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公開番号
2024134600
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023044872
出願日
2023-03-22
発明の名称
通信装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
72/54 20230101AFI20240927BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 近年、無線通信を使用するケースが増加しており、無線通信における利便性の向上が求められていた。
【解決手段】 通信装置は、無線通信において利用される通信チャネルを決定する親局として前記通信装置が動作する場合、キャリアセンスを実行しないことを示す情報が含まれるIEEE802.11規格に準拠した第2トリガーフレームを親局に接続されている子局の装置に対して送信する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外部アクセスポイントを介した第1無線通信と、前記外部アクセスポイントを介さない第2無線通信を実行可能な通信装置であって、
無線設定モードが有効化された場合、前記通信装置の外部の外部アクセスポイントを介さずに端末装置と確立されるダイレクト接続を介して、前記端末装置から外部アクセスポイントに関する情報を受信する第1受信手段と、
前記第1受信手段により受信された前記外部アクセスポイントに関する情報に基づいて前記外部アクセスポイントと接続し、前記外部アクセスポイントキャリアセンスの実行に関する情報を含むIEEE802.11規格に準拠した第1トリガーフレームを受信する第2受信手段と、
前記第1トリガーフレームにキャリアセンスを実行することを示す情報が含まれる場合、キャリアセンスを実行してからデータを送信する第1送信手段と、
前記第2無線通信において利用される通信チャネルを決定する親局として前記通信装置が動作する場合、キャリアセンスを実行することを示す情報が含まれるIEEE802.11規格に準拠した第2トリガーフレームを前記親局に接続されている子局の装置に対して送信する第2送信手段と、
前記子局の装置から受信した印刷データに基づいて用紙に対して印刷処理を実行する印刷処理手段を備えることを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
原稿をスキャンすることでスキャンデータを取得する読取手段を更に有し、
前記第1送信手段は、前記キャリアセンスを実行し、センシングされたエネルギーが閾値未満であると判定した場合、前記第1トリガーフレームによって前記通信装置に割り当てられた1または複数のリソースユニットを用いて前記スキャンデータを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記第1送信手段は、前記キャリアセンスを実行し、センシングされたエネルギーが閾値未満であると判定した場合、前記第1トリガーフレームによって前記通信装置に割り当てられた1または複数のリソースユニットを用いて前記通信装置の状態を示すステータス情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記第2トリガーフレームは、前記キャリアセンスを実行することを示す情報と1または複数のリソースユニットの割り当てに関する情報とを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項5】
前記第2トリガーフレームにおいて指定されるリソースユニットが割り当てられる装置の最大数は、前記第2無線通信において並行して維持可能な子局の装置の最大数と同じであることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記親局として動作する前記通信装置は、所定台数以下の子局の装置との前記第2無線通信のための無線接続を並行して維持することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項7】
前記第1無線通信と前記第2無線通信は同じの通信チャネルを用いて実行されることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項8】
前記第1無線通信と前記第2無線通信は異なる通信チャネルを用いて実行されることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項9】
前記通信装置は、2.4GHz、5GHzおよび6GHzから選択された周波数帯域を用いて無線通信を実行することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
通信装置がアクセスポイントを介してインフラストラクチャモードによる無線通信と、アドホックモードによる無線通信を並行して実行可能である技術が特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-19487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、無線通信は様々なケースで使用されており、利便性の高い無線通信の提供が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、外部アクセスポイントを介した第1無線通信と、前記外部アクセスポイントを介さない第2無線通信を実行可能な通信装置であって、無線設定モードが有効化された場合、前記通信装置の外部の外部アクセスポイントを介さずに端末装置と確立されるダイレクト接続を介して、前記端末装置から外部アクセスポイントに関する情報を受信する第1受信手段と、前記第1受信手段により受信された前記外部アクセスポイントに関する情報に基づいて前記外部アクセスポイントと接続し、前記外部アクセスポイントキャリアセンスの実行に関する情報を含むIEEE802.11規格に準拠した第1トリガーフレームを受信する第2受信手段と、前記第1トリガーフレームにキャリアセンスを実行することを示す情報が含まれる場合、キャリアセンスを実行してからデータを送信する第1送信手段と、前記第2無線通信において利用される通信チャネルを決定する親局として前記通信装置が動作する場合、キャリアセンスを実行することを示す情報が含まれるIEEE802.11規格に準拠した第2トリガーフレームを前記親局に接続されている子局の装置に対して送信する第2送信手段と、前記子局の装置から受信した印刷データに基づいて用紙に対して印刷処理を実行する印刷処理手段を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、利便性の高い無線通信を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態におけるシステム構成の一例を示す図である。
(A)携帯端末のハードウェア構成の一例を示す図である。(B)画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
アクセスポイントの機能構成の一例を示す図である。
本実施形態における通信処理の一例を示す図である。
フレーム構成の一例を示す図である。
フレーム構成の一例を示す図である。
フレーム構成の一例を示す図である。
本実施形態における通信処理の一例を示す図である。
本実施形態における無線設定処理の一例を示す図である。
画像形成装置において実行されるフローチャートを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本実施形態は一例に過ぎず、構成要素、処理ステップ、表示画面等の具体的な例は、特段の記載の無い限り、本発明の範囲をそれらに限定することを意図していないことに留意されたい。
【0009】
(システム構成)
図1に、本実施形態に係るシステムの構成例を示す。本システムは、一例において、複数の通信装置が相互に無線で通信可能な無線通信システムである。図1の例では、アクセスポイント131、MFP151、携帯端末101を含む。なお、携帯端末101は、携帯端末101の一例であり、ノートパソコンまたはスマートフォンである。
【0010】
MFP151は、印刷機能、読取機能(スキャナ)、FAX機能等を有している。また、本実施形態のMFP151は、101と無線通信可能な通信機能を有する。また、本実施形態では一例としてMFP151が用いられる場合について説明するが、これに限られない。例えば、MFP151の代わりに、ファクシミリ装置、スキャナ装置、プロジェクタ、シングルファンクションの印刷装置が用いられてもよい。MFPは、Multi Function Peripheral(多機能周辺機器)の略語である。なお、本実施形態では、印刷機能を備える装置を画像形成装置(または通信装置)と呼ぶこともある。
(【0011】以降は省略されています)
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