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公開番号2024148433
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023061554
出願日2023-04-05
発明の名称配線基板
出願人イビデン株式会社
代理人弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類H05K 1/11 20060101AFI20241010BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】導体層の厚さのむらが抑制される配線基板の提供。
【解決手段】実施形態の配線基板は、対向する2つの表面を有していて、2つの表面の間を貫く複数の貫通孔4aを備える絶縁層2と、2つの表面の一方及び他方にそれぞれ形成されている第1導体層31及び第2導体層32と、複数の貫通孔4aそれぞれの内側に形成され、第1導体層31と第2導体層32とを接続する複数の層間導体4と、を含んでいる。配線基板1は、それぞれに複数の層間導体4の一部が形成されている第1領域A1及び第2領域A2を有し、複数の層間導体4は、第1領域A1における貫通孔4aの壁面に沿って膜状に形成されている第1層間導体41と、第2領域A2における貫通孔4aに挿通される柱状金属部品からなる第2層間導体42と、を含み、第2領域A2における貫通孔4aの密度は、第1領域A1における貫通孔4aの密度よりも高い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対向する2つの表面を有していて、前記2つの表面の間を貫く複数の貫通孔を備える絶縁層と、
前記2つの表面の一方及び他方にそれぞれ形成されている第1導体層及び第2導体層と、
前記複数の貫通孔それぞれの内側に形成され、前記第1導体層と前記第2導体層とを接続する複数の層間導体と、
を含む配線基板であって、
前記配線基板は、それぞれに前記複数の層間導体の一部が形成されている第1領域及び第2領域を有し、
前記複数の層間導体は、前記第1領域における貫通孔の壁面に沿って膜状に形成されている第1層間導体と、前記第2領域における貫通孔に挿通される柱状金属部品からなる第2層間導体と、を含み、
前記第2領域における貫通孔の密度は、前記第1領域における貫通孔の密度よりも高い。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
請求項1記載の配線基板であって、前記柱状金属部品は前記貫通孔内を充填している。
【請求項3】
請求項1記載の配線基板であって、
前記第1領域における前記第1層間導体の密度は、1個/mm
2
以上、9個/mm
2
以下であり、
前記第2領域における前記第2層間導体の密度は、10個/mm
2
以上、25個/mm
2
以下である。
【請求項4】
請求項1記載の配線基板であって、前記絶縁層の厚さは、0.7mm以上、2.0mm以下である。
【請求項5】
請求項1記載の配線基板であって、前記貫通孔の内径は、100μm以上、150μm以下である。
【請求項6】
請求項1記載の配線基板であって、前記第1層間導体は、前記壁面に接する下層膜と、前記下層膜上に形成されていて電解めっき膜からなる上層膜とを含んでいる。
【請求項7】
請求項1記載の配線基板であって、前記貫通孔における前記第1層間導体の内側は、絶縁性樹脂で充填されている。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配線基板に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、3つのスルーホール群が互いに異なる配列密度でコア基板のそれぞれの領域に配列されている配線基板が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-192432号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の配線基板では、スルーホール群の配列密度の高い領域と低い領域との間で、スルーホールによって接続されるコア基板の表面に形成されている導体層の厚さに差異が生じることがあると考えられる。配線基板表面の導体層における平坦性が損なわれ、配線基板と配線基板に搭載され得る素子との接続不良が生じる場合があると考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の配線基板は、対向する2つの表面を有していて、前記2つの表面の間を貫く複数の貫通孔を備える絶縁層と、前記2つの表面の一方及び他方にそれぞれ形成されている第1導体層及び第2導体層と、前記複数の貫通孔それぞれの内側に形成され、前記第1導体層と前記第2導体層とを接続する複数の層間導体と、を含んでいる。前記配線基板は、それぞれに前記複数の層間導体の一部が形成されている第1領域及び第2領域を有し、前記複数の層間導体は、前記第1領域における貫通孔の壁面に沿って膜状に形成されている第1層間導体と、前記第2領域における貫通孔に挿通される柱状金属部品からなる第2層間導体と、を含み、前記第2領域における貫通孔の密度は、前記第1領域における貫通孔の密度よりも高い。
【0006】
本発明の実施形態によれば、貫通孔の配置密度(層間導体の配置密度)に差がある領域間での導体層の厚さの差異が抑制された配線基板が提供され得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態の配線基板の一例を示す断面図。
図1の配線基板の平面図。
一実施形態の配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
一実施形態の配線基板の製造工程の一例を示す断面図。
本発明の一実施形態の配線基板の他の例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の一実施形態の配線基板が図面を参照しながら説明される。図1には、本実施形態の配線基板の一例である配線基板1の断面図が示されている。図2には、図1の配線基板1の平面図が示されている。図1は、配線基板1の図2に示されるI-I線での断面図である。なお、配線基板1は実施形態の配線基板の一例に過ぎない。例えば、実施形態の配線基板に含まれる導体層及び絶縁層それぞれの数は、図1の配線基板1に含まれる導体層及び絶縁層それぞれの数に限定されない。すなわち、実施形態の配線基板は、配線基板1が有する絶縁層及び導体層に加えて、任意の数の絶縁層及び導体層を含み得る。なお、以下の説明で参照される各図面では、開示される実施形態が理解され易いように特定の部分が拡大して描かれていることがあり、大きさや長さに関して、各構成要素が互いの間の正確な比率で描かれていない場合がある。
【0009】
図1に示されるように、配線基板1は、絶縁層2と、絶縁層2の表面にそれぞれ形成されている導体層31(第1導体層)及び導体層32(第2導体層)と、導体層31と導体層32とを接続する複数の層間導体4と、を含んでいる。絶縁層2は、配線基板1の厚さ方向と略直交すると共に互いに対向する2つの表面として第1面2a及び第2面2bを有している。導体層31は第1面2a上に形成されており、導体層32は第2面2b上に形成されている。絶縁層2は、その内側に層間導体4が形成される、第1面2aと第2面2bとの間を貫く複数の貫通孔4aを備えている。
【0010】
絶縁層2を貫通して2つの導体層(図1の例において導体層31と導体層32)同士を接続する層間導体4は、所謂スルーホール導体であり得る。層間導体4はビア導体と称されることもある。層間導体4は、厚さ方向と交差する絶縁層2の2つの表面それぞれの上に直接形成されている導体層同士を接続する導電体である。
(【0011】以降は省略されています)

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