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公開番号2024124198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023032199
出願日2023-03-02
発明の名称車両制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60T 7/12 20060101AFI20240905BHJP(車両一般)
要約【課題】車両のオーバーランを抑制しつつ、ねじりトルクを解消することができる車両制御装置を提供すること。
【解決手段】車両制御装置は、プロセッサと、車両に伝達する駆動トルクを発生させる第一の装置と、車両に伝達する制動トルクを発生させる第二の装置と、を備え、プロセッサが、車両の停車中に第一の制動トルクがかかった状態でパーキングレンジから走行レンジにシフトされた場合、第一の装置から駆動トルクを発生させるとともに、記第二の装置から車両を停止させるために必要な第二の制動トルクを発生させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
プロセッサと、
車両に伝達する駆動トルクを発生させる第一の装置と、
前記車両に伝達する制動トルクを発生させる第二の装置と、
を備え、
前記プロセッサは、
前記車両の停車中に第一の制動トルクがかかった状態でパーキングレンジから走行レンジにシフトされた場合、前記第一の装置から駆動トルクを発生させるとともに、前記第二の装置から前記車両を停止させるために必要な第二の制動トルクを発生させる、
車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両制御装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、車両が坂路でパーキングロックを解除した際に、駆動トルクをかけることにより、車両のドライブシャフトに蓄積するねじりトルクを解消する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第５８６２７９２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示された技術では、例えばセンサの故障やモータの応答性等により、駆動トルクが大きくなりすぎた場合、車両がオーバーラン（飛び出し）してしまうおそれがある。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、車両のオーバーランを抑制しつつ、ねじりトルクを解消することができる車両制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る車両制御装置は、プロセッサと、車両に伝達する駆動トルクを発生させる第一の装置と、前記車両に伝達する制動トルクを発生させる第二の装置と、を備え、前記プロセッサが、前記車両の停車中に第一の制動トルクがかかった状態でパーキングレンジから走行レンジにシフトされた場合、前記第一の装置から駆動トルクを発生させるとともに、前記第二の装置から前記車両を停止させるために必要な第二の制動トルクを発生させる。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、車両のオーバーランを抑制しつつ、ねじりトルクを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る車両制御装置が適用される車両の構成の一例を示すブロック図である。
図２は、実施形態に係る車両制御装置による制御の一例を示すタイムチャートである。
図３は、実施形態に係る車両制御装置による制御の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る車両制御装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
（車両制御装置）
実施形態に係る車両制御装置の構成について、図１および図２を参照しながら説明する。実施形態に係る車両制御装置が適用される車両としては、例えば電気自動車（ＢＥＶ：Battery Electric Vehicle）、プラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）等が挙げられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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