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公開番号
2024141627
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023053376
出願日
2023-03-29
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
H10K
59/122 20230101AFI20241003BHJP()
要約
【課題】 改善された配線構造を有する表示装置を提供する。
【解決手段】 実施形態に係る表示装置は、下電極と、前記下電極に重なる画素開口を有するリブと、前記リブの上に配置された導電性のボトム部、前記ボトム部の上に配置された軸部および前記軸部の上に配置され前記軸部の側面から突出したトップ部を有し、前記画素開口を囲う隔壁と、前記画素開口を通じて前記下電極を覆い、電圧の印加に応じて発光する有機層と、前記有機層を覆う上電極と、を備えている。前記隔壁は、第1方向に延びる第1部分を含む。前記第1部分の前記ボトム部は、前記画素開口側の第1端部と、前記第1方向と交差する第2方向において前記第1端部の反対側に位置する第2端部と、を有している。さらに、前記第1端部は、前記軸部から露出し、前記第2端部は、前記軸部により覆われている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
下電極と、
前記下電極に重なる画素開口を有するリブと、
前記リブの上に配置された導電性のボトム部と、前記ボトム部の上に配置された軸部と、前記軸部の上に配置され前記軸部の側面から突出したトップ部とを有し、前記画素開口を囲う隔壁と、
前記画素開口を通じて前記下電極を覆い、電圧の印加に応じて発光する有機層と、
前記有機層を覆う上電極と、
を備え、
前記隔壁は、第1方向に延びる第1部分を含み、
前記第1部分の前記ボトム部は、前記画素開口側の第1端部と、前記第1方向と交差する第2方向において前記第1端部の反対側に位置する第2端部と、を有し、
前記第1端部は、前記軸部から露出し、
前記第2端部は、前記軸部により覆われている、
表示装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記上電極は、前記第1端部に接触している、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記隔壁は、前記第1方向と交差する第2方向に延びる第2部分をさらに含み、
前記第2部分は、前記ボトム部を有していない、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記隔壁は、前記第1方向と交差する第2方向に延びる第2部分をさらに含み、
前記第2部分の前記ボトム部の両端部は、前記軸部から露出している、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記隔壁は、前記第1方向と交差する第2方向に延びる第2部分をさらに含み、
前記第1部分の前記軸部は、前記ボトム部が突出した第1側面と、前記第2方向において前記第1側面の反対側に位置し、前記ボトム部が突出していない第2側面と、を有し、
前記第2部分は、前記第2方向において前記第2側面と隙間を介して対向している、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1端部は、前記軸部の側面から突出している、
請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第1端部は、前記軸部の側面と揃っている、
請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項8】
前記軸部は、導電性の材料で形成されている、
請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項9】
前記軸部は、絶縁性の材料で形成されている、
請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項10】
下電極と、
前記下電極に重なる画素開口を有するリブと、
前記リブの上に配置された導電性のボトム部と、前記ボトム部の上に配置された軸部と、前記軸部の上に配置され前記軸部の側面から突出したトップ部とを有し、前記画素開口を囲う隔壁と、
前記画素開口を通じて前記下電極を覆い、電圧の印加に応じて発光する有機層と、
前記有機層を覆う上電極と、
を備え、
前記隔壁は、第1方向に延びる第1部分と、前記第1方向と交差する第2方向に延びる第2部分と、を含み、
前記第1部分においては、前記ボトム部、前記軸部および前記トップ部が積層され、
前記第2部分においては、前記軸部および前記トップ部が積層され、前記軸部の下方に前記ボトム部が配置されていない、
表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、表示装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を適用した表示装置が実用化されている。この表示素子は、下電極と、下電極を覆う有機層と、有機層を覆う上電極とを備えている。
【0003】
複数の表示素子が配置された表示領域には、上電極に給電するための給電配線が形成される。例えば歩留まりを改善する観点からは、給電配線と上電極とを接続する構造について種々の改善の余地がある。例えば、給電配線が有機層と接触した場合、有機層にリーク電流が流れて表示不良を生じ得る。また、給電配線と上電極を接続すべき箇所や接続すべきでない箇所が表示領域に混在している構造において、製造時に給電配線と上電極の接続の制御を正確に行うことが困難な場合もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-195677号公報
特開2004-207217号公報
特開2008-135325号公報
特開2009-32673号公報
特開2010-118191号公報
国際公開第2018/179308号
米国特許出願公開第2022/0077251号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、改善された配線構造を有する表示装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
概して、各実施形態に係る表示装置は、下電極と、前記下電極に重なる画素開口を有するリブと、前記リブの上に配置された導電性のボトム部、前記ボトム部の上に配置された軸部および前記軸部の上に配置され前記軸部の側面から突出したトップ部を有し、前記画素開口を囲う隔壁と、前記画素開口を通じて前記下電極を覆い、電圧の印加に応じて発光する有機層と、前記有機層を覆う上電極と、を備えている。
【0007】
一実施形態によれば、前記隔壁は、第1方向に延びる第1部分を含む。前記第1部分の前記ボトム部は、前記画素開口側の第1端部と、前記第1方向と交差する第2方向において前記第1端部の反対側に位置する第2端部と、を有している。さらに、前記第1端部は、前記軸部から露出し、前記第2端部は、前記軸部により覆われている。
【0008】
他の実施形態によれば、前記隔壁は、第1方向に延びる第1部分と、前記第1方向と交差する第2方向に延びる第2部分と、を含む。前記第1部分においては、前記ボトム部、前記軸部および前記トップ部が積層されている。さらに、前記第2部分においては、前記軸部および前記トップ部が積層され、前記軸部の下方に前記ボトム部が配置されていない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る表示装置の構成例を示す図である。
図2は、第1実施形態に係る表示装置の表示領域の概略的な平面図である。
図3は、図2中のIII-III線に沿う表示装置の概略的な断面図である。
図4Aは、図2におけるA-A線に沿う隔壁の第1部分の概略的な断面図である。
図4Bは、図2におけるB-B線に沿う隔壁の第2部分の概略的な断面図である。
図5は、副画素のレイアウトの他の例を示す概略的な平面図である。
図6は、第1実施形態に係る表示装置の製造方法の一例を示すフローチャートである。
図7は、リブおよび隔壁を形成する工程を示す図である。
図8は、図7に続く工程を示す図である。
図9は、図8に続く工程を示す図である。
図10は、図9に続く工程を示す図である。
図11は、図10に続く工程を示す図である。
図12は、図11に続く工程を示す図である。
図13Aは、有機層を蒸着する工程を示す概略的な断面図である。
図13Bは、有機層を蒸着する工程を示す他の概略的な断面図である。
図14Aは、上電極を蒸着する工程を示す概略的な断面図である。
図14Bは、上電極を蒸着する工程を示す他の概略的な断面図である。
図15は、第1変形例を示す平面図である。
図16は、第2変形例を示す断面図である。
図17は、第2実施形態に係る表示装置の表示領域の概略的な平面図である。
図18は、図17におけるA-A線に沿う隔壁の第1部分の概略的な断面図である。
図19は、第5変形例を示す断面図である。
図20は、第3実施形態に係る表示装置の表示領域の概略的な平面図である。
図21は、図20におけるB-B線に沿う隔壁の第2部分の概略的な断面図である。
図22は、第8変形例を示す断面図である。
図23は、第4実施形態に係る表示装置の表示領域の概略的な平面図である。
図24は、図23において枠XXIで囲った領域を拡大した概略的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
いくつかの実施形態について図面を参照しながら説明する。
開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)
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