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公開番号2024120250
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2023026919
出願日2023-02-24
発明の名称駆動装置
出願人ニデック株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 9/19 20060101AFI20240829BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】シャフトの中空部内において所望する位置に流体を供給しやすくできる構造を有する駆動装置を提供する。
【解決手段】ロータおよびステータを備える駆動装置100であって、中心軸線J1を中心として回転可能で軸方向に延びる第1シャフト23aと、供給口92を有する流体供給部90と、を備える。第1シャフト23aは、中空部44を有し、供給口92は、中空部44の内面に向かって軸方向に対して傾いた向きに開口している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ロータおよびステータを備える駆動装置であって、
中心軸線を中心として回転可能で軸方向に延びる第1シャフトと、
供給口を有する流体供給部と、
を備え、
前記第1シャフトは、中空部を有し、
前記供給口は、前記中空部の内面に向かって軸方向に対して傾いた向きに開口している、駆動装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記第1シャフトは、前記中空部の内部と前記第1シャフトの外部とを繋ぐ孔部を有し、
前記供給口は、前記孔部から軸方向に離れた位置にあり、かつ、前記中空部の内面のうち軸方向の位置が前記供給口と前記孔部との間の位置となる部分に向かって開口している、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記供給口は、前記中空部の内面のうち軸方向の位置が前記供給口と前記孔部との間の中心よりも前記供給口に近い位置となる部分に向かって開口している、請求項2に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記ロータは、
前記第1シャフトと、
前記第1シャフトに固定されたロータコアと、
を有し、
前記ロータコアには、前記孔部を介して前記中空部の内部と繋がる流路部が設けられている、請求項2に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記ロータに接続されたギヤ機構をさらに備え、
前記ギヤ機構は、前記第1シャフトを有する、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記供給口は、前記中空部の内部に位置する、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記第1シャフトのうち前記中空部が設けられた部分を回転可能に支持するベアリングを備え、
前記供給口の軸方向の位置は、前記ベアリングの少なくとも一部における軸方向の位置と同じである、請求項6に記載の駆動装置。
【請求項8】
前記供給口は、複数設けられ、
複数の前記供給口は、
軸方向一方側向きに対して斜めに傾いた向きに開口する供給口と、
軸方向他方側向きに対して斜めに傾いた向きに開口する供給口と、
を含む、請求項6に記載の駆動装置。
【請求項9】
前記供給口は、前記中空部の外部に位置する、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項10】
前記第1シャフトは、水平方向に延びており、
前記供給口は、水平方向に対して下側に傾いた向きに開口している、請求項1に記載の駆動装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、回転電機のシャフト内に設けられた孔部に、エンドカバーに設けられた通路の流出口を介して潤滑油が供給される構造が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-142090号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような構造では、流出口が軸方向を向いて開口している。そのため、潤滑油が流出口から勢いよく噴出する場合、シャフトの孔部内において潤滑油が軸方向に飛び過ぎて、孔部内において潤滑油を供給したい位置を越える恐れがあった。具体的には、例えば、シャフトの孔部内に供給された潤滑油をシャフトの壁部を径方向に貫通する径方向第一油路に供給する構成では、流出口から噴出した潤滑油が軸方向に飛び過ぎて当該径方向第一油路を通り過ぎる恐れがあった。そのため、シャフトの孔部内において潤滑油を供給したい位置、すなわち径方向第一油路が設けられた位置に流体を供給しにくい場合があった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みて、シャフトの中空部内において所望する位置に流体を供給しやすくできる構造を有する駆動装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の駆動装置の一つの態様は、ロータおよびステータを備える駆動装置であって、中心軸線を中心として回転可能で軸方向に延びる第1シャフトと、供給口を有する流体供給部と、を備える。前記第1シャフトは、中空部を有する。前記供給口は、前記中空部の内面に向かって軸方向に対して傾いた向きに開口している。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一つの態様によれば、駆動装置において、シャフトの中空部内において所望する位置に流体を供給しやすくできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態における駆動装置を模式的に示す断面図である。
図2は、第1実施形態における駆動装置の一部を示す断面図である。
図3は、第1実施形態における第1流体供給部を示す斜視図である。
図4は、第1実施形態におけるモータカバーの一部を軸方向一方側から見た図である。
図5は、第2実施形態における駆動装置の一部を示す断面図である。
図6は、第3実施形態における駆動装置の一部を示す断面図である。
図7は、第4実施形態における駆動装置の一部を示す断面図である。
図8は、第5実施形態における駆動装置の一部を示す断面図である。
図9は、第6実施形態における駆動装置の一部を示す断面図である。
図10は、第7実施形態における駆動装置の一部を示す断面図である。
図11は、第8実施形態における駆動装置の一部を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、Z軸方向は、上下方向である。+Z側は、上側であり、-Z側は、下側である。X軸方向は、Z軸方向と直交する方向であって駆動装置が搭載される車両の前後方向である。以下の実施形態において、+X側は、車両における前側であり、-X側は、車両における後側である。Y軸方向は、X軸方向とZ軸方向との両方と直交する方向であって、車両の左右方向、すなわち車幅方向である。以下の実施形態において、+Y側は、車両における左側であり、-Y側は、車両における右側である。
【0010】
なお、前後方向の位置関係は、以下の実施形態の位置関係に限られず、+X側が車両の後側であり、-X側が車両の前側であってもよい。この場合には、+Y側は、車両の右側であり、-Y側は、車両の左側である。また、本明細書において、「平行な方向」は略平行な方向も含み、「直交する方向」は略直交する方向も含む。
(【0011】以降は省略されています)

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