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公開番号2024151597
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023065064
出願日2023-04-12
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B60L 15/20 20060101AFI20241018BHJP(車両一般)
要約【課題】周辺状況に合わせて、車両の最適な減速制御を行う。
【解決手段】車両の運転に関する情報を生成する情報処理装置100であって、第1の車両に先行する第2の車両から収集した情報に基づいて、第1の車両200が停止する要因を周期的に推定することと、推定の結果に基づいて、第1の車両200の停止の要否および停止位置を判定することと、停止位置において、第1の車両200が停止する必要があると判定された場合に、第1の車両200が停止位置で停止するための減速パターンを含む運転計画を生成することと、を実行する制御部110を有し、制御部110は、推定の確信度がより低い場合において、推定の周期をより短く設定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の運転に関する情報を生成する情報処理装置であって、
第1の車両に先行する第2の車両から収集した情報に基づいて、前記第1の車両が停止する要因を周期的に推定することと、
前記推定の結果に基づいて、前記第1の車両の停止の要否および停止位置を判定することと、
前記停止位置において、前記第1の車両が停止する必要があると判定された場合に、前記第1の車両が前記停止位置で停止するための減速パターンを含む運転計画を生成することと、
を実行する制御部を有し、
前記制御部は、前記推定の確信度がより低い場合において、前記推定の周期をより短く設定する、
情報処理装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記停止位置までの理想的な減速パターンであるマスタパターンを、前記停止位置の地理的位置と関連付けて記憶する記憶部をさらに有し、
前記制御部は、前記判定された停止位置の地理的位置に対応する前記マスタパターンを用いて、前記運転計画を生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、生成された前記運転計画の対象期間における前記第1の車両の実際の減速の状態を表す実減速データと、前記運転計画の対象期間における前記推定の確信度に基づいて、前記停止位置に対応する前記マスタパターンを更新する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記マスタパターンの更新において、前記推定の確信度が低いほど、前記実減速データの重みを小さくする、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、生成された前記運転計画に含まれる減速パターンが示す前記第1の車両の速度と、前記第1の車両の実際の速度とが所定の値以上乖離している場合、前記減速パターンの示す前記第1の車両の速度と、前記第1の車両の速度とが前記所定の値以上乖離していない場合と比べて、前記推定の周期をより短く設定する、
請求項1に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の運転支援に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両の運転支援に関する技術が数多く知られている。これに関して、例えば、特許文献1には、交差点までの距離、車両の速度および信号情報に基づいて、交差点に進入する際に危険運転状態か否かを判定し、危険運転状態であり、車両を停止させると判定された場合に、回生制動走行または惰性走行を行う時間帯を特定する運転支援装置等が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-004105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
機械学習の発展に伴い、車両から収集したデータの分析に基づいた運転支援技術の活用が、今後ますます増加すると考えられる。
【0005】
本開示は、周辺状況に合わせて、車両の最適な減速制御を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の実施形態の一態様は、
車両の運転に関する情報を生成する情報処理装置であって、第1の車両に先行する第2の車両から収集した情報に基づいて、前記第1の車両が停止する要因を周期的に推定することと、前記推定の結果に基づいて、前記第1の車両の停止の要否および停止位置を判定することと、前記停止位置において、前記第1の車両が停止する必要があると判定された場合に、前記第1の車両が前記停止位置で停止するための減速パターンを含む運転計画を生成することと、を実行する制御部を有し、前記制御部は、前記推定の確信度がより低い場合において、前記推定の周期をより短く設定する、情報処理装置である。
【0007】
また、他の態様として、上記の装置が実行する方法、当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、周辺状況に合わせて、車両の最適な減速制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
情報処理装置が実行する処理の概念図。
実施形態に係る情報処理装置を含むシステムが有する構成要素を説明する図。
実施形態に係る情報処理装置の制御部が実行する推定処理のフローチャート。
実施形態に係る情報処理装置100の制御部110が実行する第1の車両を停止させる処理のフローチャート。
実施形態に係る情報処理装置100の制御部110が実行する確信度に基づくマスタパターンの更新の処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
低燃費走行等を実現するため、前方の交差点等の状況に合わせて、車両の減速を支援する運転支援装置が知られている。
(【0011】以降は省略されています)

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