TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024131425
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023041680
出願日
2023-03-16
発明の名称
電動圧縮機
出願人
サンデン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F04B
39/00 20060101AFI20240920BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】電動モータの巻線を効果的に冷却することを可能とする電動圧縮機を提供する。
【解決手段】電動圧縮機1は、回転軸5を回転させる電動モータ6と、回転軸5の回転によって駆動される圧縮機構7とを含む。電動モータ6は、ステータコア62及び巻線63を含むと共に本体ハウジング2の内周面に固定された円筒状のステータ61と、ステータ61の内側で回転軸5と一体で回転するロータ64とを含む。また、電動モータ6は、本体ハウジング2に形成された吸入ポート24から流入した冷媒の一部を巻線63に向けて案内するガイド部66を巻線63の外側に有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸を回転させる電動モータと、前記回転軸の回転によって駆動される圧縮機構と、前記電動モータ及び前記圧縮機構を収容するハウジングとを含み、前記ハウジングに設けられた吸入ポートから前記ハウジング内に流入した冷媒が前記電動モータを通過した後に前記圧縮機構で圧縮されるように構成され、前記電動モータが、ステータコア及び巻線を含むと共に前記ハウジングの内周面に固定された円筒状のステータと、前記ステータの内側で前記回転軸と一体で回転するロータとを含む電動圧縮機であって、
前記電動モータは、前記吸入ポートから前記ハウジング内に流入した冷媒の一部を前記巻線に向けて案内するガイド部を前記巻線の外側に有する、
電動圧縮機。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記ガイド部は、前記ステータに設けられ、前記ハウジングの内周面近傍を流れる前記冷媒を前記巻線に向けて案内するように構成されている、請求項1に記載の電動圧縮機。
【請求項3】
前記ガイド部は、前記圧縮機構とは反対側において前記巻線から前記回転軸の軸方向に離れた位置にある傾斜部を含み、前記傾斜部は、前記回転軸の軸方向において前記巻線から遠い遠位端部と、前記回転軸の軸方向において前記遠位端部よりも前記巻線に近い近位端部とを有し、前記遠位端部が前記ハウジングの内周面近傍に位置し、前記遠位端部から前記近位端部に向かって内側に傾斜するように形成されている、請求項1に記載の電動圧縮機。
【請求項4】
前記傾斜部は、凹面として形成されている、請求項3に記載の電動圧縮機。
【請求項5】
前記ステータコアは、円筒状のヨークと、前記ヨークから内側に延びる複数のティースとを有し、
前記ステータは、それぞれに前記巻線が巻回された状態で前記複数のティースに取り付けられた複数のインシュレータをさらに含み、
前記複数のインシュレータのそれぞれに前記ガイド部が設けられている、
請求項1~4のいずれか一つに記載の電動圧縮機。
【請求項6】
前記複数のインシュレータのそれぞれは、
前記複数のティースのうちの対応するティースに取り付けられると共に外周面に前記巻線が巻回された胴部と、
前記胴部よりも外側に設けられ、前記胴部に巻回された前記巻線の前記吸入ポート側の部分よりも前記回転軸の軸方向に突出した外側突出部と、
を有し、
前記ガイド部は、前記外側突出部の端部又はその近傍に設けられている、
請求項5に記載の電動圧縮機。
【請求項7】
前記ステータコアは、前記ヨークを形成するヨーク部材と、前記複数のティースを有するティース部材とが組み合わされて構成されている、請求項5に記載の電動圧縮機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動圧縮機に関し、特に車両用空調装置に好適に用いられ得る電動圧縮機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の電動圧縮機の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された電動圧縮機は、電動モータ及び圧縮機構を収容するハウジングを含み、吸入ポートからハウジング内に流入した冷媒が電動モータ及び圧縮機構をこの順に通過し、圧縮機構で圧縮された冷媒が吐出ポートから流出するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-51328号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の構成において、電動モータは、自身を通過する冷媒によって冷却され得る。ただし、冷媒の多くは、電動モータとハウジングとの隙間を流れ、電動モータの巻線の近傍を流れる冷媒は少ない。
【0005】
例えば、電動モータの出力が高くなると電動モータの巻線の温度が上昇し、電動モータの巻線の温度が上昇すると電動モータの効率や寿命の低下を招く。そのため、電動モータの巻線を効果的に冷却することが望まれる。
【0006】
そこで、本発明は、電動モータの巻線を効果的に冷却することを可能とする電動圧縮機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面によると、電動圧縮機が提供される。この電動圧縮機は、回転軸を回転させる電動モータと、前記回転軸の回転によって駆動される圧縮機構と、前記電動モータ及び前記圧縮機構を収容するハウジングとを含み、前記ハウジングに設けられた吸入ポートから前記ハウジング内に流入した冷媒が前記電動モータを通過した後に前記圧縮機構で圧縮されるように構成されている。前記電動モータは、ステータコア及び巻線を含むと共に前記ハウジングの内周面に固定された円筒状のステータと、前記ステータの内側で前記回転軸と一体で回転するロータとを含む。また、前記電動モータは、前記吸入ポートから流入した冷媒の一部を前記巻線に向けて案内するガイド部を前記巻線の外側に有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、電動モータの巻線を効果的に冷却することを可能とする電動圧縮機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る電動圧縮機の概略断面図である。
前記電動圧縮機の電動モータを構成するステータの分解斜視図である。
前記電動圧縮機の電動モータを構成するステータの平面図である。
前記電動圧縮機の電動モータのステータの斜視図である。
前記電動モータにおいて巻線が巻回されるインシュレータの概略構成を示す図である。
インシュレータ近傍における冷媒の流れの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
サンデン株式会社
運転支援装置
20日前
サンデン株式会社
運転支援装置
20日前
サンデン株式会社
運転支援装置
20日前
サンデン株式会社
モータ制御装置
20日前
サンデン株式会社
車両用空調装置
1か月前
サンデン株式会社
車両用空調システム
20日前
サンデン株式会社
車両用空調システム
20日前
サンデン株式会社
車両用空調システム
20日前
サンデン株式会社
車両用空調システム
20日前
サンデン株式会社
乗り物酔い緩和装置
20日前
サンデン株式会社
車両用空調システム
20日前
サンデン株式会社
車両用空調システム
1か月前
サンデン株式会社
車両用空調制御システム
20日前
サンデン株式会社
車両用熱管理制御システム
20日前
サンデン株式会社
モータ及びそれを備えた電動圧縮機
20日前
サンデン株式会社
空調制御システム及び空調制御方法
20日前
サンデン株式会社
電力変換装置及びそれを備えた車載用電動コンプレッサ
20日前
サンデン株式会社
車両空調用制御仕様変更システム及び車両用空調制御装置
20日前
サンデン株式会社
電動圧縮機用モータ、及び、その製造方法、及び、それを備えた電動圧縮機
1か月前
ニデック株式会社
ファン
2か月前
個人
液体の汲み上げ方法
2か月前
個人
真空装置、真空ポンプ
1か月前
三菱電機株式会社
換気扇
1か月前
日機装株式会社
遠心ポンプ
2か月前
サンデン株式会社
電動圧縮機
2か月前
エドワーズ株式会社
真空ポンプ
1か月前
川崎重工業株式会社
液圧回転機械
2か月前
ミネベアミツミ株式会社
遠心送風機
1か月前
株式会社豊田自動織機
圧縮機
1か月前
ミネベアミツミ株式会社
遠心送風機
1か月前
ミネベアミツミ株式会社
遠心送風機
1か月前
川崎重工業株式会社
ポンプシステム
21日前
株式会社豊田自動織機
圧縮機
1か月前
株式会社豊田自動織機
圧縮機
1か月前
株式会社豊田自動織機
圧縮機
1か月前
株式会社豊田自動織機
圧縮機
1か月前
続きを見る
他の特許を見る