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公開番号2024122807
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023030573
出願日2023-02-28
発明の名称医薬組成物および医薬品、食品組成物および食品、並びに化粧品組成物および化粧品
出願人国立大学法人 東京大学,株式会社医道メディカル
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類A61K 36/00 20060101AFI20240902BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明は、新規な医薬組成物および医薬品、食品組成物および食品、並びに化粧品組成物および化粧品を提供することを目的とする。
【解決手段】
植物由来の細胞外小胞を有効成分として含有する、医薬組成物および医薬品、食品組成物および食品、並びに化粧品組成物および化粧品を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
植物由来の細胞外小胞を有効成分として含有する医薬組成物。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
植物由来の細胞外小胞を有効成分として含有する医薬品。
【請求項3】
前記植物が、長命草、長生百薬、レモングラス、葉ニンニク、ウコン、山葡萄、及びゴーヤからなる群から選択される、請求項2に記載の医薬品。
【請求項4】
抗炎症剤、筋力増強剤、糖尿病治療剤、糖尿病予防剤、皮下脂肪抑制剤、痩身剤、ドライアイ治療剤、過敏性腸症候群治療剤、サイトカインストーム抑制剤、コロナウイルス感染症治療剤、または認知症治療剤である、請求項2または3に記載の医薬品。
【請求項5】
前記抗炎症剤が、脳炎、筋痛性脳脊髄炎、慢性疲労性症候群、コロナウイルス感染症の後遺症、炎症性腸疾患、または皮膚炎に対する治療薬である、請求項4に記載の医薬品。
【請求項6】
塗布剤、経口剤、点眼剤、点鼻薬、吸入剤、または注射剤である、請求項2~5のいずれか1項に記載の医薬品。
【請求項7】
前記細胞外小胞の平均粒子径が125~155nm、135~165nm、110~140nm、または160~190nmである、請求項2~6のいずれか1項に記載の医薬品。
【請求項8】
前記細胞外小胞の平均粒子径が135~145nm、145~155nm、120~130nm、または170~180nmである、請求項2~6のいずれか1項に記載の医薬品。
【請求項9】
90%以上の前記細胞外小胞の粒子径が50~250nmである、請求項2~8のいずれか1項に記載の医薬品。
【請求項10】
95%以上の前記細胞外小胞の粒子径が50~250nmである、請求項2~8のいずれか1項に記載の医薬品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、医薬組成物および医薬品、食品組成物および食品、並びに化粧品組成物および化粧品に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
細胞外小胞(Extracellular Vesicles; EVs)は、直径30~1000nmの小胞であって、異なる起源や大きさや機能を有する様々な小胞を含む。近年、細胞外小胞を治療薬やバイオマーカーなどに使用するために様々な研究が行われている(非特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
"Molecular evaluation of five different isolation methods for extracellular vesicles reveals different clinical applicability and subcellular origin" RE Veerman et al. J Extracell Vesicles. 2021 10:e12128
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、新規な医薬組成物および医薬品、食品組成物および食品、並びに化粧品組成物および化粧品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施態様は、植物由来の細胞外小胞を有効成分として含有する医薬組成物または医薬品である。
【0006】
前記医薬品は、抗炎症剤、筋力増強剤、糖尿病治療剤、糖尿病予防剤、皮下脂肪抑制剤、痩身剤、ドライアイ治療剤、過敏性腸症候群治療剤、サイトカインストーム抑制剤、コロナウイルス感染症治療剤、または認知症治療剤であってもよい。前記抗炎症剤が、脳炎、筋痛性脳脊髄炎、慢性疲労性症候群、コロナウイルス感染症の後遺症、炎症性腸疾患、または皮膚炎に対する治療薬であってもよい。前記医薬品は、塗布剤、経口剤、点眼剤、点鼻薬、吸入剤、または注射剤であってもよい。前記細胞外小胞の平均粒子径が125~155nm、135~165nm、110~140nm、または160~190nmであってもよく、より好ましくは、135~145nm、145~155nm、120~130nm、または170~180nmであってもよい。90%以上、または95%以上の前記細胞外小胞の粒子径が50~250nmであってもよい。
【0007】
本発明の他の実施態様は、植物由来の細胞外小胞を有効成分として含有する食品組成物または食品である。前記細胞外小胞の平均粒子径が125~155nmまたは135~145nmであってもよい。90%以上、または95%以上の前記細胞外小胞の粒子径が50~250nmであってもよい。
【0008】
本発明のさらなる実施態様は、植物由来の細胞外小胞を有効成分として含有する化粧品組成物または化粧品である。前記細胞外小胞の平均粒子径が125~155nmまたは135~145nmであってもよい。90%以上、または95%以上の前記細胞外小胞の粒子径が50~250nmであってもよい。
【0009】
本発明のさらなる実施態様は、植物由来の細胞外小胞を有効成分として含有する炎症性サイトカインの発現抑制剤である。前記炎症性サイトカインがIL-6、IL-1β、CXCL2、またはIL-4であってもよい。
【0010】
本発明のさらなる実施態様は、植物由来の細胞外小胞を有効成分として含有する老化のマーカーの発現抑制剤である。前記炎症性マーカーがp15またはp16であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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