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公開番号2024135890
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046789
出願日2023-03-23
発明の名称装置、方法およびプログラム
出願人横河電機株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G05B 19/042 20060101AFI20240927BHJP(制御;調整)
要約【課題】定期処理の実行が妨げられてしまうことを確実に防止することができる装置を提供する。
【解決手段】周期期間内それぞれで定期処理を行なう第1処理部と、前記第1処理部によって行われるべき非定期処理の実行要求を受信したことに応じて、当該実行要求に応じた内容を記憶装置に書き込んで前記第1処理部に実行させる要求受付部と、前記要求受付部が前記実行要求に応じた内容を前記記憶装置に書き込んだことに応じて、後続の前記実行要求に応じた非定期処理の前記第1処理部による実行を基準長さの禁止期間に亘り禁止する禁止部と、を備える装置が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
周期期間内それぞれで定期処理を行なう第1処理部と、
前記第1処理部によって行われるべき非定期処理の実行要求を受信したことに応じて、当該実行要求に応じた内容を記憶装置に書き込んで前記第1処理部に実行させる要求受付部と、
を備える装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記要求受付部が前記実行要求に応じた内容を前記記憶装置に書き込んだことに応じて、後続の前記実行要求に応じた非定期処理の前記第1処理部による実行を基準長さの禁止期間に亘り禁止する禁止部をさらに備える、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記禁止部は、前記後続の実行要求の、前記要求受付部による受信を前記禁止期間だけ禁止する、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記禁止部は、前記後続の実行要求に応じた内容の、前記要求受付部による書き込みを前記禁止期間だけ禁止する、請求項2に記載の装置。
【請求項5】
前記要求受付部は、前記実行要求に応じた内容を前記記憶装置に書き込んだ後に、前記第1処理部に通知を行うことで、当該実行要求に応じた前記非定期処理を前記第1処理部に実行させ、
前記禁止部は、前記実行要求に応じた内容を前記記憶装置に書き込んだ後に、前記後続の実行要求に応じた前記要求受付部による前記通知を前記禁止期間だけ禁止する、請求項2に記載の装置。
【請求項6】
前記禁止期間は、前記周期期間の周期よりも長い、請求項2に記載の装置。
【請求項7】
前記第1処理部は、前記実行要求に応じた内容が前記記憶装置に書き込まれ、かつ、前記定期処理を実行したことに応じて、前記非定期処理を実行する、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
一の定期処理が継続する定期処理期間と、前記非定期処理が継続する非定期処理期間との和は、前記周期期間の周期よりも短い、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記第1処理部は、前記記憶装置のセキュア領域に対して前記定期処理および前記非定期処理を行い、
当該装置は、前記記憶装置の非セキュア領域に対する処理を行うと共に、前記要求受付部に前記実行要求を送信する第2処理部を更に備える、請求項1から8の何れか一項に記載の装置。
【請求項10】
前記記憶装置を更に備え、
前記記憶装置は、前記セキュア領域を有する第1記憶装置と、前記非セキュア領域を有する第2記憶装置とを有する、請求項9に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には「安全プロセス41が行う安全性に重要な処理とは、例えばセンサ部10の測定結果を取得する処理、センサ部10の測定結果をプロセス値に変換する処理、及びプロセス値を伝送させる処理等の処理が挙げられる。」(段落0024)等と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特許第5862614号
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、周期期間内それぞれで定期処理を行なう第1処理部と、前記第1処理部によって行われるべき非定期処理の実行要求を受信したことに応じて、当該実行要求に応じた内容を記憶装置に書き込んで前記第1処理部に実行させる要求受付部と、を備える装置が提供される。
【0004】
上記の装置においては、前記要求受付部が前記実行要求に応じた内容を前記記憶装置に書き込んだことに応じて、後続の前記実行要求に応じた非定期処理の前記第1処理部による実行を基準長さの禁止期間に亘り禁止する禁止部と、をさらに備えてよい。
【0005】
禁止部を有する上記の装置においては、前記禁止部は、前記後続の実行要求の、前記要求受付部による受信を前記禁止期間だけ禁止してよい。
【0006】
禁止部を有する上記の装置においては、前記禁止部は、前記後続の実行要求に応じた内容の、前記要求受付部による書き込みを前記禁止期間だけ禁止してよい。
【0007】
禁止部を有する上記の装置においては、前記要求受付部は、前記実行要求に応じた内容を前記記憶装置に書き込んだ後に、前記第1処理部に通知を行うことで、当該実行要求に応じた前記非定期処理を前記第1処理部に実行させ、前記禁止部は、前記実行要求に応じた内容を前記記憶装置に書き込んだ後に、前記後続の実行要求に応じた前記要求受付部による前記通知を前記禁止期間だけ禁止してよい。
【0008】
禁止部を有する上記何れかの装置においては、前記禁止期間は、前記周期期間の周期よりも長くてよい。
【0009】
上記第1の態様の装置においては、前記第1処理部は、前記実行要求に応じた内容が前記記憶装置に書き込まれ、かつ、前記定期処理を実行したことに応じて、前記非定期処理を実行してよい。
【0010】
上記何れかの装置においては、一の定期処理が継続する定期処理期間と、前記非定期処理が継続する非定期処理期間との和は、前記周期期間の周期よりも短くてよい。
(【0011】以降は省略されています)

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