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公開番号2024125828
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033917
出願日2023-03-06
発明の名称車両用表示装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20240911BHJP(信号)
要約【課題】乗員の乗り物酔いがより軽減される車両用表示装置を開示する。
【解決手段】車両用表示装置10は、車両に対して固定された表示器12と、前記表示器12の駆動を制御する表示コントローラ14と、を備え、前記表示コントローラ14は、オプティカルフローを示す第一画像40と、重力方向または前記重力方向に垂直な水平方向を示す第二画像42と、を前記表示器12に同時に表示させる、ように構成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両に対して固定された表示器と、
前記表示器の駆動を制御する表示コントローラと、
を備え、
前記表示コントローラは、オプティカルフローを示す第一画像と、重力方向または前記重力方向に垂直な水平方向を示す第二画像と、を前記表示器に同時に表示させる、ように構成されている、
ことを特徴とする車両用表示装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両用表示装置であって、
前記表示器は、
コンテンツ画像を表示するメイン表示エリアと、
前記メイン表示エリアを取り囲むように配置されたサポート表示エリアと、
を有しており、
前記表示コントローラは、前記メイン表示エリアにコンテンツ画像を表示させる処理と並行して、前記サポート表示エリアに前記第一画像および前記第二画像を表示させる処理を実行するように構成されている、
ことを特徴とする車両用表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の車両用表示装置であって、
前記第二画像は、前記水平方向と平行、かつ、所定の基準点を通る直線図形であり、
前記表示コントローラは、前記車両の加速度の変化に連動して、前記基準点の高さ位置が変化するように、前記第一画像の表示位置を変更するように構成されている、
ことを特徴とする車両用表示装置。
【請求項4】
請求項3に記載の車両用表示装置であって、
前記第一画像は、規定の吹き出し点から放射状に広がる、または、集中する複数の矢印を含み、
前記基準点は、前記吹き出し点と一致しており、
前記表示コントローラは、前記表示器に、前記直線図形を前記複数の矢印と重畳表示させるように構成されており、
前記表示コントローラは、前記車両の移動方向および加速度に連動して、前記吹き出し点の前記表示器内における表示位置を変更し、前記車両の移動速度に連動して前記矢印の向きを変更する、ように構成されている、
ことを特徴とする車両用表示装置。
【請求項5】
請求項1に記載の車両用表示装置であって、
前記表示コントローラは、前記第一画像および前記第二画像の変化レートが規定の許容値を超える場合、前記許容値を超えない場合に比べて、前記第一画像および前記第二画像を、その変化が目立たない形態で前記表示器に表示させるように構成されている、
ことを特徴とする車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、車室に設けられた表示器に画像を表示する車両用表示装置を開示する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
車両の走行中、乗員が乗り物酔いすることがある。かかる乗り物酔いの原因として、感覚混乱説が知られている。感覚混乱説は、前庭や視覚といった複数の感覚器それぞれで検知した情報が矛盾することで乗り物酔いが生じるという説である。
【0003】
ここで、特許文献1には、車内の表示器に、運転者のオプティカルフローの方向を示す指標を表示する技術が開示されている。なお、オプティカルフローとは、風景の流れの方向を示すベクトルである。
【0004】
特許文献1に記載された技術によれば、乗員は、車両の移動方向を視覚でも把握できる。そして、これにより、視覚で検知した情報と前庭で検知した情報との矛盾が軽減されるため、乗員の乗り物酔いが、ある程度、軽減される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-171117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1等の従来技術では、オプティカルフローを示す画像のみが表示されている。そのため、従来技術では、水平方向または重力方向を視覚で把握することができなかった。結果として、従来技術では、乗り物酔いを十分に軽減できなかった。
【0007】
そこで、本明細書では、乗員の乗り物酔いがより軽減される車両用表示装置を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書で開示する車両用表示装置は、車両に対して固定された表示器と、前記表示器の駆動を制御する表示コントローラと、を備え、前記表示コントローラは、オプティカルフローを示す第一画像と、重力方向または前記重力方向に垂直な水平方向を示す第二画像と、を前記表示器に同時に表示させる、ように構成されている、ことを特徴とする。
【0009】
かかる構成とすることで、乗員は、車両の移動方向および重力方向を視覚で把握できる。その結果、乗員の乗り物酔いが効果的に軽減される。
【0010】
この場合、前記表示器は、コンテンツ画像を表示するメイン表示エリアと、前記メイン表示エリアを取り囲むように配置されたサポート表示エリアと、を有しており、前記表示コントローラは、前記メイン表示エリアにコンテンツ画像を表示させる処理と並行して、前記サポート表示エリアに前記第一画像および前記第二画像を表示させる処理を実行するように構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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