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公開番号2024136766
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023048000
出願日2023-03-24
発明の名称表示制御装置、表示制御方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人
主分類G06T 19/00 20110101AFI20240927BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザが移動する際に有用な画像情報を提供することが可能な表示制御装置、表示制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】撮影画像取得部111は、ユーザの視界を撮影して得られた撮影画像を取得する。段差判定部112は、ユーザの視界に段差が存在するか否かを判定する。画像加工部113は、段差判定部112によりユーザの視界に段差が存在すると判定された場合、撮影画像取得部111により取得された撮影画像を加工することにより加工画像を生成する。画像加工部113は、加工画像を生成する際、段差よりもユーザに近い側に位置する第1の領域を、段差よりもユーザから遠い側に位置する第2の領域よりも強調する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの視界を撮影して得られた撮影画像を取得する撮影画像取得手段と、
前記ユーザの視界に段差が存在するか否かを判定する段差判定手段と、
前記段差判定手段により前記ユーザの視界に前記段差が存在すると判定された場合、前記撮影画像取得手段により取得された前記撮影画像を加工することにより加工画像を生成する画像加工手段と、
を備え、
前記画像加工手段は、前記加工画像を生成する際、前記段差よりも前記ユーザに近い側に位置する第1の領域を、前記段差よりも前記ユーザから遠い側に位置する第2の領域よりも強調する、
ことを特徴とする表示制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記画像加工手段は、前記撮影画像取得手段により取得された前記撮影画像に複数の段差を有する階段が撮影された場合、前記階段の複数の踏み面に対応する領域を強調する、
請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記画像加工手段は、前記撮影画像取得手段により取得された前記撮影画像に前記階段が撮影された場合、前記複数の踏み面に対応する領域を強調する度合いを、前記ユーザに近い領域ほど大きくする、
ことを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記画像加工手段は、前記階段に踊り場が含まれる場合、前記踊り場に対応する領域を、前記複数の踏み面に対応する領域とは異なる態様で強調する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記画像加工手段により生成された前記加工画像を表示する表示手段、を更に備える、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
【請求項6】
前記表示手段は、前記ユーザの眼球内の網膜に前記加工画像を投影する、
ことを特徴とする請求項5に記載の表示制御装置。
【請求項7】
前記表示制御装置の動作モードを切り替えるモード切替手段、を更に備え、
前記段差判定手段は、前記動作モードが移動支援モードである場合、前記ユーザの視界に前記段差が存在するか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
【請求項8】
ユーザの視界を撮影して得られた撮影画像を取得する撮影画像取得ステップと、
前記ユーザの視界に段差が存在するか否かを判定する段差判定ステップと、
前記段差判定ステップで前記ユーザの視界に前記段差が存在すると判定された場合、前記撮影画像取得ステップで取得された前記撮影画像を加工することにより加工画像を生成する画像加工ステップと、
として機能させ、
前記画像加工ステップでは、前記加工画像を生成する際、前記段差よりも前記ユーザに近い側に位置する第1の領域を、前記段差よりも前記ユーザから遠い側に位置する第2の領域よりも強調する、
ことを特徴とする表示制御方法。
【請求項9】
コンピュータを、
ユーザの視界を撮影して得られた撮影画像を取得する撮影画像取得手段、
前記ユーザの視界に段差が存在するか否かを判定する段差判定手段、
前記段差判定手段により前記ユーザの視界に前記段差が存在すると判定された場合、前記撮影画像取得手段により取得された前記撮影画像を加工することにより加工画像を生成する画像加工手段、
として機能させ、
前記画像加工手段は、前記加工画像を生成する際、前記段差よりも前記ユーザに近い側に位置する第1の領域を、前記段差よりも前記ユーザから遠い側に位置する第2の領域よりも強調する、
ことを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置、表示制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、カメラにより撮像された画像をユーザに表示する技術が知られている。例えば、特許文献1は、カメラにより撮像された画像をコンピュータ処理により修正し、ヘッドマウントディスプレイを通じてユーザに提示する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-212430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような技術において、ユーザの移動を支援するため、ユーザが移動する際に有用な画像情報を提供することが求められている。
【0005】
本発明は、以上のような課題を解決するためのものであり、ユーザが移動する際に有用な画像情報を提供することが可能な表示制御装置、表示制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る表示制御装置は、
ユーザの視界を撮影して得られた撮影画像を取得する撮影画像取得手段と、
前記ユーザの視界に段差が存在するか否かを判定する段差判定手段と、
前記段差判定手段により前記ユーザの視界に前記段差が存在すると判定された場合、前記撮影画像取得手段により取得された前記撮影画像を加工することにより加工画像を生成する画像加工手段と、
を備え、
前記画像加工手段は、前記加工画像を生成する際、前記段差よりも前記ユーザに近い側に位置する第1の領域を、前記段差よりも前記ユーザから遠い側に位置する第2の領域よりも強調する、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ユーザが移動する際に有用な画像情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る表示制御装置を正面から見た図である。
実施形態1に係る表示制御装置を上方から見た図である。
実施形態1に係る表示制御装置の機能的な構成を示すブロック図である。
実施形態1における撮影画像の第1の例を示す図である。
実施形態1における撮影画像の第2の例を示す図である。
実施形態1において段差の有無を判定する例を示す図である。
図4に示した撮影画像から生成される加工画像の第1の例を示す図である。
図4に示した撮影画像から生成される加工画像の第2の例を示す図である。
図5に示した撮影画像から生成される加工画像の第1の例を示す図である。
図5に示した撮影画像から生成される加工画像の第2の例を示す図である。
実施形態1に係る表示装置におけるレーザ光の光路を示す模式図である。
実施形態1に係る表示制御装置により実行される表示制御処理の流れを示すフローチャートである。
実施形態2における撮影画像の例を示す図である。
図13に示した撮影画像から生成される加工画像の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
【0010】
(実施形態1)
図1に、実施形態1に係る表示制御装置1の概略を示す。表示制御装置1は、ユーザUが視認対象を直感的に把握することができるように、ユーザUの視覚を支援する装置である。特に、表示制御装置1は、ユーザUが移動する際に段差を容易に把握することができるように、ユーザUの移動を支援するための装置である。一例として、表示制御装置1は、弱視者や高齢者等のようなロービジョン者の視覚及び移動を支援するために使用される。
(【0011】以降は省略されています)

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