TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024130830
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023040744
出願日2023-03-15
発明の名称作業機用空調装置
出願人サンデン株式会社
代理人弁理士法人平和国際特許事務所
主分類B60H 1/22 20060101AFI20240920BHJP(車両一般)
要約【課題】簡素な構成で、エネルギー効率を向上する作業機用空調装置を提供すること。
【解決手段】熱媒体回路20は、熱媒体循環装置22が設置された第1熱媒体流路21aと、放熱器23が設置された第2熱媒体流路21bと、車載機器温調部24が設置された第3熱媒体流路21cとを備え、第1熱媒体流路21aおよび第2熱媒体流路21bは、空調用熱媒体循環路21a、21bを形成し、第1熱媒体流路21aおよび第3熱媒体流路21cは、車載機器用熱媒体循環路21a、21cを形成し、熱媒体回路20は、第1熱媒体流路21aに設置された第1の熱媒体加熱装置29aと、第2熱媒体流路21bに設置された第2の熱媒体加熱装置29bとを備える作業機用空調装置10。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
熱媒体を循環させる熱媒体循環装置と、HVAC内に設けられ車室内に供給する空気を加熱する放熱器と、車載機器を温調する車載機器温調部とを有した、熱媒体回路を備えた作業機用空調装置であって、
前記熱媒体回路は、前記熱媒体循環装置が設置された第1熱媒体流路と、前記放熱器が設置された第2熱媒体流路と、前記車載機器温調部が設置された第3熱媒体流路とを備え、
前記第1熱媒体流路および前記第2熱媒体流路は、空調用熱媒体循環路を形成し、
前記第1熱媒体流路および前記第3熱媒体流路は、車載機器用熱媒体循環路を形成し、
前記熱媒体回路は、前記第1熱媒体流路に設置された第1の熱媒体加熱装置と、前記第2熱媒体流路に設置された第2の熱媒体加熱装置とを備えることを特徴とする作業機用空調装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記熱媒体回路は、前記第1熱媒体流路を流れる熱媒体を、前記第2熱媒体流路または前記第3熱媒体流路の少なくとも一方に流すように、熱媒体の流れを制御する流路切替手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の作業機用空調装置。
【請求項3】
前記第2の熱媒体加熱装置は、前記第2熱媒体流路における前記放熱器の上流側に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の作業機用空調装置。
【請求項4】
冷媒と前記熱媒体回路を流れる熱媒体とを熱交換させて熱媒体を冷却する冷媒-熱媒体熱交換器を有した冷媒回路を備え、
前記冷媒-熱媒体熱交換器は、前記第3熱媒体流路に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の作業機用空調装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機用空調装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、クレーンやショベル等の作業機に搭載される作業機用空調装置として、作業機の車室内の暖房のために車室内に供給する空気を加熱するための放熱器と、バッテリ等の車載機器を温調するための車載機器温調部と、を有した熱媒体回路を備えた作業機用空調装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-245457号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上述したような作業機用空調装置においては、エネルギー効率の観点で改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、エネルギー効率を向上する作業機用空調装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、熱媒体を循環させる熱媒体循環装置と、HVAC内に設けられ車室内に供給する空気を加熱する放熱器と、車載機器を温調する車載機器温調部とを有した、熱媒体回路を備えた作業機用空調装置であって、前記熱媒体回路は、前記熱媒体循環装置が設置された第1熱媒体流路と、前記放熱器が設置された第2熱媒体流路と、前記車載機器温調部が設置された第3熱媒体流路とを備え、前記第1熱媒体流路および前記第2熱媒体流路は、空調用熱媒体循環路を形成し、前記第1熱媒体流路および前記第3熱媒体流路は、車載機器用熱媒体循環路を形成し、前記熱媒体回路は、前記第1熱媒体流路に設置された第1の熱媒体加熱装置と、前記第2熱媒体流路に設置された第2の熱媒体加熱装置とを備えることにより、前記課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、簡素な構成で、エネルギー効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る作業機用空調装置の構成を示す説明図。
制御装置による制御の概略を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の一実施形態に係る作業機用空調装置10について、図面に基づいて説明する。
なお、本明細書で使用する「上流」「下流」の用語は、熱媒体または冷媒の流れ方向における上流または下流を意味する。
【0010】
まず、作業機用空調装置10は、ラフテレーンクレーン、油圧ショベル、ホイルローダ、ブルドーザ、トラクタ、コンバイン、フォークリフト、クローラクレーン、トラッククレーン、モータグレーダ、掘削作業車、等の作業機に搭載され、作業機の車室内の空調(暖房・冷房)を行うとともに、作業機に搭載されたバッテリ等の車載機器12の温調(冷却・加熱)を行うものであり、図1に示すように、クーラント(水)等の熱媒体を用いた熱媒体回路20と、ハイドロフルオロオレフィン等の冷媒を用いた冷媒回路30と、作業機用空調装置10の各部を制御する制御装置(図示しない)とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

サンデン株式会社
摺動部材
3日前
サンデン株式会社
電動圧縮機
4日前
サンデン株式会社
電動圧縮機
4日前
サンデン株式会社
電力変換装置
7日前
サンデン株式会社
車両用空調装置
3日前
サンデン株式会社
作業機用空調装置
4日前
サンデン株式会社
作業機用空調装置
4日前
個人
車両用エアー傘
3か月前
個人
電池交換式自動車
1か月前
個人
自動車盗難防止装置
3か月前
個人
荷台雨除け装置
3か月前
個人
空気圧調節式ホイール。
1日前
日本精機株式会社
運転支援装置
1か月前
個人
連結式、キャンピングカー
1か月前
東レ株式会社
車両用エアバッグ
14日前
株式会社豊田自動織機
電動車両
3か月前
個人
全自動解除式シートベルト
3か月前
日本精機株式会社
表示システム
1か月前
個人
移動手段のミラーカバー。
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
個人
車両の座席装置
2か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
1日前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
3か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
2か月前
豊田合成株式会社
車両
14日前
豊田合成株式会社
車両
14日前
ダイハツ工業株式会社
レバー
2か月前
個人
テーブル付きハンドルガード具
3か月前
個人
セパレート型キャンピングカー
3か月前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
4日前
アピオ株式会社
荷物用支持具
2か月前
スズキ株式会社
車両制御装置
1か月前
三菱マヒンドラ農機株式会社
作業車両
1か月前
ダイハツ工業株式会社
分解構造
1か月前
続きを見る