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公開番号
2024139490
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-09
出願番号
2023050445
出願日
2023-03-27
発明の名称
熱交換器
出願人
中国電力株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
F28G
1/12 20060101AFI20241002BHJP(熱交換一般)
要約
【課題】汚れや海洋生物などの異物が付着しても迅速に除去することができる熱交換器を提供する。
【解決手段】中空の交換器本体2と、前記交換器本体2内を、交換媒体が導入される導入室2A及び被交換媒体が流れる熱交換室2Bに仕切る仕切部3と、前記導入室2Aに導入された前記交換媒体を下流側に流す伝熱管4であって、前記熱交換室2Bに配置されて前記仕切部3に固定される伝熱管4と、前記交換媒体に含まれる異物を捕捉可能に構成され、且つ前記仕切部3よりも上流側の捕捉位置に設置される異物捕捉部50と、を備え、前記異物捕捉部50は、前記捕捉位置から退避可能に構成される、熱交換器1。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
中空の交換器本体と、
前記交換器本体内を、交換媒体が導入される導入室及び被交換媒体が流れる熱交換室に仕切る仕切部と、
前記導入室に導入された前記交換媒体を下流側に流す伝熱管であって、前記熱交換室に配置されて前記仕切部に固定される伝熱管と、
前記交換媒体に含まれる異物を捕捉可能に構成され、且つ前記仕切部よりも上流側の捕捉位置に設置される異物捕捉部と、を備え、
前記異物捕捉部は、前記捕捉位置から退避可能に構成される、熱交換器。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
前記異物捕捉部を前記捕捉位置から退避位置へ移動させる移動機構を備え、
該移動機構は、前記異物捕捉部を移動させるための操作を行う移動操作部を備え、
前記移動操作部が前記熱交換器の外側に設けられている、請求項1に記載の熱交換器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来技術として、特許文献1記載の熱交換器が公知である。この熱交換器は、中空に形成される本体と、該本体内の空間を導入室、熱交換室及び排出室に分ける2つの仕切板と、前記熱交換室に配置され、両端部が2つの前記仕切板に固定される複数の冷却管と、前記導入室において前記導入室側の前記仕切板に対して間隔をあけて配置され、超音波振動を発生させる平板状の振動子を有する超音波発生部とを備える。
【0003】
この熱交換器では、前記導入室に導入された海水が前記冷却管を介して前記排出室に流れ、前記熱交換室に導入された淡水は、前記冷却管に接触することによって内部に流れる前記海水との間で熱交換が行われて冷却される。また、この熱交換器によれば、前記超音波発生部が駆動されると、超音波による泡が前記仕切板及び複数の冷却管入口に衝突して超音波洗浄が行われる。これにより、前記導入室の前記仕切板に付着した汚れや海洋生物に対して前記振動子による超音波振動によって発生した泡を衝突させ、その際の強力な衝撃波により、前記仕切板に付着した汚れや海洋生物を除去することができる、とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-67412号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、例えば、海水に含まれる汚れや海洋生物が多い場合には、前記超音波振動によって発生した泡を前記仕切板に衝突させたとしても、前記仕切板に付着した汚れや海洋生物を十分に除去できず、前記仕切板に付着して堆積してしまう。そうなると、熱交換器や該熱交換器が含まれるユニットなどを停止して時間をかけて前記仕切板に付着した汚れや海洋生物を除去する作業をしなければならなくなる。
【0006】
よって、本発明は、汚れや海洋生物などの異物が付着しても迅速に除去することができる熱交換器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、中空の交換器本体と、前記交換器本体内を、交換媒体が導入される導入室及び被交換媒体が流れる熱交換室に仕切る仕切部と、前記導入室に導入された前記交換媒体を下流側に流す伝熱管であって、前記熱交換室に配置されて前記仕切部に固定される伝熱管と、前記交換媒体に含まれる異物を捕捉可能に構成され、且つ前記仕切部よりも上流側の捕捉位置に設置される異物捕捉部と、を備え、前記異物捕捉部は、前記捕捉位置から退避可能に構成される、熱交換器である。
【0008】
前記構成によれば、前記異物捕捉部で前記異物を捕捉することにより、前記仕切部や前記伝熱管に対して前記異物が付着することを防止でき、該異物捕捉部に前記異物が多く付着したら、前記異物捕捉部を前記捕捉位置から退避させることによって前記異物捕捉部の退避とともに、前記交換媒体の流れを悪くする前記異物を除去できる。
【0009】
また、本発明では、前記異物捕捉部を前記捕捉位置から退避位置へ移動させる移動機構を備え、該移動機構は、前記異物捕捉部を移動させるための操作を行う移動操作部を備え、前記移動操作部が前記熱交換器の外側に設けられていてもよい。
【0010】
前記構成によれば、前記移動操作部が前記熱交換器の外側に設けられているため、例えば作業者が前記移動操作部を操作することにより、前記異物捕捉部を捕捉位置から退避位置へ移動させることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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