TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024134144
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-03
出願番号
2023044282
出願日
2023-03-20
発明の名称
半導体記憶装置
出願人
キオクシア株式会社
代理人
弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類
H10B
43/50 20230101AFI20240926BHJP()
要約
【課題】高集積化が可能な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、第1領域(R
MP
)及び第2領域(R
CAP
)を備える基板(200)と、第1領域において積層方向(Z)に積層された複数の導電層(110)と、複数の導電層と対向する半導体柱(120)と、これらの間に設けられた電荷蓄積膜と、第2領域に設けられた複数のコンタクト電極(CC)と、複数の導電層及び複数のコンタクト電極に対して積層方向の一方側に設けられた配線層(150)と、を備える。配線層は、半導体柱に接続された配線(100)を第1領域に備える。配線層は、第1コンタクト電極(CC)に接続された第1導電部(153)、第2コンタクト電極(CC)に接続された第2導電部(154)、第1導電部及び第2導電部と重なる位置に設けられた第3導電部(155)、及び、第1導電部及び第3導電部の間に設けられた第1絶縁部(156)を第2領域に備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1領域及び第2領域を備える基板と、
前記第1領域に設けられ、前記基板の表面と交差する積層方向に積層された複数の導電層と、
前記第1領域に設けられ、前記積層方向に延伸し、前記複数の導電層と対向する半導体柱と、
前記複数の導電層及び前記半導体柱の間に設けられた電荷蓄積膜と、
前記第2領域に設けられ、前記積層方向に延伸する複数のコンタクト電極と、
前記複数の導電層及び前記複数のコンタクト電極に対して前記積層方向の一方側に設けられた配線層と
を備え、
前記配線層は、前記半導体柱の一方側の端部に接続された第1配線を前記第1領域に備え、
前記配線層は、
前記複数のコンタクト電極のうちの第1コンタクト電極の一方側の端部に接続された第1導電部と、
前記第1導電部に対して、前記積層方向と交差する第1方向に前記第1導電部と離間して設けられ、前記複数のコンタクト電極のうちの第2コンタクト電極の一方側の端部に接続された第2導電部と、
前記第1導電部及び前記第2導電部に対して、前記積層方向の、前記複数のコンタクト電極と反対側で、前記積層方向から見て前記第1導電部及び前記第2導電部と重なる位置に設けられ、前記第1導電部と電気的に分離された第3導電部と、
前記第1導電部及び前記第3導電部の間に設けられた第1絶縁部と
を前記第2領域に備える半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1導電部の前記積層方向の前記複数のコンタクト電極側の面の前記積層方向の位置は、前記第1配線の前記積層方向の前記複数の導電層側の面の前記積層方向の第1位置と略一致し、
前記第2導電部の前記積層方向の前記複数のコンタクト電極側の面の前記積層方向の位置は、前記第1位置と略一致し、
前記第3導電部の前記積層方向の前記複数のコンタクト電極と反対側の面の前記積層方向の位置は、前記第1配線の前記積層方向の前記複数の導電層と反対側の面の前記積層方向の位置と略一致する
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記配線層は、前記第2導電部及び前記第3導電部の間に設けられた第4導電部を前記第2領域に更に備え、
前記第2導電部及び前記第3導電部は、前記第4導電部を介して、電気的に接続されている
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
第1領域及び第2領域を備える基板と、
前記第1領域に設けられ、前記基板の表面と交差する積層方向に積層された複数の導電層と、
前記第1領域に設けられ、前記積層方向に延伸し、前記複数の導電層と対向する半導体柱と、
前記複数の導電層及び前記半導体柱の間に設けられた電荷蓄積膜と、
前記第2領域に設けられた第1導電部と、
前記第2領域に設けられ、前記第1導電部に対して、前記積層方向と交差する第1方向に前記第1導電部と離間して設けられた第2導電部と、
前記第2領域における前記積層方向から見て前記第1導電部及び前記第2導電部と重なる位置に設けられ、前記第1導電部と電気的に分離され、前記第2導電部と電気的に接続された第3導電部と、
前記第2領域における前記第1導電部及び前記第3導電部の間に設けられた第1絶縁部と、
前記第2領域における前記第1導電部及び前記第2導電部の間に設けられた第2絶縁部と
を備え、
前記第2絶縁部の前記積層方向の前記第3導電部側の端部の前記積層方向の位置は、前記第3導電部の前記積層方向の一方側の面の前記積層方向の位置と、前記第3導電部の前記積層方向の他方側の面の前記積層方向の位置と、の間に設けられている
半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第2領域における前記第2導電部及び前記第3導電部の間に設けられた第4導電部を更に備え、
前記第2導電部及び前記第3導電部は、前記第4導電部を介して、電気的に接続されている
請求項4記載の半導体記憶装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
基板と、この基板の表面と交差する方向に積層された複数の導電層と、これら複数の導電層に対向する半導体層と、導電層及び半導体層の間に設けられたゲート絶縁層と、を備える半導体記憶装置が知られている。ゲート絶縁層は、例えば、窒化シリコン(SiN)等の絶縁性の電荷蓄積層やフローティングゲート等の導電性の電荷蓄積層等の、データを記憶可能なメモリ部を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2018/0151589号明細書
米国特許出願公開第2020/0312861号明細書
米国特許出願公開第2020/0168620号明細書
米国特許第11227915号明細書
特開2022-102583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高集積化が可能な半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一の実施形態に係る半導体記憶装置は、第1領域及び第2領域を備える基板と、第1領域に設けられ、基板の表面と交差する積層方向に積層された複数の導電層と、第1領域に設けられ、積層方向に延伸し、複数の導電層と対向する半導体柱と、複数の導電層及び半導体柱の間に設けられた電荷蓄積膜と、第2領域に設けられ、積層方向に延伸する複数のコンタクト電極と、複数の導電層及び複数のコンタクト電極に対して積層方向の一方側に設けられた配線層と、を備える。配線層は、半導体柱の一方側の端部に接続された第1配線を第1領域に備える。配線層は、第1導電部と、第2導電部と、第3導電部と、第1絶縁部と、を第2領域に備える。第1導電部は、複数のコンタクト電極のうちの第1コンタクト電極の一方側の端部に接続されている。第2導電部は、第1導電部に対して、積層方向と交差する第1方向に第1導電部と離間して設けられ、複数のコンタクト電極のうちの第2コンタクト電極の一方側の端部に接続されている。第3導電部は、第1導電部及び第2導電部に対して、積層方向の、複数のコンタクト電極と反対側で、積層方向から見て第1導電部及び第2導電部と重なる位置に設けられ、第1導電部と電気的に分離されている。第1絶縁部は、第1導電部及び第3導電部の間に設けられている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る半導体記憶装置の構成例を示す模式的な分解斜視図である。
チップC
M
の構成例を示す模式的な底面図である。
メモリダイMDの一部の構成を示す模式的な断面図である。
メモリダイMDの一部の構成を示す模式的な断面図である。
図3の一部を拡大して示す模式的な断面図である。
図5の一部を拡大して示す模式的な断面図である。
図2の一部を拡大して示す模式的な底面図である。
図7に示す構造をA-A´線に沿って切断し、矢印の方向に沿って見た模式的な断面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について説明するための模式的な斜視図である。
同製造方法について説明するための模式的な斜視図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な底面図である。
図42に示す構造をA-A´線に沿って切断し、矢印の方向に沿って見た模式的な断面図である。
第3実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な底面図である。
図44に示す構造をA-A´線に沿って切断し、矢印の方向に沿って見た模式的な断面図である。
第4実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
第4実施形態に係る半導体記憶装置の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
第4実施形態の変形例に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
第5実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
第5実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
第6実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
第6実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
次に、実施形態に係る半導体記憶装置を、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の実施形態はあくまでも一例であり、本発明を限定する意図で示されるものではない。また、以下の図面は模式的なものであり、説明の都合上、一部の構成等が省略される場合がある。また、複数の実施形態について共通する部分には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
【0008】
また、本明細書において「半導体記憶装置」と言った場合には、メモリダイを意味する事もあるし、メモリチップ、メモリカード、SSD(Solid State Drive)等の、コントローラダイを含むメモリシステムを意味する事もある。更に、スマートホン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の、ホストコンピュータを含む構成を意味する事もある。
【0009】
また、本明細書において、第1の構成が第2の構成に「電気的に接続されている」と言った場合、第1の構成は第2の構成に直接接続されていても良いし、第1の構成が第2の構成に配線、半導体部材又はトランジスタ等を介して接続されていても良い。例えば、3つのトランジスタを直列に接続した場合には、2つ目のトランジスタがOFF状態であったとしても、1つ目のトランジスタは3つ目のトランジスタに「電気的に接続」されている。
【0010】
また、本明細書において、第1の構成が第2の構成及び第3の構成の「間に電気的に接続されている」と言った場合、第1の構成、第2の構成及び第3の構成が直列に接続され、且つ、第2の構成が第1の構成を介して第3の構成に接続されていることを意味する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
26日前
三桜工業株式会社
全樹脂熱利用発電素子
21日前
ローム株式会社
ホール素子
今日
株式会社半導体エネルギー研究所
表示装置、電子機器
20日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
20日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
28日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
22日前
TDK株式会社
光検知装置及び信号処理方法
20日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置
6日前
旺宏電子股ふん有限公司
半導体デバイス及びその製造方法
5日前
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
光センサの材料、及び素子構造
20日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光素子
1か月前
パナソニックIPマネジメント株式会社
光電変換材料および光検出方法
28日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光素子
1日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光素子
14日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光装置
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光装置
22日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光装置
22日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
28日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
14日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置、表示装置の製造方法
12日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置及び表示装置の製造方法
12日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置およびその製造方法
26日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置及び表示装置の製造方法
12日前
キオクシア株式会社
半導体記憶装置および半導体記憶装置の製造方法
12日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置の製造方法および表示装置
6日前
国立大学法人 東京大学
熱電変換モジュールおよび熱流センサ
20日前
エスケーハイニックス株式会社
半導体装置
1か月前
株式会社エネコートテクノロジーズ
素子の製造方法
28日前
公益財団法人電磁材料研究所
圧電性材料膜およびその製造方法ならびに振動発電素子
12日前
富士通セミコンダクターメモリソリューション株式会社
半導体記憶装置及び半導体記憶装置の製造方法
26日前
パイオニア株式会社
発光装置
22日前
ユニバーサル ディスプレイ コーポレイション
リン光性材料
12日前
エスケーハイニックス株式会社
半導体装置およびその製造方法
22日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置、表示装置用マザー基板、及び、表示装置の製造方法
27日前
続きを見る
他の特許を見る