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公開番号2024140906
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023052271
出願日2023-03-28
発明の名称フォーク
出願人株式会社カネカ
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類A47G 21/02 20060101AFI20241003BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】刺突部の中央部分の2本の櫛歯が左右方向において互いに近接するように変形するのを抑制し、複数本の櫛歯で絡めとった麺類などを櫛歯から落ちにくくする。
【解決手段】フォーク(10)は、複数本の櫛歯(3~6)のうち、中央部分の隣接する2本の櫛歯(4、5)の間の溝(C)の長さL1と、2本の櫛歯(4、5)のY方向外側にそれぞれ位置する溝(B、D)の長さL2とが、L1>L2を満たし、側方からみて、刺突部(2)は、把持部(1)のX方向の軸線に対して湾曲し、その先端は、把持部(1)の上面よりも上に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
把持部と、当該把持部の先端側の刺突部と、を備え、前記刺突部は前記把持部側から先端の側に向けて伸びる複数本の櫛歯からなる、熱可塑性樹脂製のフォークであって、
前記刺突部の複数本の櫛歯のうち、中央部分の隣接する2本の櫛歯の間の溝の長さL1と、当該中央部分の隣接する2本の櫛歯の幅方向外側にそれぞれ位置する溝の長さL2とが、L1>L2を満たし、
側方からみたとき、前記刺突部は、前記把持部の長さ方向の軸線に対して湾曲し、その先端は、前記把持部の上面よりも上に位置する、フォーク。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記刺突部の、前記把持部側の基端から先端の側までの長さL3に対して、
前記L1は、22%~65%であり、
前記L2は、18%~61%である、請求項1に記載のフォーク。
【請求項3】
前記L1は、10mm~39mmであり、
前記L2は、10mm~36mmであり
前記L3は、46mm~65mmである、請求項2に記載のフォーク。
【請求項4】
中央部分の隣接する2本の櫛歯の間の溝は、当該中央部分の隣接する2本の櫛歯の幅方向外側にそれぞれ位置する溝よりも、前記把持部側に窪んで形成されている、請求項1に記載のフォーク。
【請求項5】
中央部分の隣接する2本の櫛歯は、当該2本の櫛歯の間の溝の把持部側の端部から少なくとも1/2L1までの部分において、幅が厚さよりも大きい、請求項1に記載のフォーク。
【請求項6】
前記刺突部の複数本の櫛歯は、幅方向外側から順に第1櫛歯、第2櫛歯、第3櫛歯、第4櫛歯の4本構造であり、
前記中央部分の隣接する2本の櫛歯は、前記第2櫛歯および前記第3櫛歯であり、
前記L1は、前記第2櫛歯と前記第3櫛歯との間の溝の長さであり、
前記L2は、前記第1櫛歯と前記第2櫛歯との間の溝の長さ、および前記第3櫛歯と前記第4櫛歯との間の溝の長さ、である、請求項1に記載のフォーク。
【請求項7】
前記先端へ向かう方向において、前記第1櫛歯および前記第4櫛歯の断面積は、前記第2櫛歯および前記第3櫛歯の断面積に比べて大きい、請求項6に記載のフォーク。
【請求項8】
前記複数本の櫛歯は、それぞれ前記先端側において前記先端に向けて断面積が次第に小さくなる先細り形状である、請求項1に記載のフォーク。
【請求項9】
前記熱可塑性樹脂は、生分解性樹脂を含む、請求項1に記載のフォーク。
【請求項10】
前記生分解性樹脂が、ポリ(3-ヒドロキシアルカノエート)系樹脂を含む、請求項9に記載のフォーク。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、フォークに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
食事用フォークは、一般的に、把持部と、当該把持部の先端側の刺突部とからなり、前記刺突部は前記把持部側の基端から先端の側に向けて伸びる複数本の櫛歯からなる形状である。食事用フォークとしては従来から種々の提案が行われている。
【0003】
例えば特許文献1には、スプーンの先端がフォーク状になった、樹脂製のスプーンフォークが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2018/092190号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
樹脂製のフォークは、金属製のフォークに比べて強度が劣る。それゆえ、樹脂製のフォークは、食事の際、刺突部の複数本の櫛歯のうち、中央部分の2本の櫛歯が左右方向に変形して、口内や唇を挟んでしまうという問題が生じる場合があることがわかった。
【0006】
さらに、樹脂製のフォークには、例えば、刺突部の複数本の櫛歯で絡めとった麺類などを櫛歯から落ちにくくするといった、フォーク本来の機能が要求される。
【0007】
本発明の一態様は、刺突部の複数本の櫛歯のうち、中央部分の2本の櫛歯が左右方向において互いに近接するように変形することを抑制でき、かつ複数本の櫛歯で絡めとった麺類などを櫛歯から落ちにくくすることができる、樹脂製のフォークを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るフォークは、把持部と、当該把持部の先端側の刺突部と、を備え、前記刺突部は前記把持部側から先端の側に向けて伸びる複数本の櫛歯からなる、熱可塑性樹脂製のフォークであって、前記刺突部の複数本の櫛歯のうち、中央部分の隣接する2本の櫛歯の間の溝の長さL1と、当該中央部分の隣接する2本の櫛歯の幅方向外側にそれぞれ位置する溝の長さL2とが、L1>L2を満たし、
側方からみたとき、前記刺突部は、前記把持部の長さ方向の軸線に対して湾曲し、その先端は、前記把持部の上面よりも上に位置する、構成である。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、刺突部の複数本の櫛歯のうち、中央部分の2本の櫛歯が左右方向において互いに近接するように変形することを抑制でき、かつ複数本の櫛歯で絡めとった麺類などを櫛歯から落ちにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るフォークの概略構成を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るフォークの概略構成を示す平面図である。
本発明の実施形態に係るフォークの概略構成を示す側面図である。
本発明の実施形態に係るフォークの概略構成を示す底面図である。
本発明の実施形態に係るフォークの概略構成を示す正面図である。
本発明の実施形態に係るフォークの概略構成を示す背面図である。
図1に示すフォークにおける4本の櫛歯を拡大した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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