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公開番号2024150482
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2024107177,2021531052
出願日2024-07-03,2019-11-26
発明の名称スライド式固定装置を備えた自動レーシングフットウェア
出願人ナイキ イノベイト シーブイ
代理人個人,個人,個人
主分類A43C 11/16 20060101AFI20241016BHJP(履物)
要約【課題】自動レーシング(紐締め)モータおよびスライド式固定装置を有するフットウェア製品を提供する。
【解決手段】フットウェアのミッドソールに対して固定されたアッパーで、足を受け入れるための開口部を形成し、開口部はフットウェア製品を着用者の足に固定するために、アッパーの第1のセグメントとアッパーの第2のセグメントとの間で調整可能である、アッパーとスライド式固定装置とを含む。スライド式固定装置は、アッパーの第1のセグメントと第2のセグメントとの間に結合され、ある長さのトラックに沿ってスライドし、第1および第2のセグメントを一緒に固定するように構成されている。電動レーシングシステムがレースと係合してレースの張力を増減する。レースはスライド式固定装置に固定され、レースに張力がかかると、レースがスライド式固定装置をトラックに沿ってスライドさせ、前記第1および第2のセグメントを一緒に固定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
フットウェア製品であって、
ミッドソールと、
前記ミッドソールに対して固定されたアッパーであって、着用者の足を受け入れるため
の開口部を形成し、前記開口部は、フットウェア製品を着用者の足に固定するために、ア
ッパーの第1のセグメントとアッパーの第2のセグメントとの間で調整可能である、アッ
パーと、
前記アッパーの第1のセグメントと第2のセグメントとの間に結合され、ある長さのト
ラックに沿ってスライドし、前記第1および第2のセグメントを一緒に固定するように構
成されたスライド式固定装置と、
前記ミッドソール内に配置され、レースと係合してレースの張力を増減するように構成
された電動レーシングシステムと、
を備え、
前記電動レーシングシステムが、
モータと、
前記モータに動作可能に結合され、前記レースの張力をそれぞれ増加および減少させる
ために前記レースを巻き取りおよび巻き戻すように構成されたレーススプールと、
を備え
前記レースが前記スライド式固定装置に固定され、前記レースに張力がかかると、前記
レースが前記スライド式固定装置を前記トラックに沿ってスライドさせ、前記第1および
第2のセグメントを一緒に固定する、
フットウェア製品。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記スライド式固定装置がジッパーを含む、請求項1に記載のフットウェア製品。
【請求項3】
前記アッパーがスロート部を含み、前記第1および第2のセグメントがスロート部の対
向縁部に結合されている、請求項1に記載のフットウェア製品。
【請求項4】
前記第1および第2のセグメントが、前記フットウェア製品の内側部または外側部の開
口部の対向縁にある、請求項1に記載のフットウェア製品。
【請求項5】
前記第1および第2のセグメントが、前記フットウェア製品のヒールカウンタ部の開口
部の対向縁にある、請求項1に記載のフットウェア製品。
【請求項6】
前記アッパーに固定された複数のレースガイドをさらに含み、前記レースが前記複数の
レースガイドを通って延在し、前記レースに張力を加えると、前記アッパーの一部がさら
に収縮する、請求項1に記載のフットウェア製品。
【請求項7】
前記レースに張力を加えると、前記スライド式固定装置が前記トラックに沿ってスライ
ドした後、前記アッパーの一部が収縮する、請求項6に記載のフットウェア製品。
【請求項8】
前記レースに張力を加えると、前記スライド式固定装置が前記トラックに沿ってスライ
ドするのを停止した後、前記アッパーの一部が収縮する、請求項7に記載のフットウェア
製品。
【請求項9】
前記アッパーは、前記モータがレースを巻き戻したときに前記開口部から足を取り出す
ことにより、スライド式固定装置がトラックに沿って反対方向にスライドするように構成
されている、請求項7に記載のフットウェア製品。
【請求項10】
前記アッパーの一部分を収縮させることにより、隣接するレースガイド間の垂直距離が
減少する、請求項6に記載のフットウェア製品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
優先権出願
本出願は、2018年11月30日に出願された米国仮特許出願第62/773,37
9 号に対する優先権の利益を主張し、その内容は参照によりその全体が本明細書に組み
込まれる。
続きを表示(約 2,900 文字)【0002】
本明細書に開示される主題は、概して、自動レーシング(紐締め)モータおよびスライ
ド式固定装置を有するフットウェア製品に関する。
【背景技術】
【0003】
靴などのフットウェア製品は、従来の構成要素および従来にない構成要素の両方の、様
々な構成要素を含み得る。従来の構成要素は、フットウェア製品内に着用者の足を包み込
み、固定するためのアッパー、ソール、およびレース(紐)または他の固定機構を含み得
る。従来にない、電動レーシングシステムはレースと係合してレースを締めたり緩めたり
することができる。追加または代替の電子機器は、フットウェア製品のための様々な機能
、例えば、モータの動作および駆動、フットウェア製品の性質に関する情報の感知、照明
式ディスプレイおよび/または他の知覚刺激等を提供することができる。
【0004】
いくつかの実施形態は、例示として示されており、添付図面の図に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1は、例示的な実施形態における、フットウェア製品の電動レーシングシステムの構成要素の分解図である。
図2は、例示的な実施形態における、電動レーシングシステムの構成要素のブロック図を概略的に示す。
図3は、例示的な実施形態における、電動レーシングシステムおよびスライド式固定装置を組み込んだフットウェア製品の描写である。
図4A~図4Dは、例示的な実施形態における、フットウェア製品が締め付けられるプロセスを示す図である。
図5Aおよび図5Bは、可撓性の細長いスプールを有するフットウェア製品の描写である。
図6Aおよび図6Bは、例示的な実施形態における、フットウェア製品のスライド式固定装置の代替位置を示す。
図7A~図7Cは、例示的な実施形態例における、フットウェア製品のスライド式固定装置の代替位置を示す。
図8A~図8Cは、様々な例示的な実施形態における、フットウェア製品のレーシングアーキテクチャの代わりに、またはそれと組み合わせて利用することができるレーシングアーキテクチャを示す。
【発明を実施するための形態】
【0006】
例示的な方法及びシステムは、自動レーシングモータを有するフットウェア製品を対象
とする。これらの例は、取り得る形態を単に代表するものである。特に明記しない限り、
構成要素及び機能は、任意のものであり、組み合わされても細分化されてもよく、動作は
、順序が変わってもよく、組み合わされても細分化されてもよい。以下の説明では、説明
の目的のために、例示的な実施形態の完全な理解を提供するように、多数の特定の詳細が
記載される。しかしながら、本主題は、これらの特定の詳細なしに実施され得ることは当
業者に明らかであろう。
【0007】
靴などのフットウェア製品は、従来の構成要素及び従来にない構成要素の両方の、様々
な構成要素を含んでいる。従来の構成要素は、アッパー、ソール、及びレース、或いはフ
ットウェア製品内に着用者の足を囲んで固定するための他の固定機構を含み得る。従来に
ない、電動レーシングシステムは、レースと係合して、レースを締め付け及び/又は緩め
ることができる。追加又は代替の電子機器は、フットウェア製品のための様々な機能、モ
ータの動作及び駆動、フットウェア製品の性質に関する情報の感知、照明式ディスプレイ
及び/又は他の感覚刺激の提供などを含む、を提供することができる。
【0008】
概して、特に運動活動の実施のためのフットウェア製品では、フットウェア製品のサイ
ズ、形状、頑強性及び重さなどの特徴が特に重要となり得る。1つのレース、複数のレー
ス、または他の引締め力部材を締めることによってフットウェアを足にしっかりと固定す
る能力は、着用性、快適性、および性能をさらに向上させる可能性がある。フットウェア
のアッパーの所望の範囲にわたって適度のタイト感を提供することは、自動レーシングフ
ットウェアおよび一般のフットウェアに特有の課題であり得る。
【0009】
ジッパーなどのスライド式の固定装置を使用することにより、フットウェアの足への固
定を促進しようとする自動レーシングフットウェアを開発した。レースは、モータとスプ
ールの両方に加えて、スライド式固定装置とも係合する。モータを作動させ、スプールを
回転させることにより、レースにかかる力がスライド式固定装置に伝達され、スライド式
固定装置が自動的に閉じて、フットウェアの足への固定を促進する。レースは、フットウ
ェア製品の足への固定をさらに促進するために、レースガイドを通して延在させることも
できる。
【0010】
図1は、例示的な実施形態における、フットウェア製品用の電動レーシングシステムの
構成要素の分解図である。システムはフットウェアに関して説明されているが、フットウ
ェア製品に関して説明されている原理は、様々なウェアラブル製品のいずれにも等しくよ
く適用されることを認識および理解されたい。図1に示される電動レーシングシステム1
00は、筐体構造103を有するレーシングエンジン102、蓋104、アクチュエータ
106、ミッドソールプレート108、ミッドソール110、およびアウトソール112
を含む。図1は、自動レーシングフットウェアプラットフォームの構成要素の基本的な組
み立て順序を示している。電動レーシングシステム100は、ミッドソールプレート10
8がミッドソール内に固定された状態から始まる。次に、アクチュエータ106が、アウ
トソール112に埋め込むことができるインタフェースボタンに対向するミッドソールプ
レートの外側部の開口部に挿入される。次に、レーシングエンジン102が、ミッドソー
ルプレート108内に挿入される。一例では、レーシングシステム100は、レーシング
ケーブルの連続ループの下に挿入され、レーシングケーブルは、レーシングエンジン10
2(後述する)のスプールとアライメントされる。最後に、蓋104が、ミッドソールプ
レート108の溝に挿入され、閉位置に固定され、ミッドソールプレート108の凹部に
ラッチされる。蓋104は、レーシングエンジン102を保持することができ、動作中の
レーシングケーブルのアライメントの維持を補助することができる。レーススプール22
0(図2参照)は蓋104の下にある。
(【0011】以降は省略されています)

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