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公開番号
2024122787
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023030530
出願日
2023-02-28
発明の名称
制御装置、インデフレーションシステム、及びインデフレーション方法
出願人
テルモ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
8/12 20060101AFI20240902BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】バルーンが配置される病変部の状態に合った、バルーンの加圧又は減圧を行う。
【解決手段】患者の管腔器官に挿入されたカテーテルを通じて当該カテーテルの遠位部に取り付けられたバルーンを加減圧することで前記バルーンを拡張及び収縮させるポンプの加減圧動作を制御する制御装置が、前記管腔器官の内部を観察するセンサを用いて得られたセンサデータを取得し、取得したセンサデータを参照して前記管腔器官の内部の病変性状を判定し、判定した病変性状に応じて前記加減圧動作を制御する制御部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
患者の管腔器官に挿入されたカテーテルを通じて当該カテーテルの遠位部に取り付けられたバルーンを加減圧することで前記バルーンを拡張及び収縮させるポンプの加減圧動作を制御する制御装置であって、
前記管腔器官の内部を観察するセンサを用いて得られたセンサデータを取得し、取得したセンサデータを参照して前記管腔器官の内部の病変性状を判定し、判定した病変性状に応じて前記加減圧動作を制御する制御部を備える制御装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記病変性状に応じて、前記ポンプの減圧動作を開始してから当該減圧動作を終了するまでの減圧時間を調整する請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記病変性状として、前記管腔器官の内部に血栓又はプラークが生じていると判定すると、前記減圧時間を延長する請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記病変性状として、前記管腔器官の内部に血栓又はプラークが生じてからの経過期間を判定し、判定した経過期間に応じて前記減圧時間を調整する請求項2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記病変性状に応じて、前記バルーンの圧力を目標圧力に到達させてから前記ポンプの減圧動作を開始するまでの維持時間を調整する請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記病変性状として、前記管腔器官の内部に生じた血栓又はプラークの量が閾値以上であると判定すると、前記維持時間を延長する請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記病変性状に応じて、前記ポンプの加圧動作を開始してから前記バルーンの圧力を目標圧力に到達させるまでの加圧時間を調整する請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記病変性状として、前記管腔器官の内部に解離が生じていると判定すると、前記加圧時間を延長する請求項7に記載の制御装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記加減圧動作のパターンをバルーン種別又はバルーンサイズごとに定義したプロファイルデータを参照して、前記バルーンの種別又はサイズに応じたパターンを特定し、前記病変性状に応じて、特定したパターンを補正し、補正後のパターンに従って前記加減圧動作を制御する請求項1に記載の制御装置。
【請求項10】
前記センサデータは、前記センサとして、前記管腔器官の内部を移動する超音波センサ又は光センサを用いて得られた、前記管腔器官の断面形状を示すデータを含む請求項1に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置、インデフレーションシステム、及びインデフレーション方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
体内に挿入されるバルーンカテーテルは、拡張媒体の注入量に応じて拡張及び収縮するバルーンを有する。特許文献1から特許文献3には、バルーンを自動で拡張及び収縮させる自動インデフレーションデバイスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-159578号公報
特開2003-079738号公報
特表2017-531460号公報
特表2020-527410号公報
特開2017-158892号公報
【非特許文献】
【0004】
池島英之,外2名,“虚血性心疾患における冠動脈画像診断の進歩:OCT(optical coherence tomography)による画像診断”,日本冠疾患学会雑誌,2010年2月25日,Vol.16,No.1,p.73-79
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の自動インデフレーションデバイスは、事前に設定された拡張圧力、圧力の上昇率、及び拡張時間に基づいて、圧力を上昇させている。そのため、実際にバルーンが配置される病変部の状態に合わない、バルーンの加圧及び減圧が行われるおそれがある。
【0006】
本開示の目的は、バルーンが配置される病変部の状態に合った、バルーンの加圧又は減圧を行うことである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の幾つかの態様を以下に示す。
【0008】
[1]
患者の管腔器官に挿入されたカテーテルを通じて当該カテーテルの遠位部に取り付けられたバルーンを加減圧することで前記バルーンを拡張及び収縮させるポンプの加減圧動作を制御する制御装置であって、
前記管腔器官の内部を観察するセンサを用いて得られたセンサデータを取得し、取得したセンサデータを参照して前記管腔器官の内部の病変性状を判定し、判定した病変性状に応じて前記加減圧動作を制御する制御部を備える制御装置。
【0009】
[2]
前記制御部は、前記病変性状に応じて、前記ポンプの減圧動作を開始してから当該減圧動作を終了するまでの減圧時間を調整する[1]に記載の制御装置。
【0010】
[3]
前記制御部は、前記病変性状として、前記管腔器官の内部に血栓又はプラークが生じていると判定すると、前記減圧時間を延長する[2]に記載の制御装置。
(【0011】以降は省略されています)
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