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公開番号
2024126687
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023035247
出願日
2023-03-08
発明の名称
ロータ及び回転電機
出願人
株式会社明電舎
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
1/276 20220101AFI20240912BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】軸方向サイズを大型化することなく、ロータの冷却効率を改善することである。
【解決手段】ロータコアと、前記ロータコアに埋設されたマグネットと、前記ロータコアの軸方向端部に配置され、前記マグネットと対向して該マグネットの飛散を防ぐエンドプレートと、を有し、前記エンドプレートは、前記ロータコアと対向する面に、前記ロータコアと反対側に凹む溝部を有し、前記溝部は、前記マグネットと軸方向で対向せず、前記溝部は、前記エンドプレートの径方向外側端に開放された送風入口部と、前記送風入口部と一致しない周方向位置で前記エンドプレートの径方向外側端に開放された送風出口部と、前記送風入口部と前記送風出口部とを繋ぐ送風路と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ロータコアと、
前記ロータコアに埋設されたマグネットと、
前記ロータコアの軸方向端部に配置され、前記マグネットと対向して該マグネットの飛散を防ぐエンドプレートと、
を有し、
前記エンドプレートは、前記ロータコアと対向する面に、前記ロータコアと反対側に凹む溝部を有し、
前記溝部は、前記マグネットと軸方向で対向せず、
前記溝部は、前記エンドプレートの径方向外側端に開放された送風入口部と、前記送風入口部と一致しない周方向位置で前記エンドプレートの径方向外側端に開放された送風出口部と、前記送風入口部と前記送風出口部とを繋ぐ送風路と、を有する、
ことを特徴とするロータ。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記マグネットは、径方向に複数の層を形成して配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載のロータ。
【請求項3】
前記送風路は、前記マグネットが形成する前記複数の層の所定の層と、該所定の層と隣接する層との間で前記ロータコアと対向する、
ことを特徴とする請求項2に記載のロータ。
【請求項4】
前記エンドプレートは、前記ロータコアの軸方向一方側端部及び軸方向他方側端部に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載のロータ。
【請求項5】
前記送風入口部の幅は、前記送風路の幅よりも大きい、
ことを特徴とする請求項1に記載のロータ。
【請求項6】
ステータと、前記ステータとギャップを介して対向する前記ロータとを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロータ及び回転電機に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
インナーロータ型モータの冷却において、ロータとステータとの位置関係で径方向外側に配置されたステータの冷却については、水冷により径方向外側から直接冷却することができる。しかし、径方向内側に配置されたロータは、径方向外側からではステータを介して冷却することになるため、ロータの冷却が十分にできない可能性がある。
【0003】
特許文献1では、流体を流通させるファンや、ロータの軸方向外側に突出する放熱用のフィンを設けることで、ロータを冷却する構造を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第2863788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の構造では、ファンやフィンを設けていることで、モータの軸方向サイズが大型化してしまう。
【0006】
本発明は、軸方向サイズを大型化することなく、ロータの冷却効率を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係るロータは、ロータコアと、前記ロータコアに埋設されたマグネットと、前記ロータコアの軸方向端部に配置され、前記マグネットと対向して該マグネットの飛散を防ぐエンドプレートと、を有し、前記エンドプレートは、前記ロータコアと対向する面に、前記ロータコアと反対側に凹む溝部を有し、前記溝部は、前記マグネットと軸方向で対向せず、前記溝部は、前記エンドプレートの径方向外側端に開放された送風入口部と、前記送風入口部と一致しない周方向位置で前記エンドプレートの径方向外側端に開放された送風出口部と、前記送風入口部と前記送風出口部とを繋ぐ送風路と、を有する。
【0008】
上記の一態様のロータにおいて、前記マグネットは、径方向に複数の層を形成して配置される。
【0009】
上記の一態様のロータにおいて、前記送風路は、前記マグネットが形成する前記複数の層の所定の層と、該所定の層と隣接する層との間で前記ロータコアと対向する。
【0010】
上記の一態様のロータにおいて、前記エンドプレートは、前記ロータコアの軸方向一方側端部及び軸方向他方側端部に配置される。
(【0011】以降は省略されています)
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