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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024154657
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023068602
出願日2023-04-19
発明の名称三次元画像の表示装置と三次元画像の表示方法
出願人X-Gate株式会社
代理人個人
主分類G02B 30/56 20200101AFI20241024BHJP(光学)
要約【課題】回転ディスプレイと壁との距離が短いと、壁によって奥行きが制限されるように感じられる。回転ディスプレイは、ブレード音が出る事と、回転部分に人が近づくと危険である。
【解決手段】 ハーフミラーとノーマルミラーとの間に、回転する発光素子アレイを挟んで配置する。フレームの内壁の多重反射像により壁に囲まれた空間の奥行きを拡大させる。動画像の三次元的な動きの効果を高めることができる。回転する発光素子アレイを包囲するので、回転部分が覆われるから安全性が高い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
残像効果を利用して動画像を表示するための発光素子アレイと、この発光素子アレイを回転軸を中心に回転させる駆動装置と、
上記の発光素子アレイの照射光が直接照射される表面側にハーフミラーを配置し、その発光素子アレイの背面側にノーマルミラーを配置し、ハーフミラーとノーマルミラーとの間に発光素子アレイを挟んで配置したことを特徴とする三次元動画像表示装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
ハーフミラーとノーマルミラーとそれらの周囲を囲むフレームとで、発光素子アレイを包囲し、フレームの内面を照明を用いて照射して、回転する発光素子アレイの周囲に、ハーフミラー越しに、フレームの内壁の多重反射像を見せることを特徴とする請求項1に記載の三次元動画像表示装置。
【請求項3】
ハーフミラーもしくはノーマルミラーの、発光素子アレイにより表示される画像の表示領域と向き合う面に、周辺部分よりも光反射率を低下させた領域を設けたことを特徴とする請求項1に記載の三次元動画像表示装置。
【請求項4】
ノーマルミラーとハーフミラーとに挟まれた空間に、回転ディスプレイにより回転される発光素子アレイを配置して、ノーマルミラーとハーフミラーの周辺をフレームで囲み、フレームの内壁の多重反射像により奥行きが拡張された空間を表示し、発光素子アレイにより表示される三次元動画像がこの拡張された空間中で動き回るように、発光素子アレイの表示画像を制御することを特徴とする三次元動画像の表示方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は回転ディスプレイを使用した三次元画像の表示装置と三次元画像の表示方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータやテレビジョン受信機に設けられた通常の平面ディスプレイに動画を表示しても、その動画を立体的に表示するには限界がある。一方、特許文献1や特許文献2で紹介されたような回転ディスプレイで動画を表示すると、高い立体感が得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
日本特許第6676831号公報
米国特許公開第2009/0002270号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図7に特許文献1で紹介した回転ディスプレイの斜視図を示した。図8はその側面図、図9はその平面図である。この回転ディスプレイは、プレート12上に発光素子アレイ14が搭載されており、駆動装置の回転軸16により矢印A方向に回転駆動される。発光素子アレイ14に画像データが入力すると、人の視覚の残像効果を利用して動画像を表示する。
【0005】
図10は壁面に回転ディスプレイをとり付けた従来例の側面図である。壁36の手前の空間で動画像中の動物等が三次元方向に自在に移動しているように感じることができる。この装置により、平面ディスプレイによる画像よりも高い立体感が得られる。しかしながら回転ディスプレイと壁36との距離が短いと、壁36によって奥行きが制限され立体感が損なわれる。
【0006】
一方、図11に示した従来例では、壁36から十分に離して回転ディスプレイを取り付けた。このほうが図10の例よりも動画像の奥行きを感じることができる。しかしながら、回転ディスプレイは、回転部分に人が近づくと危険である。従って、防護用のカバー等が必要になる。そのため、回転ディスプレイの設置スペースが大きくなるという問題があった。また、駆動装置による回転音が気になるという問題もあった。
【0007】
図12に示した従来例では、天井38から回転ディスプレイを吊して固定している。これで、壁を取り除くことができる。しかしながら、この構造も図11の例と同様に、回転ディスプレイの設置スペースが大きくなるという問題があった。
【0008】
本発明では、回転ディスプレイによる三次元画像の立体感を十分に高めつつ、設備を小型化し、ブレード音の少音化、かつ、安全性を高めた三次元画像の表示装置と、三次元画像の表示方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
【0010】
<構成1>
残像効果を利用して動画像を表示するための発光素子アレイと、この発光素子アレイを回転軸を中心に回転させる駆動装置と、
上記の発光素子アレイの照射光が直接照射される表面側にハーフミラーを配置し、その発光素子アレイの背面側にノーマルミラーを配置し、ハーフミラーとノーマルミラーとの間に発光素子アレイを挟んで配置したことを特徴とする三次元動画像表示装置。
(【0011】以降は省略されています)

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