TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024125243
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-17
出願番号2023033265
出願日2023-03-04
発明の名称電動車
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240909BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】プログラムの書き換えを実行する際にユーザに違和感を与えるのを抑制する。
【解決手段】電動車は、蓄電装置と、外部電源からの電力を用いて蓄電装置を充電する充電器と、外部電源の充電コネクタと接続可能であると共に電力ラインを介して充電器に接続された充電インレットと、充電インレットを外部から覆うよう蓋をする開閉可能な充電リッドと、充電リッドを閉状態でロックするロック機構と、充電器による蓄電装置の充電およびロック機構を制御すると共に無線通信によるプログラムの書き換えが可能な制御装置と、を備える。制御装置は、プログラムの書き換えの実行中はロック機構により充電リッドを閉状態でロックする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電装置と、
外部電源からの電力を用いて前記蓄電装置を充電する充電器と、
前記外部電源の充電コネクタと接続可能であると共に電力ラインを介して前記充電器に接続された充電インレットと、
前記充電インレットを外部から覆うよう蓋をする開閉可能な充電リッドと、
前記充電リッドを閉状態でロックするロック機構と、
前記充電器による前記蓄電装置の充電および前記ロック機構を制御すると共に無線通信によるプログラムの書き換えが可能な制御装置と、
を備える電動車であって、
前記制御装置は、前記プログラムの書き換えの実行中は前記ロック機構により前記充電リッドを閉状態でロックする、
ことを特徴とする電動車。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
請求項1記載の電動車であって、
前記制御装置は、前記プログラムの書き換えを開始する際には、前記プログラムの書き換えの実行中は前記外部電源からの電力を用いた前記蓄電装置の充電を実行することができない旨または前記プログラムの書き換えの実行中は前記充電リッドが閉状態でロックされる旨の少なくとも一方をプログラム書換報知事項として報知する、
電動車。
【請求項3】
請求項2記載の電動車であって、
前記制御装置は、前記プログラム書換報知事項の報知と共に前記プログラムの書き換えを実行するか否かをユーザに選択させる、
電動車。
【請求項4】
請求項1記載の電動車であって、
前記制御装置は、前記プログラムの書き換えの実行中に前記充電リッドの開操作が行なわれたときには、前記充電リッドの開操作ができない旨を報知する、
電動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電動車に関し、詳しくは、外部電源からの電力を用いて搭載している蓄電装置を充電する充電器と無線通信によるプログラムの書き換えが可能な制御装置とを備える電動車に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の電動車としては、車両に搭載された機器を動作させるプログラムの更新処理を実行するプログラム更新装置を搭載するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電動車では、プログラムを機器に適用することで機器を制御するコントローラと、コントローラに電力を供給する充電可能な車載バッテリとを備え、車載バッテリが充電中でないときに、車載バッテリから供給される電力を用いてプログラムの更新処理を実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/186204号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の電動車では、プログラムの更新処理の最中にユーザが外部電源からの電量を用いて車載バッテリを充電しようとしたときに、バッテリの充電に対してプログラムの更新処理を優先すると、バッテリの充電ができず、このことに対してユーザに違和感を与える場合がある。
【0005】
本開示の電動車は、プログラムの書き換えを実行する際にユーザに違和感を与えるのを抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の電動車は、
蓄電装置と、
外部電源からの電力を用いて前記蓄電装置を充電する充電器と、
前記外部電源の充電コネクタと接続可能であると共に電力ラインを介して前記充電器に接続された充電インレットと、
前記充電インレットを外部から覆うよう蓋をする開閉可能な充電リッドと、
前記充電リッドを閉状態でロックするロック機構と、
前記充電器による前記蓄電装置の充電および前記ロック機構を制御すると共に無線通信によるプログラムの書き換えが可能な制御装置と、
を備える電動車であって、
前記制御装置は、前記プログラムの書き換えの実行中は前記ロック機構により前記充電リッドを閉状態でロックする、
ことを特徴とする。
【0008】
本開示の電動車は、蓄電装置と、外部電源からの電力を用いて蓄電装置を充電する充電器と、外部電源の充電コネクタと接続可能であると共に電力ラインを介して充電器に接続された充電インレットと、充電インレットを外部から覆うよう蓋をする開閉可能な充電リッドと、充電リッドを閉状態でロックするロック機構と、充電器による蓄電装置の充電およびロック機構を制御すると共に無線通信によるプログラムの書き換えが可能な制御装置と、を備える。制御装置は、プログラムの書き換えの実行中はロック機構により充電リッドを閉状態でロックする。これにより、プログラムの書き換えの実行中にユーザが外部電源からの電力を用いて蓄電装置を充電しようとしても充電リッドが閉状態でロックされているから、ユーザに充電リッドを開状態とすることができないことに基づいて充電できないことを知らせることができる。この結果、プログラムの書き換えを実行する際にユーザに違和感を与えるのを抑制することができる。
【0009】
本開示の電動車において、前記制御装置は、前記プログラムの書き換えを開始する際には、前記プログラムの書き換えの実行中は前記外部電源からの電力を用いた前記蓄電装置の充電を実行することができない旨または前記プログラムの書き換えの実行中は前記充電リッドが閉状態でロックされる旨の少なくとも一方をプログラム書換報知事項として報知するものとしてもよい。こうすれば、プログラムの書き換えを開始する前に、ユーザに「プログラムの書き換えの実行中は外部電源からの電力を用いた蓄電装置の充電を実行することができない旨」または「プログラムの書き換えの実行中は充電リッドが閉状態でロックされる旨」を知らせることができる。この結果、プログラムの書き換えを実行する際にユーザに違和感を与えるのを抑制することができる。この場合、前記制御装置は、前記プログラム書換報知事項の報知と共に前記プログラムの書き換えを実行するか否かをユーザに選択させるものとしてもよい。例えば、「プログラムの書き換えを開始してもよいですか。開始する場合は開始ボタンを押してください。」などと促せばよい。
【0010】
本開示の電動車において、前記制御装置は、前記プログラムの書き換えの実行中に前記充電リッドの開操作が行なわれたときには、前記充電リッドの開操作ができない旨を報知するものとしてもよい。こうすれば、プログラムの書き換えの実行中に外部電源からの電力を用いた蓄電装置の充電を行なうことができないことに基づく違和感をユーザに与えるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
原動機
20日前
個人
ファラデー発電改良型
6日前
ニデック株式会社
モータ
10日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
今日
サンデン株式会社
電力変換装置
17日前
株式会社ダイヘン
溶接機
16日前
サンデン株式会社
電力変換装置
17日前
本田技研工業株式会社
回転電機
7日前
本田技研工業株式会社
回転電機
7日前
ダイハツ工業株式会社
冷却装置
7日前
中国電力株式会社
仮送電ケーブル
17日前
ニデック株式会社
ステータ
7日前
ニデック株式会社
ステータ
7日前
個人
引掛け金具付きソーラーパネル用架台
今日
株式会社アイシン
巻線界磁型回転電機
16日前
住友電装株式会社
電線固定部材
16日前
日産自動車株式会社
インバータ
10日前
株式会社ダイヘン
電力供給装置
17日前
株式会社ダイヘン
電力システム
7日前
株式会社ジェイテクト
制御装置
16日前
三菱電機株式会社
通信システム
20日前
株式会社関電工
配電設備工事方法
13日前
株式会社東芝
電力変換装置
7日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
10日前
株式会社カネカ
太陽電池の検査装置
17日前
ローム株式会社
ゲートドライバ回路
20日前
本田技研工業株式会社
着磁装置
14日前
シンフォニアテクノロジー株式会社
給電装置
20日前
株式会社関電工
柱上変圧器の交換方法
13日前
NTN株式会社
モータユニット
16日前
日本住宅総合開発株式会社
太陽光発電システム
20日前
住友ベークライト株式会社
ステータの製造方法
7日前
ニデック株式会社
駆動装置
14日前
株式会社JVCケンウッド
充電器
17日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
今日
ニデック株式会社
駆動装置
14日前
続きを見る