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公開番号2024123566
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031094
出願日2023-03-01
発明の名称起泡性組成物
出願人ロート製薬株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 8/44 20060101AFI20240905BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】経時安定性および泡立ちに優れる起泡性組成物を提供する。
【解決手段】
(A)アミノ酸系界面活性剤、
(B)(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス-25)コポリマーおよび(アクリル酸アルキル/メタクリル酸ステアレス-20)コポリマーからなる群より選ばれる1種以上、
(C)アクリル酸系高分子(但し、(B)は除く)およびキサンタンガムからなる群より選ばれる1種以上、
(D)液状油分、
を含有する起泡性組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)アミノ酸系界面活性剤、
(B)(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス-25)コポリマーおよび(アクリル酸アルキル/メタクリル酸ステアレス-20)コポリマーからなる群より選ばれる1種以上、
(C)アクリル酸系高分子(但し、(B)は除く)およびキサンタンガムからなる群より選ばれる1種以上、
(D)液状油分、
を含有する起泡性組成物。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記(D)成分の含有量が、起泡性組成物全量に対して、5~45質量%である、請求項1記載の起泡性組成物。
【請求項3】
前記(C)成分が、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボキシビニルポリマーおよびキサンタンガムからなる群より選ばれる1種以上である、請求項1または2記載の起泡性組成物。
【請求項4】
前記(B)成分および前記(C)成分の含有量が、下記式(1)を充足する、請求項1または2記載の起泡性組成物。
(式)5≦α
BC
≦13 ・・・(1)
(但し、α
BC
=[(B)成分の含有量×3]+[(C)成分の含有量×10])
【請求項5】
起泡性組成物に、(A)アミノ酸系界面活性剤、(B)(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス-25)コポリマーおよび(アクリル酸アルキル/メタクリル酸ステアレス-20)コポリマーからなる群より選ばれる1種以上、(C)アクリル酸系高分子(但し、(B)は除く)およびキサンタンガムからなる群より選ばれる1種以上、ならびに(D)液状油分を配合することを特徴とする、起泡性組成物の安定化方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、起泡性組成物に関する。詳細には、経時安定性および泡立ちに優れる洗浄組成物等の起泡性組成物に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
起泡性組成物においては、複数の諸特性を同時に満足させる処方設計が求められることが多い。起泡性組成物の一例である洗浄組成物においては、洗浄後の皮膚の乾燥を防止する等の観点から、皮膚の汚れ等を除去しながらも、例えば、保湿性に優れるものが好まれている。特に、乾燥しがちな敏感肌用の洗浄組成物においては、低刺激性や保湿感を向上させる処方設計が求められている。
【0003】
従来、保湿性、使用感、低刺激性等の観点から、界面活性剤としてアミノ酸系界面活性剤を配合した洗浄組成物が知られている(例えば、特許文献1)。また、例えば、保湿性等の観点から、液状油分を配合した洗浄組成物が知られている(例えば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-87081号公報
特開2002-356699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、アミノ酸系界面活性剤を配合すると、起泡性組成物の粘度調整が困難になり、経時安定性を損なう傾向がある。また、液状油分を配合すると、起泡性組成物の泡立ちが低下する傾向がある。したがって、両者を併用する起泡性組成物は処方設計上の制約が大きい。
【0006】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、経時安定性および泡立ちに優れる起泡性組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、前記事情に鑑みて鋭意検討した結果、意外にも、(A)アミノ酸系界面活性剤、(B)(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス-25)コポリマーおよび(アクリル酸アルキル/メタクリル酸ステアレス-20)コポリマーからなる群より選ばれる1種以上、(C)アクリル酸系高分子(但し、(B)は除く)およびキサンタンガムからなる群より選ばれる1種以上、(D)液状油分を組み合わせて用いることにより、経時安定性および泡立ちに優れる起泡性組成物を提供し得ることを見出し、本発明に到達した。
【0008】
すなわち、本発明は、以下の[1]~[5]を提供する。
[1]
(A)アミノ酸系界面活性剤、
(B)(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス-25)コポリマーおよび(アクリル酸アルキル/メタクリル酸ステアレス-20)コポリマーからなる群より選ばれる1種以上、
(C)アクリル酸系高分子(但し、(B)は除く)およびキサンタンガムからなる群より選ばれる1種以上、
(D)液状油分、
を含有する起泡性組成物。
[2]
前記(D)成分の含有量が、起泡性組成物全量に対して、5~45質量%である、[1]記載の起泡性組成物。
[3]
前記(C)成分が、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボキシビニルポリマーおよびキサンタンガムからなる群より選ばれる1種以上である、[1]または[2]記載の起泡性組成物。
[4]
前記(B)成分および前記(C)成分の含有量が、下記式(1)を充足する、[1]~[3]のいずれかに記載の起泡性組成物。
(式)5≦α
BC
≦13 ・・・(1)
(但し、α
BC
=[(B)成分の含有量×3]+[(C)成分の含有量×10])
[5]
起泡性組成物に、(A)アミノ酸系界面活性剤、(B)(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス-25)コポリマーおよび(アクリル酸アルキル/メタクリル酸ステアレス-20)コポリマーからなる群より選ばれる1種以上、(C)アクリル酸系高分子(但し、(B)は除く)およびキサンタンガムからなる群より選ばれる1種以上、ならびに(D)液状油分を配合することを特徴とする、起泡性組成物の安定化方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、経時安定性および泡立ちに優れる起泡性組成物を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
なお、本明細書において「Xおよび/またはY(X,Yは任意の構成)」とは、XおよびYの少なくとも一方を意味するものであって、Xのみ、Yのみ、XおよびY、の3通りを意味するものである。
また、本明細書において「起泡性組成物」とは、起泡させて用いられる組成物を意味する。具体的には、例えば、水を適量加えて泡立てることにより気泡を生成し、泡立つ性質を有する組成物を意味する。起泡性組成物の起泡手段としては、手で直接泡立てる他、スポンジやタオル、フォーマーポンプ等が挙げられる。
また、本明細書において「液状油分」とは、25℃で液状を呈する油分を意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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