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公開番号
2024145635
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023058075
出願日
2023-03-31
発明の名称
設備を保守するための装置、方法、およびプログラム
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
G05B
23/02 20060101AFI20241004BHJP(制御;調整)
要約
【課題】設備を保守するための装置、方法、およびプログラムに関する。
【解決手段】設備に発生した異常についての異常情報および当該異常に対処した作業実績をそれぞれ含む複数の組を記憶するデータベースにアクセスするデータベース接続部と、設備に発生した異常に関する異常情報を含む報告を取得する報告取得部と、報告における異常に対処する作業計画を取得する作業計画取得部と、報告中の異常情報と、データベースに記憶された複数の組のそれぞれに含まれる異常情報との類似度に基づいて複数の組の中から少なくとも1つの組を選択する選択部と、作業計画と、選択部が選択した少なくとも1つの組の作業実績との差分に基づいて、作業計画を評価する作業計画評価部と、作業計画評価部により評価された評価結果に応じた情報を出力する評価結果出力部とを備える装置を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
設備に発生した異常についての異常情報および当該異常に対処した作業実績をそれぞれ含む複数の組を記憶するデータベースにアクセスするデータベース接続部と、
設備に発生した異常に関する異常情報を含む報告を取得する報告取得部と、
前記報告における異常に対処する作業計画を取得する作業計画取得部と、
前記報告中の異常情報と、前記データベースに記憶された前記複数の組のそれぞれに含まれる異常情報との類似度に基づいて前記複数の組の中から少なくとも1つの組を選択する選択部と、
前記作業計画と、前記選択部が選択した前記少なくとも1つの組の作業実績との差分に基づいて、前記作業計画を評価する作業計画評価部と、
前記作業計画評価部により評価された評価結果に応じた情報を出力する評価結果出力部と
を備える装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記作業計画取得部は、前記報告における異常に対処する複数の作業計画を取得し、
前記評価結果出力部は、前記評価結果に応じた情報として、前記複数の作業計画の評価順の情報、または前記複数の作業計画のうちの推奨する作業計画を出力する
請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記評価結果出力部は、前記評価結果に応じた情報として、表示装置に前記複数の作業計画の少なくとも2以上を評価順に並べて表示させる表示データを出力する
請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記作業計画評価部は、前記差分に基づいて、前記作業計画取得部により取得した前記作業計画を修正し、
前記評価結果出力部は、前記評価結果に応じた情報として、前記修正した作業計画を出力する
請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記作業計画評価部は、前記作業計画が、前記報告における異常に対処する作業計画の制約条件を満たすかを評価する
請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記選択部は、前記類似度に基づいて、前記報告における異常に対処する作業計画の制約条件を満たす作業実績を含む少なくとも1つの組を選択する、又は前記制約条件を満たさない作業実績を含む組以外の少なくとも1つの組を選択する
請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記作業計画と、前記選択部が選択した前記少なくとも1つの組の作業実績との差分を検出する差分検出部を更に備え、
前記作業計画評価部は、前記差分検出部により検出した前記差分に基づいて前記作業計画を評価する
請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記選択部は、前記類似度に基づいて前記複数の組の中から2以上の組を選択し、
前記差分検出部は、前記選択部が選択した前記2以上の組の作業実績から前記作業計画の評価に用いる参照作業実績を取得し、該参照作業実績と、前記作業計画取得部により取得した前記作業計画との差分を検出する
請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記複数の組のそれぞれは、前記作業実績に対する実績評価を更に含み、
前記選択部は、前記類似度および前記作業実績に対する実績評価に基づいて、前記複数の組の中から少なくとも1つの組を選択する
請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記選択部は、前記報告中の異常情報と、前記データベースに記憶された前記報告中の異常が発生した前記設備に関する異常情報との類似度に基づいて、少なくとも1つの組を選択する
請求項1に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、設備を保守するための装置、方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「本発明は、食品製造プラントのメンテナンス業務の支援を行うメンテナンス業務支援システムに係り、特にプラントの構成設備のメンテナンスを行う場合に、プラント使用者に対し適切なメンテナンス推奨時期を提示しうるメンテナンス業務支援システムに関する」(段落0001)こと、「上記食品製造プラントの構成設備の稼動可能期間と上記メンテナンス実績とが不一致であった場合に、上記実験結果データベースを参照して上記差異が許容しうる範囲であるか否かを判断する実験結果データ確認手段と、上記実験結果データ確認手段で判断を行った結果、上記差異が許容範囲を超える場合には、メンテナンス計画の是正措置を立案するメンテナンス計画是正措置立案手段と」(請求項3)を備えることが記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
特許文献1 特開2010-128607号公報
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、設備に発生した異常についての異常情報および当該異常に対処した作業実績をそれぞれ含む複数の組を記憶するデータベースにアクセスするデータベース接続部と、設備に発生した異常に関する異常情報を含む報告を取得する報告取得部と、報告における異常に対処する作業計画を取得する作業計画取得部と、報告中の異常情報と、データベースに記憶された複数の組のそれぞれに含まれる異常情報との類似度に基づいて複数の組の中から少なくとも1つの組を選択する選択部と、作業計画と、選択部が選択した少なくとも1つの組の作業実績との差分に基づいて、作業計画を評価する作業計画評価部と、作業計画評価部により評価された評価結果に応じた情報を出力する評価結果出力部とを備える装置を提供する。
【0004】
上記の装置において、作業計画取得部は、報告における異常に対処する複数の作業計画を取得し、評価結果出力部は、評価結果に応じた情報として、複数の作業計画の評価順の情報、または複数の作業計画のうちの推奨する作業計画を出力してよい。
【0005】
上記の装置において、評価結果出力部は、評価結果に応じた情報として、表示装置に複数の作業計画の少なくとも2以上を評価順に並べて表示させる表示データを出力してよい。
【0006】
上記のいずれかの装置において、作業計画評価部は、差分に基づいて、作業計画取得部により取得した作業計画を修正し、評価結果出力部は、評価結果に応じた情報として、修正した作業計画を出力してよい。
【0007】
上記のいずれかの装置において、作業計画評価部は、作業計画が、報告における異常に対処する作業計画の制約条件を満たすかを評価してよい。
【0008】
上記のいずれかの装置において、選択部は、類似度に基づいて、報告における異常に対処する作業計画の制約条件を満たす作業実績を含む少なくとも1つの組を選択する、又は制約条件を満たさない作業実績を含む組以外の少なくとも1つの組を選択してよい。
【0009】
上記のいずれかの装置において、作業計画と、選択部が選択した少なくとも1つの組の作業実績との差分を検出する差分検出部を更に備え、作業計画評価部は、差分検出部により検出した差分に基づいて作業計画を評価してよい。
【0010】
上記の装置において、選択部は、類似度に基づいて複数の組の中から2以上の組を選択し、差分検出部は、選択部が選択した2以上の組の作業実績から作業計画の評価に用いる参照作業実績を取得し、該参照作業実績と、作業計画取得部により取得した作業計画との差分を検出してよい。
(【0011】以降は省略されています)
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