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公開番号
2024126361
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023034681
出願日
2023-03-07
発明の名称
覚醒低下検出装置、覚醒低下検出方法およびコンピュータプログラム
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
A61B
5/18 20060101AFI20240912BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】覚醒低下が進行する手前の初期の段階で、被験者の覚醒低下傾向を判定する。
【解決手段】 実施形態による覚醒低下装置は、心拍数の時系列データを取得する取得部12と、第1期間TAにおける心拍数の変動を示す第1偏差sd1が第1しきい値を超えたか否かを判定する第1判定部18と、第1期間PAよりも長い第2期間PCにおいて、第1偏差sd1が第1しきい値を超えた回数が第2しきい値以上である場合に、覚醒低下を示す情報を出力する第2判定部19と、備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
心拍数の時系列データを取得する取得部と、
第1期間における前記心拍数の変動を示す第1偏差が第1しきい値を超えたか否かを判定する第1判定部と、
前記第1期間よりも長い第2期間において、前記第1偏差が前記第1しきい値を超えた回数が第2しきい値以上である場合に、覚醒低下を示す情報を出力する第2判定部と、
を備える覚醒低下検出装置。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記第1期間は、前記第2期間よりも短い期間であって、
前記第1偏差は、前記第1期間における前記心拍数の標準偏差である、請求項1記載の覚醒低下検出装置。
【請求項3】
前記第1しきい値は、前記第1期間および前記第2期間よりも長い第3期間における前記心拍数の標準偏差に係数を乗じた値である、請求項1記載の覚醒低下検出装置。
【請求項4】
前記第1期間、前記第2期間および前記第3期間は、前記心拍数のデータ数により設定されている請求項3記載の覚醒低下検出装置。
【請求項5】
心拍数の時系列データを取得し、
第1期間における前記時系列データを用いて前記心拍数の変動を示す第1偏差が第1しきい値を超えているときにフラグを立て、
第2期間に立てられた前記フラグの数が第2しきい値以上であるときに、覚醒低下フラグを立てる、覚醒低下検出方法。
【請求項6】
コンピュータに、請求項5記載の方法を実行させるコンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、覚醒低下検出装置、覚醒低下検出方法およびコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
車両のドライバの覚醒低下を検出する手法として、例えば、ドライバの顔画像をカメラで撮像して瞼の動きを開眼度として捉えることで、長い瞬目が生じたことや、その頻度が高まったことを検知して覚醒低下を判定する手法が広く採用されている。
また、ドライバの心拍数を測定し、心拍数の低下から覚醒低下を判定する手法もある。
【0003】
例えば特許文献1には、被験者の心拍数を取得し、心拍数と基底心拍数とを用い算出された補正変化量が小さい状態が一定時間継続するか否かに基づいて、被験者の眠気判定を行うことが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-159825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前者については、例えば目の細い被験者や日差しの影響など、画像により開閉眼が判定しづらい場合もあり、当該手法では覚醒低下状態を判定しづらいケースもあった。また、後者については、心拍数が低下してきた状況はかなり眠気が進行した場合であり、心拍数の低下が一定時間継続した時点で眠気ありと判定したときには、被験者の覚醒低下がかなり進行している可能性があった。
【0006】
本発明は上記事情を鑑みて成されたものであって、覚醒低下が進行する手前の初期の段階で、被験者の覚醒低下傾向を判定する覚醒低下検出装置、覚醒低下検出方法およびコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1態様による覚醒低下検出装置は、心拍数の時系列データを取得する取得部と、第1期間における前記心拍数の変動を示す第1偏差が第1しきい値を超えたか否かを判定する第1判定部と、前記第1期間よりも長い第2期間において、前記第1偏差が前記第1しきい値を超えた回数が第2しきい値以上である場合に、覚醒低下を示す情報を出力する第2判定部と、備える。
【0008】
本発明の第2態様による覚醒低下検出方法は、心拍数の時系列データを取得し、第1期間における前記時系列データを用いて心拍数の変動を示す第1偏差が第1しきい値を超えているときにフラグを立て、第2期間に立てられた前記フラグの数が第2しきい値以上であるときに、覚醒低下フラグを立てる、方法である。
【0009】
本発明の第3態様によるコンピュータプログラムは、コンピュータに、第2態様による覚醒低下検出方法を実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、覚醒低下が進行する前の初期の段階で、被験者の覚醒低下傾向を判定する覚醒低下検出装置、覚醒低下検出方法およびコンピュータプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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