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公開番号2024122564
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023030165
出願日2023-02-28
発明の名称車両制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 50/80 20160101AFI20240902BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】地上側の供給装置から車両へと非接触で電力伝送される際の電力の伝送効率を高めることができる車両制御装置を提供すること。
【解決手段】地上側の供給装置から非接触で伝送された電力を受け取る受電装置と、受電装置により受け取った電力を充電するバッテリと、を備える車両に搭載された車両制御装置であって、バッテリの電圧と車両側の要求電力とに基づいて決定した駆動周波数を第1駆動周波数に設定し、広域無線通信を利用して第1駆動周波数を供給装置へ送信し、第1駆動周波数を受信した供給装置によって当該供給装置に含まれるインバータが第1駆動周波数に制御された状態において非接触で伝送された電力を、受電装置で受け取るとともにバッテリに充電し、インバータの駆動周波数を第1駆動周波数へ変更前後で電力の伝送効率が高くなっているかフィードバック制御を実施する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
地上側の供給装置から非接触で伝送された電力を受け取る受電装置と、前記受電装置により受け取った電力を充電するバッテリと、を備える車両に搭載された車両制御装置であって、
前記バッテリの電圧と前記車両側の要求電力とに基づいて決定した駆動周波数を第1駆動周波数に設定し、
広域無線通信を利用して前記第1駆動周波数を前記供給装置へ送信し、
前記第1駆動周波数を受信した前記供給装置によって当該供給装置に含まれるインバータが前記第1駆動周波数に制御された状態において非接触で伝送された電力を、前記受電装置で受け取るとともに前記バッテリに充電し、
前記インバータの駆動周波数を前記第1駆動周波数へ変更前後で電力の伝送効率が高くなっているかフィードバック制御を実施する
ことを特徴とする車両制御装置。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記バッテリの電圧が高いほど前記第1駆動周波数は低くなり、かつ前記要求電力が大きいほど前記第1駆動周波数は高くなる
ことを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項3】
前記インバータが前記第1駆動周波数で駆動した際の電力の伝送効率に関するフィードバック情報を前記供給装置から受信し、
前記フィードバック情報に基づいて前記バッテリの電圧と前記要求電力と前記第1駆動周波数との相関関係を調整する
ことを特徴とする請求項2に記載の車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、オフラインデータ方法により、開放インダクタンスおよび結合係数を関係データに適用してそれぞれに対応するギャップ長を推定し、両者の平均ギャップ長を関係データに適用して最適周波数を取得することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-111873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、送電側のインバータの駆動周波数を受電側の装置にとって最適な駆動周波数に変更できない虞がある。また、受電側の装置が車両に搭載された装置である場合、電力の伝送効率を高めるために、車両側の装置にとって最適な駆動周波数をどのように決定すればよいのか検討の余地があった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、地上側の供給装置から車両へと非接触で電力伝送される際の電力の伝送効率を高めることができる車両制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、地上側の供給装置から非接触で伝送された電力を受け取る受電装置と、前記受電装置により受け取った電力を充電するバッテリと、を備える車両に搭載された車両制御装置であって、前記バッテリの電圧と前記車両側の要求電力とに基づいて決定した駆動周波数を第1駆動周波数に設定し、広域無線通信を利用して前記第1駆動周波数を前記供給装置へ送信し、前記第1駆動周波数を受信した前記供給装置によって当該供給装置に含まれるインバータが前記第1駆動周波数に制御された状態において非接触で伝送された電力を、前記受電装置で受け取るとともに前記バッテリに充電し、前記インバータの駆動周波数を前記第1駆動周波数へ変更前後で電力の伝送効率が高くなっているかフィードバック制御を実施することを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、地上側のインバータの駆動周波数を車両側のバッテリの電圧と要求電力とに基づいた第1駆動周波数となるように変更することができる。その結果、受電側の装置にとって最適な駆動周波数で地上側のインバータを駆動させた状態において非接触による電力伝送が行われる。これにより、電力の伝送効率を高めることができる。
【0008】
また、前記バッテリの電圧が高いほど前記第1駆動周波数は低くなり、かつ前記要求電力が大きいほど前記第1駆動周波数は高くなってもよい。
【0009】
この構成によれば、受電側においてバッテリ電圧および要求電力が変化した際、その変化に応じて最適な駆動周波数を変更することができる。
【0010】
また、前記インバータが前記第1駆動周波数で駆動した際の電力の伝送効率に関するフィードバック情報を前記供給装置から受信し、前記フィードバック情報に基づいて前記バッテリの電圧と前記要求電力と前記第1駆動周波数との相関関係を調整してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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