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公開番号2024127548
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036764
出願日2023-03-09
発明の名称建設機械のモニタリングシステム
出願人日立建機株式会社
代理人弁理士法人開知
主分類G06T 7/269 20170101AFI20240912BHJP(計算;計数)
要約【課題】建設機械の作業情報をより正確に確認することができる建設機械のモニタリングシステムを提供すること。
【解決手段】作業現場における建設機械の稼働状況を取得し、取得した稼働状況から建設機械の作業動作を分析して、建設機械の作業情報を可視化する建設機械のモニタリングシステムであって、稼働状況の取得対象である建設機械の映像を撮影する撮影装置と、撮影装置により撮影された建設機械の映像のオプティカルフローの左右方向成分に基づいて、建設機械の作業動作の回数と作業動作を行った時間とを分析する検知装置と、検知装置により分析された建設機械の作業動作の回数と作業動作を行った時間とに基づいて、建設機械の作業情報を作成して表示する表示装置と、を備える。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
作業現場における建設機械の稼働状況を取得し、取得した前記稼働状況から前記建設機械の作業動作を分析して、前記建設機械の作業情報を可視化する建設機械のモニタリングシステムであって、
前記稼働状況の取得対象である前記建設機械の映像を撮影する撮影装置と、
前記撮影装置により撮影された前記建設機械の映像のオプティカルフローの左右方向成分に基づいて、前記建設機械の作業動作の回数と前記作業動作を行った時間とを分析する検知装置と、
前記検知装置により分析された前記建設機械の作業動作の回数と前記作業動作を行った時間とに基づいて、前記建設機械の作業情報を作成して表示する表示装置と、
を備えることを特徴とする建設機械のモニタリングシステム。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
請求項1記載の建設機械のモニタリングシステムにおいて、
前記検知装置は、前記撮影装置から取得した映像のオプティカルフローの左右方向成分から、前記建設機械の動作パターンとして旋回動作を解析し、解析した前記旋回動作を集計して、前記建設機械の作業動作の回数と前記作業動作を行った時間とを分析することを特徴とする建設機械のモニタリングシステム。
【請求項3】
請求項2記載の建設機械のモニタリングシステムにおいて、
前記検知装置は、前記撮影装置から取得した映像のオプティカルフローの左右方向成分のヒストグラムが2つのピークを持つ場合に、前記建設機械の動作パターンを旋回動作であるとすることを特徴とする建設機械のモニタリングシステム。
【請求項4】
請求項3記載の建設機械のモニタリングシステムにおいて、
前記検知装置は、前記撮影装置から取得した映像のオプティカルフローの左右方向成分のヒストグラムのピーク1つのピークであった場合は、前記建設機械の動作パターンを走行動作であるとすることを特徴とする建設機械のモニタリングシステム。
【請求項5】
請求項3記載の建設機械のモニタリングシステムにおいて、
前記検知装置は、オプティカルフローの左右方向成分のヒストグラムのピークの位置および幅についての閾値を用いて、前記建設機械の動作パターンである前記旋回動作の解析を行うことを特徴とする建設機械のモニタリングシステム。
【請求項6】
請求項1記載の建設機械のモニタリングシステムにおいて、
映像中の領域を指定する入力装置を備え、
前記検知装置は、前記入力装置に入力された前記映像中の領域のみを前記オプティカルフローによる解析の対象とすることを特徴とする建設機械のモニタリングシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建設機械のモニタリングシステムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
建設現場においては、作業の進捗管理を自動化する様々な試みが行われている。例えば、建設現場で稼働する建設機械にセンサーなどを取り付け、センサーからの信号に基づき作業進捗状況を分析する方法が提案されている。しかしながら、この場合には、センサーを取り付けた個体についてしか進捗管理を行うことができない。
【0003】
このような課題に対応する技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術がしられている。特許文献1には、作業者を認識するための作業者特定情報を格納する記憶部と、撮像手段により撮像された対象工事の画像情報を取得する取得部と、作業者特定情報を参照して、取得した画像情報を解析し、作業者を認識する画像解析部と、認識した作業者の作業時間を計測する計測部と、認識した作業者と、該作業者に関連付けられた作業時間とを含む作業情報を表示する表示部と、を有する工事管理支援装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-201074号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来技術においては、カメラからの映像から作業者ないし機械の作業内容を分析して機械の動作パターンを認識し、動作パターンを機械作業変換テーブルに照らし合わせて、工事機械の作業内容を特定することで、機械にセンサー等を新たに追加することなく、多数の機械が稼働する現場でも機械の作業情報をまとめて判定することができる。
【0006】
しかしながら、上記従来技術においては、動作パターンの具体的な認識方法は提示されていないため、採用する動作パターンの認識精度によっては、作業情報の確認精度の低下が懸念される。
【0007】
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、建設機械の作業情報をより正確に確認することができる建設機械のモニタリングシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、作業現場における建設機械の稼働状況を取得し、取得した前記稼働状況から前記建設機械の作業動作を分析して、前記建設機械の作業情報を可視化する建設機械のモニタリングシステムであって、前記稼働状況の取得対象である前記建設機械の映像を撮影する撮影装置と、前記撮影装置により撮影された前記建設機械の映像のオプティカルフローの左右方向成分に基づいて、前記建設機械の作業動作の回数と前記作業動作を行った時間とを分析する検知装置と、前記検知装置により分析された前記建設機械の作業動作の回数と前記作業動作を行った時間とに基づいて、前記建設機械の作業情報を作成して表示する表示装置と、を備えるものとする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、建設機械の作業情報をより正確に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
建設機械の一例である油圧ショベルの外観を遠隔操縦装置とともに模式的に示す図である。
建設機械のモニタリングシステムの全体構成を概略的に示す図である。
建設機械のモニタリングシステムの処理内容を示す機能ブロック図である。
建設機械のモニタリングシステムの処理内容を示すフローチャートである。
建設機械の旋回動作における一連の状態を模式的に示す図である。
建設機械の旋回動作におけるオプティカルフローの一連の様子を模式的に示す図である。
旋回動作および走行移動動作(平行移動動作)におけるオプティカルフローの水平方向成分のヒストグラムを模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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