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公開番号2024148661
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062003
出願日2023-04-06
発明の名称電力管理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類H02J 3/46 20060101AFI20241010BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】より適正なエネルギ管理を行なう。
【解決手段】電力系統に接続される少なくとも1つの発電システムと、電力系統に接続される少なくとも1つの蓄電装置と、を管理する電力管理システムであって、時間帯毎に予測される発電システムの発電量である予測発電量および電力系統における電力需要である予測電力需要とに基づいて、時間帯毎の発電量および電力需要の予測の信頼度が高い時間帯で蓄電装置を充放電させる。これにより、より適正なエネルギ管理を行なえる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電力系統に接続される少なくとも1つの発電システムと、前記電力系統に接続される少なくとも1つの蓄電装置と、を管理する電力管理システムであって、
時間帯毎に予測される前記発電システムの発電量である予測発電量と前記電力系統における電力需要である予測電力需要とに基づいて、時間帯毎の前記発電量および前記電力需要の予測の信頼度が高い時間帯で前記蓄電装置を充放電させる
電力管理システム。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
請求項1記載の電力管理システムであって、
時間帯毎の前記蓄電装置の充放電指示量を前記信頼度で除した値を積算した積算値が最小となるように、時間帯毎での前記充放電指示量を設定し、時間帯毎に設定した前記充放電指示量で前記蓄電装置を充放電させる
電力管理システム。
【請求項3】
請求項1または2記載の電力管理システムであって、
前記信頼度は、前記発電量の予測および前記電力需要の予測の少なくとも一方が外れやすい時間帯として予め定められた所定時間帯については前記所定時間帯と異なる時間帯に比して低く設定される
電力管理システム。
【請求項4】
請求項3記載の電力管理システムであって、
前記発電システムは、再生可能エネルギを用いて発電し、
前記所定時間帯は、日の出の時間帯、および、日の入りの時間帯、および、曇天の時間帯のうちの少なくとも1つである
電力管理システム。
【請求項5】
請求項3記載の電力管理システムであって、
前記蓄電装置は、車両に搭載され、
前記所定時間帯は、前記車両が発進する時間帯である
電力管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力管理システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の電力管理システムとしては、電力系統に接続される発電システム(電源ユニット)と、電力系統に接続される複数の蓄電装置(蓄電池)と、を管理するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、将来の需給バランスを予測し、予測結果に基づいて予め蓄電装置の蓄電割合を基準SOCに維持させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-119727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述の電力管理システムでは、電力需要や発電システムでの発電電力を精度よく予測することが困難である。予測が外れると、実際には発電システムでの発電電力が電力需要に比して余剰であるにも拘わらず、電力系統からの電力で蓄電装置を充電したり、蓄電装置から電力系統に放電するなど、適正なエネルギ管理を行なえないことがある。
【0005】
本発明の電力管理システムは、より適正なエネルギ管理を行なうことを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電力管理システムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明の電力管理システムは、
電力系統に接続される少なくとも1つの発電システムと、前記電力系統に接続される少なくとも1つの蓄電装置と、を管理する電力管理システムであって、
時間帯毎に予測される前記発電システムの発電量である予測発電量と前記電力系統における電力需要である予測電力需要とに基づいて、時間帯毎の前記発電量および前記電力需要の予測の信頼度が高い時間帯で前記蓄電装置を充放電させる
ことを要旨とする。
【0008】
この本発明の電力管理システムでは、時間帯毎に予測される発電システムの発電量である予測発電量と電力系統における電力需要である予測電力需要とに基づいて、時間帯毎の発電量および電力需要の予測の信頼度が高い時間帯で蓄電装置を充放電させる。これにより、電力系統と蓄電装置との間の無駄な電力の充放電が抑制される。この結果、より適正なエネルギ管理を行なうことができる。
【0009】
こうした本発明の電力管理システムにおいて、時間帯毎の前記蓄電装置の充放電指示量を前記信頼度で除した値を積算した積算値が最小となるように、時間帯毎での前記充放電指示量を設定し、時間帯毎に設定した前記充放電指示量で前記蓄電装置を充放電させる。こうすれば、各時間帯での蓄電装置の充放電量を適正に設定でき、より適正なエネルギ管理を行なうことができる。
【0010】
また、本発明の電力管理システムにおいて、前記信頼度は、前記発電量の予測および前記電力需要の予測の少なくとも一方が外れやすい時間帯として予め定められた所定時間帯については前記所定時間帯と異なる時間帯に比して低く設定してもよい。こうすれば、時間帯毎の信頼度をより適正に設定できる。これにより、蓄電装置を充放電する時間帯を適正に設定でき、より適正なエネルギ管理を行なうことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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