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公開番号2024136256
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023047317
出願日2023-03-23
発明の名称情報処理システム、ファックス親機、情報処理方法、およびプログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240927BHJP(電気通信技術)
要約【課題】連携機能を持つファックス子機がファックス親機に保存されたファックス画像を閲覧又は印刷する。
【解決手段】情報処理システムにおいて、ファックス親機1は、ファックス画像を受信し、ファックス子機の要求により、ファックス子機毎のファックス文書保存先フォルダ及びパスワードを生成し、パスワードをファックス子機に送信し、ファックス子機の印刷条件のファックス画像をファックス文書保存先フォルダに保存し、ファックス子機から受信したパスワードを用いてファックス文書保存先フォルダにアクセスし、ファックス文書保存先フォルダのフォルダ情報またはファックス文書保存先フォルダ内のファックス画像をファックス子機に送信する。ファックス子機2は、パスワードを記憶し、フォルダ情報の取得要求又はファックス文書保存先フォルダ内のファックス画像の取得要求を、パスワードと共にファックス親機に送信し、ファックス画像を印刷する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ファックス親機とファックス子機とを有する情報処理システムであって、
前記ファックス親機は、
ファックス画像を受信する受信機能部と、
前記ファックス子機からの要求に応じて、前記ファックス子機毎のファックス文書保存先フォルダおよび当該ファックス文書保存先フォルダのパスワードを生成する生成機能部と、
前記パスワードを前記ファックス子機に送信する第1送信機能部と、
前記ファックス子機での印刷条件に合致する前記ファックス画像を前記ファックス文書保存先フォルダに保存する保存機能部と、
前記ファックス子機から受信した前記パスワードを用いて前記ファックス文書保存先フォルダにアクセスを行い、前記ファックス文書保存先フォルダのフォルダ情報または前記ファックス文書保存先フォルダ内の前記ファックス画像を前記ファックス子機に送信する第2送信機能部と、を備え、
前記ファックス子機は、
前記ファックス文書保存先フォルダの前記パスワードを記憶する記憶機能部と、
前記ファックス親機に対して、前記フォルダ情報の取得要求、または前記ファックス文書保存先フォルダ内の前記ファックス画像の取得要求を、前記パスワードと共に前記ファックス親機に送信する第3送信機能部と、
前記ファックス親機から取得した前記ファックス画像を印刷する印刷機能部と、
を備える、情報処理システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記ファックス子機は、
ユーザ別パスワードの入力を受け付けるパスワード入力部と、
前記ユーザ別パスワードを前記ファックス親機に送信する第4送信機能部と、を備え、
前記生成機能部は、前記ファックス文書保存先フォルダ内に、前記ファックス子機のユーザ別の鍵付きフォルダを生成し、
前記第2送信機能部は、前記ファックス子機から受信した前記ユーザ別パスワードを用いて前記ユーザ別の鍵付きフォルダにアクセスを行い、前記ユーザ別の鍵付きフォルダのフォルダ情報または前記ユーザ別の鍵付きフォルダ内の前記ファックス画像を前記ファックス子機に送信する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
ファックス画像を受信する受信機能部と、
ファックス子機からの要求に応じて、前記ファックス子機毎のファックス文書保存先フォルダおよび当該ファックス文書保存先フォルダのパスワードを生成する生成機能部と、
前記パスワードを前記ファックス子機に送信する第1送信機能部と、
前記ファックス子機での印刷条件に合致する前記ファックス画像を前記ファックス文書保存先フォルダに保存する保存機能部と、
前記ファックス子機から受信した前記パスワードを用いて前記ファックス文書保存先フォルダにアクセスを行い、前記ファックス文書保存先フォルダのフォルダ情報または前記ファックス文書保存先フォルダ内の前記ファックス画像を前記ファックス子機に送信する第2送信機能部と、
を備えるファックス親機。
【請求項4】
ファックス親機とファックス子機とを有する情報処理システムで実行される情報処理方法であって、
前記ファックス親機が、
ファックス画像を受信する工程と、
前記ファックス子機からの要求に応じて、前記ファックス子機毎のファックス文書保存先フォルダおよび当該ファックス文書保存先フォルダのパスワードを生成する工程と、
前記パスワードを前記ファックス子機に送信する工程と、
前記ファックス子機での印刷条件に合致する前記ファックス画像を前記ファックス文書保存先フォルダに保存する工程と、
前記ファックス子機から受信した前記パスワードを用いて前記ファックス文書保存先フォルダにアクセスを行い、前記ファックス文書保存先フォルダのフォルダ情報または前記ファックス文書保存先フォルダ内の前記ファックス画像を前記ファックス子機に送信する工程と、を含み、
前記ファックス子機が、
前記ファックス文書保存先フォルダの前記パスワードを記憶する工程と、
前記ファックス親機に対して、前記フォルダ情報の取得要求、または前記ファックス文書保存先フォルダ内の前記ファックス画像の取得要求を、前記パスワードと共に前記ファックス親機に送信する工程と、
前記ファックス親機から取得した前記ファックス画像を印刷する工程と、
を含む情報処理方法。
【請求項5】
コンピュータを、
ファックス画像を受信する受信機能部と、
ファックス子機からの要求に応じて、前記ファックス子機毎のファックス文書保存先フォルダおよび当該ファックス文書保存先フォルダのパスワードを生成する生成機能部と、
前記パスワードを前記ファックス子機に送信する第1送信機能部と、
前記ファックス子機での印刷条件に合致する前記ファックス画像を前記ファックス文書保存先フォルダに保存する保存機能部と、
前記ファックス子機から受信した前記パスワードを用いて前記ファックス文書保存先フォルダにアクセスを行い、前記ファックス文書保存先フォルダのフォルダ情報または前記ファックス文書保存先フォルダ内の前記ファックス画像を前記ファックス子機に送信する第2送信機能部と、
して機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、ファックス親機、情報処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
FAX連携において親機(ファックス親機)で受信したファクス文書(ファックス画像)を蓄積し子機(ファックス子機)から印刷できるようにする技術が開発されている。特許文献1には、受信した画像を予め振り分けた振り分け先に転送する目的で、データ転送システムのシステム構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記のFAX連携では、親機がファックス文書を受信した際に回線別印刷、特定相手先子機印刷等の特定の条件下でFAX受信した際に子機から印刷しているが、親機が受信したタイミングで子機から印刷されてしまうため、子機側で印刷したいタイミングで印刷できない。特許文献1では、連携する子機から親機の画像を閲覧または印刷することができない。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、連携機能を有するファックス子機からのファックス画像の取得要求のタイミングでファックス親機に保存されたファックス画像を閲覧または印刷することができる情報処理システム、ファックス親機、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ファックス親機とファックス子機とを有する情報処理システムであって、前記ファックス親機は、ファックス画像を受信する受信機能部と、前記ファックス子機からの要求に応じて、前記ファックス子機毎のファックス文書保存先フォルダおよび当該ファックス文書保存先フォルダのパスワードを生成する生成機能部と、前記パスワードを前記ファックス子機に送信する第1送信機能部と、前記ファックス子機での印刷条件に合致する前記ファックス画像を前記ファックス文書保存先フォルダに保存する保存機能部と、前記ファックス子機から受信した前記パスワードを用いて前記ファックス文書保存先フォルダにアクセスを行い、前記ファックス文書保存先フォルダのフォルダ情報または前記ファックス文書保存先フォルダ内の前記ファックス画像を前記ファックス子機に送信する第2送信機能部と、を備え、前記ファックス子機は、前記ファックス文書保存先フォルダの前記パスワードを記憶する記憶機能部と、前記ファックス親機に対して、前記フォルダ情報の取得要求、または前記ファックス文書保存先フォルダ内の前記ファックス画像の取得要求を、前記パスワードと共に前記ファックス親機に送信する第3送信機能部と、前記ファックス親機から取得した前記ファックス画像を印刷する印刷機能部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、連携機能を有するファックス子機からのファックス画像の取得要求のタイミングでファックス親機に保存されたファックス画像を閲覧または印刷することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施の形態にかかる情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図2は、第1の実施の形態にかかるファックス親機またはファックス子機の一例として機能するMFPのハードウェア構成図である。
図3は、第1の実施の形態にかかる情報処理システムにおけるファックス文書保存先フォルダの生成処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図4は、第1の実施の形態にかかる情報処理システムにおけるファックス画像の受信処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図5は、第1の実施の形態にかかる情報処理システムにおける印刷処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図6は、第2の実施の形態にかかる情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図7は、第2の実施の形態にかかる情報処理システムにおけるファックス文書保存先フォルダの生成処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図8は、第2の実施の形態にかかる情報処理システムにおけるファックス画像の受信処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図9は、第2の実施の形態にかかる情報処理システムにおけるファックス画像の印刷処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、情報処理システム、ファックス親機、情報処理方法、およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる情報処理システムの構成の一例を示す図である。本実施の形態にかかる情報処理システムは、図1に示すように、ファックス親機1、およびファックス子機2を有する。
【0010】
まず、ファックス親機1の機能構成について説明する。ファックス親機1は、図1に示すように、親機ファックス制御部101、親機ネットワーク制御部102、パスワード生成部103、親機受信制御部104、および親機記憶領域105を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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