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公開番号2024134090
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023044196
出願日2023-03-20
発明の名称厨房機器
出願人株式会社ノーリツ
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G06F 9/445 20180101AFI20240926BHJP(計算;計数)
要約【課題】ペアリング済の厨房機器及び外部機器の間の通信接続を安定化する。
【解決手段】コンロ10は、外部機器との間での近距離無線通信のためのBLE基板16と、BLE基板16を介した近距離無線通信によって外部機器と通信する制御基板14とを備える。BLE基板16は、特定の外部機器としての情報端末機器30との間で通信接続を確立するためのペアリング情報のうちの少なくとも一部を記憶する不揮発性メモリ26aを有する。制御基板15は、起動処理の実行毎にBLE基板16に対して、不揮発性メモリ26aに記憶されたペアリング情報の少なくとも一部の送信を要求する通信を実行するとともに、当該通信に応じてBLE基板16から送信された情報を用いて、ペアリング情報によって示される情報端末機器30との間で通信接続を確立する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部機器との間の近距離無線通信のための通信部と、
前記通信部を介した前記近距離無線通信によって前記外部機器と通信する制御部とを備え、
前記通信部は、特定の前記外部機器との間で通信接続を確立するためのペアリング情報のうちの少なくとも一部である第1の情報を不揮発的に記憶するように構成され、
前記制御部は、起動処理の実行毎に前記通信部に対して前記第1の情報の送信を要求する通信を実行するとともに、前記通信に応じて前記通信部から送信された前記第1の情報を用いて前記ペアリング情報によって示される前記外部機器との間で通信接続を確立する、厨房機器。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記制御部は、電源投入毎に前記起動処理を実行する、請求項1記載の厨房機器。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1の情報の送信を要求する通信において、前記第1の情報に対応する通信パケットを識別する第2の情報を前記通信部に送信する、請求項1記載の厨房機器。
【請求項4】
前記厨房機器は、コンロである、請求項1~3のいずれか1項に記載の厨房機器。
【請求項5】
前記外部機器は、携帯型情報端末機器である、請求項4記載の厨房機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、厨房機器に関し、より特定的には、外部機器との間での近距離無線通信による通信システムを構成する厨房機器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
加熱調理器等の厨房機器と、携帯端末と、給湯リモコンと、サーバとを備えた通信システムにおいて、加熱調理器と、携帯端末及び給湯リモコンとの間でBluetooth(登録商標)方式による通信(BT通信)を行うとともに、給湯リモコンがWiFi(登録商標)方式による通信(Wi-Fi通信)を実行してインターネット経由でサーバに通信接続する構成が、特開2020-112319号公報(特許文献1)に記載されている。
【0003】
特許文献1には、上記通信システムにおいて、給湯リモコン及び加熱調理器の間でBT通信が確立されている場合に、サーバに格納されたレシピデータが、中継装置として動作する給湯リモコンを経由して、加熱調理器に送信されることが記載される。又、給湯リモコンの代わりに、加熱調理器の近傍に配置される機器、例えばレンジフードを、中継装置として使用してもよいことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-112319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
加熱調理器(コンロ)等の厨房機器と、情報端末機器(例えば、スマートフォン又はタブレット端末)等の外部機器とが、上記BT通信又はWi-Fi通信等の近距離無線通信によって通信接続される通信システムを構築する際には、相互認証するための初期設定として、所謂、ペアリング処理が必要となる。ペアリング処理の完了後には、相互認証完了後の機器と通信するための情報(以下、「ペアリング情報」)を用いて、ペアリング済の厨房機器及び情報端末機器の間の通信接続が、都度実現されることになる。
【0006】
このような通信システムを構成する厨房機器の一態様として、外部機器との近距離無線通信のための通信部(通信モジュール又は通信用マイコン)と、厨房機器全体を制御する制御部(メインマイコン)とが個別に配置されて、制御部が通信部を介して外部機器と通信接続されて、当該外部機器との間でデータの送受信を実行する構成のものがある。
【0007】
この様な構成の厨房機器では、上記ペアリング情報を通信部で不揮発的に記憶する一方で、制御部は、電源投入に伴う起動処理時に通信部から送信されたペアリング情報を用いて外部機器と通信接続する態様とすることで、制御部での記憶容量を抑制できる。
【0008】
しかしながら、上記通信態様では、制御部の記憶容量を抑制できる一方で、ペアリング情報の全てが制御部に不揮発的に記憶されていないので、制御部に意図しない初期化処理(例えば、起動処理に伴うリセット動作)等が発生した際に、ペアリング済の厨房機器及び外部機器の間の通信接続が確立できなくなることが懸念される。
【0009】
本発明はこの様な問題点を解決するためになされたものであって、本発明の目的は、ペアリング済の厨房機器及び外部機器の間の通信接続を安定化することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明のある局面では、厨房機器が提供される。厨房機器は、外部機器との間の近距離無線通信のための通信部と、制御部とを備える。制御部は、通信部を介した近距離無線通信によって外部機器と通信する。通信部は、特定の外部機器との間で通信接続を確立するためのペアリング情報のうちの少なくとも一部である第1の情報を不揮発的に記憶するように構成される。制御部は、起動処理の実行毎に通信部に対して第1の情報の送信を要求する通信を実行するとともに、通信に応じて通信部から送信された第1の情報を用いてペアリング情報によって示される外部機器との間で通信接続を確立する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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