熱交換器であって、
複数の第1プレートと、
前記複数の第1プレートと交互に積層される第2プレートと、
を備え、
前記第1プレートは、第1主面を有し、
前記第1主面には、複数の溝が設けられ、
前記複数の溝は、前記第1プレートと前記第2プレートとの積層方向から見たときに、直線状の第1の溝と、前記第1の溝に沿って配置された直線状の第2の溝と、前記第1の溝および前記第2の溝が延びる方向に前記第1の溝および前記第2の溝と離れて設けられた第3の溝と、を含み、
前記第2プレートは、前記第1主面に対向する第2主面を有し、
前記第2主面には、前記第1主面に形成された前記複数の溝を連通する複数の連通溝が形成され、
前記複数の連通溝は、前記第1プレートと前記第2プレートとの積層方向から見たときに、前記第1の溝の一端に重なる位置から前記第3の溝の一端に向かって延びて、前記第1の溝と前記第3の溝とを連通する第4の溝と、前記第1プレートと前記第2プレートとの積層方向から見たときに、前記第2の溝の一端に重なる位置から前記第3の溝の他端に向かって延びて、前記第2の溝と前記第3の溝とを連通する第5の溝と、を含み、
前記第1プレートの前記第1主面と前記第2プレートの前記第2主面とが接触して、前記複数の溝と前記複数の連通溝とにより冷媒の流路を画定する、
熱交換器。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記第3の溝は、曲線状に形成される、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記複数の連通溝の深さは、前記複数の溝の深さよりも小さい、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記第1の溝の一端を画定する面は前記第1主面に対して傾斜し、前記第2の溝の一端を画定する面は、前記第1主面に対して傾斜している、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項5】
前記第2プレートは、前記第2主面に設けられた複数の突出部を有し、
前記複数の突出部は、前記第1プレートの前記複数の溝に配置され、
前記複数の突出部の前記第2主面からの高さは、前記複数の溝の深さよりも小さい、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項6】
前記複数の連通溝はそれぞれ、前記第1の溝または前期第2の溝が延びる方向に沿って直線状に形成される、
請求項1に記載の熱交換器。
【請求項7】
前記第1プレートの厚さは、0.08mm以上0.25mm以下である、
請求項1に記載の熱交換器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
異なる熱エネルギーを有する流体間において熱エネルギーを交換するために、熱交換器が使用される。熱交換器は、空気調和気、コンピュータ、および各種電子機器などの様々な機器に使用される。
【0003】
特許文献1には、プレートフィン積層体の各層間に第2流体を流して、プレートフィン流路に流れる第1流体と第2流体との間で熱交換器を行う熱交換器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-63637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の熱交換器において、プレートに歪みが生じてしまうという課題がある。
【0006】
本開示は、プレートの歪みを低減することのできる熱交換器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様にかかる熱交換器は、
複数のプレートが積層されて構成される熱交換器であって、
複数の第1プレートと、
前記複数の第1プレートと交互に積層される第2プレートと、
を備え、
前記第1プレートは、第1主面を有し、
前記第1主面には、複数の溝が設けられ、
前記複数の溝は、前記第1プレートと前記第2プレートとの積層方向から見たときに、直線状の第1の溝と、前記第1の溝に沿って配置された直線状の第2の溝と、前記第1の溝および前記第2の溝が延びる方向に前記第1の溝および前記第2の溝と離れて設けられた第3の溝と、を含み、
前記第2プレートは、前記第1主面に対向する第2主面を有し、
前記第2主面には、前記第1主面に形成された前記複数の溝を連通する複数の連通溝が形成され、
前記複数の連通溝は、前記第1プレートと前記第2プレートとの積層方向から見たときに、前記第1の溝の一端に重なる位置から前記第3の溝の一端に向かって延びて、前記第1の溝と前記第3の溝とを連通する第4の溝と、前記第1プレートと前記第2プレートとの積層方向から見たときに、前記第2の溝の一端に重なる位置から前記第3の溝の他端に向かって延びて、前記第2の溝と前記第3の溝とを連通する第5の溝と、を含み、
前記第1プレートの前記第1主面と前記第2プレートの前記第2主面とが接触して、前記複数の溝と前記複数の連通溝とにより冷媒の流路を画定する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によると、プレートの歪みを低減することのできる熱交換器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1にかかる熱交換器の全体斜視図
図1の熱交換器の分解斜視図
図1の熱交換器の第1プレートを示す斜視図
図3の第1プレートを反対の方向から見た斜視図
図1の熱交換器の第2プレートを示す斜視図
図5の第2プレートを反対の方向から見た斜視図
第1プレートと第2プレートとが積層されている状態を示す斜視図
図7のA-A断面の一部を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
(本開示に至った経緯)
2種類のプレートが積層されて構成される熱交換器が知られている。2種類のプレートのうち、一方のプレートに冷媒の流路となる溝が形成されている。例えば、特許文献1には、プレートフィンのうち第1フィン部材にプレートフィン流路が形成された熱交換器が開示されている。特許文献1の熱交換器では、第1フィン部材において、凹みにより蛇行するプレートフィン流路が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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