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公開番号2024124240
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023032251
出願日2023-03-02
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20240905BHJP(計算;計数)
要約【課題】車両がVPPに無駄に参加してしまう事態を抑制する。
【解決手段】車両ECU12は、車両10に搭載された電池13の劣化度と、電池13の充電及び放電の少なくとも一方を行う充放電器30を介して電力系統41に接続している車両10の台数と、から予測される車両10の充放電待ち時間に応じて、VPPへの参加の是非に関する情報を出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
車両に搭載される電池の劣化度と、前記電池の充電及び放電の少なくとも一方を行う充放電器を介して電力系統に接続している前記車両の台数と、から予測される前記車両の充放電待ち時間に応じて、仮想発電所への参加の是非に関する情報を出力する、車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両の制御装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、車両等の種々のエネルギーリソースをあたかも一つの発電所のように機能させ、電力の需給バランスを調整するＶＰＰ（Virtual Power Plant：仮想発電所）が注目されている。
【０００３】
特許文献１には、バッテリ充放電計画に従って電動車両のバッテリの充電及び放電の少なくとも一方を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１４－２１２６３７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１には、電池の劣化度が大きい車両が充放電器を介して電力系統に接続されている場合にどうすべきかが記載されていない。ＶＰＰに貢献するために車両を電力系統に接続したとしても、電池の劣化度が大きい車両は充放電の優先順位が低いので充放電が行われず、電力系統への接続が無駄になってしまう。
【０００６】
そこで、本開示の技術は、上記課題に鑑み、車両がＶＰＰに無駄に参加してしまう事態を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決するため、本開示の一態様によれば、
車両に搭載されている電池の劣化度と、前記電池の充電及び放電の少なくとも一方を行う充放電器を介して電力系統に接続している前記車両の台数と、から予測される前記車両の充放電待ち時間に応じて、仮想発電所への参加の是非に関する情報を出力する、車両の制御装置が提供される。
【発明の効果】
【０００８】
本開示の一態様によれば、車両がＶＰＰに無駄に参加してしまう事態を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
一実施形態に係る制御装置を有する電力管理システムの構成図である。
一実施形態に係る制御装置を有する電力管理システムの処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照して本開示の実施形態について説明する。各図面において、同一構成要素には同一符号を付与し、重複した説明を適宜省略する。
（【００１１】以降は省略されています）

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