TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024158897
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074518
出願日
2023-04-28
発明の名称
表示装置
出願人
シャープディスプレイテクノロジー株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
G02F
1/13357 20060101AFI20241031BHJP(光学)
要約
【課題】表示品位の向上を図る。
【解決手段】表示装置10は、青色の波長領域に含まれる第1波長λ1が主発光波長とされる第1発光素子25と、青色の波長領域に含まれて第1波長λ1よりも長波長の第2波長λ2が主発光波長とされる第2発光素子26と、第1発光素子25及び第2発光素子26に対して出光側に配される第1カラーフィルタ22αであって、青色の波長領域の光である青色光を選択的に透過し、透過スペクトルのピーク波長が、青色の波長領域に含まれる第3波長λ3とされる第1カラーフィルタ22αと、第1発光素子25及び第2発光素子26に対して出光側に配される第2カラーフィルタ22βであって、青色光を選択的に透過し、透過スペクトルのピーク波長が、青色の波長領域に含まれて第3波長λ3よりも長波長の第4波長λ4とされる第2カラーフィルタ22βと、を備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
青色の波長領域に含まれる第1波長が主発光波長とされる第1発光素子と、
前記青色の波長領域に含まれて前記第1波長よりも長波長の第2波長が主発光波長とされる第2発光素子と、
前記第1発光素子及び前記第2発光素子に対して出光側に配される第1カラーフィルタであって、前記青色の波長領域の光である青色光を選択的に透過し、透過スペクトルのピーク波長が、前記青色の波長領域に含まれる第3波長とされる第1カラーフィルタと、
前記第1発光素子及び前記第2発光素子に対して出光側に配される第2カラーフィルタであって、前記青色光を選択的に透過し、透過スペクトルのピーク波長が、前記青色の波長領域に含まれて前記第3波長よりも長波長の第4波長とされる第2カラーフィルタと、を備える表示装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1カラーフィルタ及び前記第2カラーフィルタの面積の和に占める前記第1カラーフィルタの面積の比率を第1面積比率とし、前記第1カラーフィルタ及び前記第2カラーフィルタの前記透過スペクトルのピーク強度の和に占める前記第1カラーフィルタの前記ピーク強度の比率を第1ピーク強度比率としたとき、
前記第1カラーフィルタは、前記第1面積比率または前記第1ピーク強度比率が、12%~68%の範囲とされる請求項1記載の表示装置。
【請求項3】
前記第1カラーフィルタは、前記第1面積比率または前記第1ピーク強度比率が、20%~60%の範囲とされる請求項2記載の表示装置。
【請求項4】
前記第1カラーフィルタは、前記第1面積比率または前記第1ピーク強度比率が、30%~50%の範囲とされる請求項3記載の表示装置。
【請求項5】
光を照射する照明装置と、
前記照明装置からの光を利用して画像を表示する表示パネルと、を備え、
前記照明装置は、前記第1発光素子及び前記第2発光素子に加えて、前記第1発光素子及び前記第2発光素子に対して出光側に配されて前記青色の波長領域の光である青色光を、緑色の波長領域から赤色の波長領域までに含まれる光に波長変換する波長変換部を有し、
前記表示パネルは、前記第1カラーフィルタ及び前記第2カラーフィルタに加えて、前記緑色の波長領域の光である緑色光を選択的に透過する第3カラーフィルタと、前記赤色の波長領域の光である赤色光を選択的に透過する第4カラーフィルタと、を有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項6】
前記表示パネルは、表示単位である画素を構成する画素電極を複数有しており、
複数の前記画素電極には、前記第1カラーフィルタ及び前記第2カラーフィルタと重畳して配される第1画素電極と、前記第3カラーフィルタと重畳して配される第2画素電極と、前記第4カラーフィルタと重畳して配される第3画素電極と、が含まれ、
前記第1カラーフィルタは、前記第1画素電極の一部と重畳して配され、
前記第2カラーフィルタは、前記第1カラーフィルタに隣接する位置にて前記第1画素電極のうちの残りの部分と重畳して配される請求項5記載の表示装置。
【請求項7】
前記表示パネルは、表示単位である画素を構成する画素電極を複数有しており、
複数の前記画素電極には、前記第1カラーフィルタと重畳して配される第4画素電極と、前記第2カラーフィルタと重畳して配される第5画素電極と、前記第3カラーフィルタと重畳して配される第6画素電極と、前記第4カラーフィルタと重畳して配される第7画素電極と、が含まれる請求項5記載の表示装置。
【請求項8】
前記第4画素電極及び前記第5画素電極は、面積が同じとされており、
前記第1カラーフィルタ及び前記第2カラーフィルタは、面積が同じとされて膜厚と含有する顔料または染料の濃度との少なくとも一方が異なる請求項7記載の表示装置。
【請求項9】
前記第1カラーフィルタ及び前記第2カラーフィルタは、面積が異なる請求項7記載の表示装置。
【請求項10】
前記照明装置は、光源を備え、
前記光源は、前記第1発光素子及び前記第2発光素子と、前記第1発光素子及び前記第2発光素子を収容する収容部と、前記収容部内に充填されて前記第1発光素子及び前記第2発光素子を封止する封止部と、を有する請求項5記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、表示装置の一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1には、表示装置としてバックライト付きディスプレイが開示されている。特許文献1に記載されたバックライト付きディスプレイは、全体的なパワーを有するスペクトルパワー分布(SPD:spectral power distribution)、および全体的なパワーの少なくとも25%の青色SPDパワーを有する440~490nmの青色範囲を有する高概日刺激バックライトスペクトルを発するように構成されたバックライトと、少なくとも3つのサブピクセルを形成する少なくとも1つの第1のフィルタ、第2のフィルタ、および第3のフィルタを含む少なくとも3つのフィルタを含むピクセルアレイであって、バックライトがピクセルアレイに対して光を照射するように構成された、ピクセルアレイと、を備え、ディスプレイ光は、少なくとも85%のsRGBカバー率を有する色域を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2022/0404667号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した特許文献1に記載されたバックライト付きディスプレイでは、バックライトが、主発光波長の異なる紫色LEDとロングブルーLEDとを有している。例えば、紫色LEDの発光量とロングブルーLEDの発光量とを調整することで、サーカディアンリズムに適合した光を利用した画像の表示が可能となる。しかしながら、紫色LEDの発光量とロングブルーLEDの発光量とが変動すると、それに起因して表示画像における白色に係る色度も変動し得る。このため、例えば画像が表示される時間帯によって表示画像の色味が変動することになり、表示品位が芳しくない、という問題があった。
【0005】
本明細書に記載の技術は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、表示品位の向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本明細書に記載の技術に関わる表示装置は、青色の波長領域に含まれる第1波長が主発光波長とされる第1発光素子と、前記青色の波長領域に含まれて前記第1波長よりも長波長の第2波長が主発光波長とされる第2発光素子と、前記第1発光素子及び前記第2発光素子に対して出光側に配される第1カラーフィルタであって、前記青色の波長領域の光である青色光を選択的に透過し、透過スペクトルのピーク波長が、前記青色の波長領域に含まれる第3波長とされる第1カラーフィルタと、前記第1発光素子及び前記第2発光素子に対して出光側に配される第2カラーフィルタであって、前記青色光を選択的に透過し、透過スペクトルのピーク波長が、前記青色の波長領域に含まれて前記第3波長よりも長波長の第4波長とされる第2カラーフィルタと、を備える。
【0007】
(2)また、上記表示装置は、上記(1)に加え、前記第1カラーフィルタ及び前記第2カラーフィルタの面積の和に占める前記第1カラーフィルタの面積の比率を第1面積比率とし、前記第1カラーフィルタ及び前記第2カラーフィルタの前記透過スペクトルのピーク強度の和に占める前記第1カラーフィルタの前記ピーク強度の比率を第1ピーク強度比率としたとき、前記第1カラーフィルタは、前記第1面積比率または前記第1ピーク強度比率が、12%~68%の範囲とされてもよい。
【0008】
(3)また、上記表示装置は、上記(2)に加え、前記第1カラーフィルタは、前記第1面積比率または前記第1ピーク強度比率が、20%~60%の範囲とされてもよい。
【0009】
(4)また、上記表示装置は、上記(3)に加え、前記第1カラーフィルタは、前記第1面積比率または前記第1ピーク強度比率が、30%~50%の範囲とされてもよい。
【0010】
(5)また、上記表示装置は、上記(1)から上記(4)のいずれかに加え、光を照射する照明装置と、前記照明装置からの光を利用して画像を表示する表示パネルと、を備え、前記照明装置は、前記第1発光素子及び前記第2発光素子に加えて、前記第1発光素子及び前記第2発光素子に対して出光側に配されて前記青色の波長領域の光である青色光を、緑色の波長領域から赤色の波長領域までに含まれる光に波長変換する波長変換部を有し、前記表示パネルは、前記第1カラーフィルタ及び前記第2カラーフィルタに加えて、前記緑色の波長領域の光である緑色光を選択的に透過する第3カラーフィルタと、前記赤色の波長領域の光である赤色光を選択的に透過する第4カラーフィルタと、を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
古河電気工業株式会社
融着機
9日前
有限会社宮城運輸機工
管内検査カメラ
23日前
キヤノン株式会社
光学装置
17日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
9日前
興和株式会社
光学素子、及び光学設計方法
2日前
株式会社タケダ企画
補聴器機能を有する眼鏡
19日前
古河電気工業株式会社
光ファイバテープ心線
23日前
日東電工株式会社
光通信ケーブル
9日前
株式会社海野技研
光吸収体およびその製造方法
9日前
東海光学株式会社
バンドパスフィルター
11日前
マレリ株式会社
表示装置
17日前
アンリツ株式会社
光学素子の姿勢調整装置
17日前
キヤノン株式会社
光走査装置
23日前
株式会社アイシン
調光装置、及び調光方法
9日前
キヤノン株式会社
レンズ装置及び撮像装置
10日前
有限会社金栄堂
レンズ組立品、及びアイウェア
17日前
住友電気工業株式会社
光変調器
17日前
スタンレー電気株式会社
光走査装置
11日前
株式会社ジャパンディスプレイ
液晶表示装置
11日前
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
9日前
新光電気工業株式会社
光導波路装置及びその製造方法
10日前
株式会社エンプラス
照射ユニット
11日前
キヤノン株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
3日前
ニデック株式会社
光学部材、レンズユニット及び光学部材の製造方法
9日前
キヤノン株式会社
レンズ装置及び撮像装置
3日前
株式会社キーエンス
レンズユニットおよび拡大観察装置
18日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置
23日前
キヤノン株式会社
光走査装置及び画像形成装置
11日前
JSR株式会社
組成物および光学部材
17日前
キヤノン株式会社
物品、部材および構造体
18日前
X-Gate株式会社
三次元画像の表示装置と三次元画像の表示方法
17日前
キヤノン株式会社
制御装置、光学装置、および制御方法
9日前
キヤノン株式会社
ズームレンズ及び撮像装置
18日前
キヤノン株式会社
光学装置、制御システム、及び移動装置
23日前
キヤノン株式会社
ズームレンズ及び撮像装置
18日前
住友化学株式会社
光学積層体の製造方法および光学積層体
10日前
続きを見る
他の特許を見る