TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024127171
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036141
出願日2023-03-09
発明の名称燃料電池
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 8/0271 20160101AFI20240912BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】接着力を向上させることができる燃料電池を提供する。
【解決手段】燃料電池であって、前記燃料電池は、膜電極ガス拡散層接合体と、前記膜電極ガス拡散層接合体の周囲に配置された樹脂フレームと、前記膜電極ガス拡散層接合体と前記樹脂フレームとを挟持する一対のセパレータと、を備え、前記樹脂フレームは、コア層と、前記コア層を挟持する一対の接着層と、を有し、前記一対のセパレータは、前記接着層と接するシールラインとなる領域において、前記接着層に対して反対方向に突き出した凸部を有する、ことを特徴とする燃料電池。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
燃料電池であって、
前記燃料電池は、膜電極ガス拡散層接合体と、前記膜電極ガス拡散層接合体の周囲に配置された樹脂フレームと、前記膜電極ガス拡散層接合体と前記樹脂フレームとを挟持する一対のセパレータと、を備え、
前記樹脂フレームは、コア層と、前記コア層を挟持する一対の接着層と、を有し、
前記一対のセパレータは、前記接着層と接するシールラインとなる領域において、前記接着層に対して反対方向に突き出した凸部を有する、ことを特徴とする燃料電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、燃料電池に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1で開示されるような燃料電池(FC)に関して様々な技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-139178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料電池の単セル内のシールラインを接着により形成する際に、接着層の厚みバラツキにより安定的な接着力を発現できないという問題がある。例えば、フラットなセパレータを用いて加熱プレスした場合に接着剤をくい切ってしまい、接着力の低下もしくは接着出来ない場合が発生する。
また特許文献1では、樹脂フレーム(3層シート)自体に曲げ応力が掛かり割れてしまう場合や、接着層に内圧が掛からずに気泡が発生すること、及び、圧力不足で接着力が発現されないこと等の接着層内部に圧力をかけるのが不十分な場合等がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、接着力を向上させることができる燃料電池を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示においては、以下の特徴を有する燃料電池を提供する。
燃料電池であって、
前記燃料電池は、膜電極ガス拡散層接合体と、前記膜電極ガス拡散層接合体の周囲に配置された樹脂フレームと、前記膜電極ガス拡散層接合体と前記樹脂フレームとを挟持する一対のセパレータと、を備え、
前記樹脂フレームは、コア層と、前記コア層を挟持する一対の接着層と、を有し、
前記一対のセパレータは、前記接着層と接するシールラインとなる領域において、前記接着層に対して反対方向に突き出した凸部を有する、ことを特徴とする燃料電池。
【発明の効果】
【0007】
本開示の燃料電池は、接着力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(1)が本開示の燃料電池の一例を示す斜視模式図であり、(2)が本開示の燃料電池のシールラインの領域の一例を示す(1)のA-A断面模式図である。
(1)が本開示の燃料電池のシールラインの領域の熱圧着前の状態の一例を示す断面模式図であり、(2)が本開示の燃料電池のシールラインの領域の熱圧着中の状態の一例を示す断面模式図であり、(3)が本開示の燃料電池のシールラインの領域の熱圧着後の状態の一例を示す断面模式図である。
本開示の燃料電池のシールラインの領域の別の一例を示す断面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示による実施の形態を説明する。なお、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本開示の実施に必要な事柄(例えば、本開示を特徴付けない燃料電池の一般的な構成および製造プロセス)は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本開示は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。
また、図における寸法関係(長さ、幅、厚さ等)は実際の寸法関係を反映するものではない。
本明細書において数値範囲を示す「~」とは、その前後に記載された数値を下限値及び上限値として含む意味で使用される。
また、数値範囲における上限値と下限値は任意の組み合わせを採用できる。
【0010】
本開示においては、以下の特徴を有する燃料電池を提供する。
燃料電池であって、
前記燃料電池は、膜電極ガス拡散層接合体と、前記膜電極ガス拡散層接合体の周囲に配置された樹脂フレームと、前記膜電極ガス拡散層接合体と前記樹脂フレームとを挟持する一対のセパレータと、を備え、
前記樹脂フレームは、コア層と、前記コア層を挟持する一対の接着層と、を有し、
前記一対のセパレータは、前記接着層と接するシールラインとなる領域において、前記接着層に対して反対方向に突き出した凸部を有する、ことを特徴とする燃料電池。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
今日
トヨタ自動車株式会社
電動車両
今日
トヨタ自動車株式会社
燃料電池
今日
トヨタ自動車株式会社
積層電池
今日
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
今日
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
今日
トヨタ自動車株式会社
充電制御装置
今日
トヨタ自動車株式会社
運転支援装置
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
今日
トヨタ自動車株式会社
車両の駆動装置
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
車両用清掃装置
今日
トヨタ自動車株式会社
熱管理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
全固体電池パック
今日
トヨタ自動車株式会社
全固体電池パック
今日
トヨタ自動車株式会社
情報処理システム
今日
トヨタ自動車株式会社
全固体電池パック
今日
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置及び方法
今日
トヨタ自動車株式会社
積層型電池の製造方法
今日
トヨタ自動車株式会社
車両用センターエアバッグ装置
今日
株式会社豊田中央研究所
電極板
今日
続きを見る