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公開番号
2024160331
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-13
出願番号
2024134050,2022511714
出願日
2024-08-09,2021-03-05
発明の名称
ドライブユニット、画像診断装置及び作動方法
出願人
テルモ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
1/00 20060101AFI20241106BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】手動操作によりカテーテルが破損される可能性を低減可能な、ドライブユニット、画像診断装置及び作動方法を提供する。
【解決手段】ドライブユニット102は、断層撮影を実行するイメージングコアが内挿されたカテーテルを接続可能なスキャナユニット121と、スキャナユニットを所定方向に変位可能に支持するプルバックユニット122と、を備え、スキャナユニットの変位が規制されていない非ホールド状態と、変位が規制されたホールド状態と、を制御するホールド部と、カテーテルのイメージングコアを回転駆動させる駆動部241と、ホールド状態及び非ホールド状態の切換入力を受け付ける切換入力部と、ホールド状態から非ホールド状態への切換入力操作を検出したとき、イメージングコアが回転駆動されていない場合、イメージングコアを回転駆動させてから、スキャナユニットを非ホールド状態にする、制御部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
断層撮影を実行するイメージングコアが内挿されたカテーテルを接続可能なスキャナユニットと、
前記スキャナユニットを所定方向に変位可能に支持するプルバックユニットと、
を備える、ドライブユニットであって、
前記スキャナユニットの前記プルバックユニットに対する変位が規制されていない非ホールド状態と、前記スキャナユニットの前記プルバックユニットに対する変位が規制されたホールド状態と、を制御するホールド部と、
前記スキャナユニットに接続された前記カテーテルの前記イメージングコアを回転駆動させる駆動部と、
前記ホールド状態及び前記非ホールド状態の切換入力を受け付ける切換入力部と、
前記切換入力部に対する、前記ホールド状態から前記非ホールド状態への切換入力操作を検出したとき、前記イメージングコアが回転駆動されていない場合、前記イメージングコアを回転駆動させてから、前記スキャナユニットを前記非ホールド状態にする、制御部と、を備える、ドライブユニット。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記スキャナユニットを前記ホールド状態から前記非ホールド状態にしてから、前記スキャナユニットが前記プルバックユニットに対して変位していない状態が所定時間継続したと判定した場合、前記スキャナユニットを前記ホールド状態にする、請求項1に記載のドライブユニット。
【請求項3】
前記スキャナユニットが前記非ホールド状態である場合に、前記プルバックユニットに対する前記スキャナユニットの変位速度を所定速度以下に制限するブレーキ部をさらに備える、請求項1又は2に記載のドライブユニット。
【請求項4】
前記カテーテルと、
請求項1から3のいずれか一項に記載のドライブユニットと、
前記イメージングコアにより実行された前記断層撮影により取得された信号に基づいて断層画像を生成する画像処理装置と、を備える、画像診断装置。
【請求項5】
前記イメージングコアは、光による断層撮影と、超音波による断層撮影とを実行可能である、請求項4に記載の画像診断装置。
【請求項6】
断層撮影を実行するイメージングコアが内挿されたカテーテルを接続可能なスキャナユニットと、前記スキャナユニットを所定方向に変位可能に支持するプルバックユニットと、を備え、前記スキャナユニットの前記プルバックユニットに対する変位が規制されていない非ホールド状態と、前記スキャナユニットの前記プルバックユニットに対する変位が規制されたホールド状態と、を取ることができるドライブユニットの作動方法であって、
前記ホールド状態から前記非ホールド状態への切換入力を検出するステップと、
前記切換入力を検出したときに、前記イメージングコアが回転駆動されているか否かを検出するステップと、
前記イメージングコアが回転駆動されていない場合、前記イメージングコアを回転駆動させるステップと、
前記イメージングコアを回転駆動させてから、前記スキャナユニットを前記非ホールド状態にするステップと、を含む、作動方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ドライブユニット、画像診断装置及び作動方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、血管内腔を診断する装置として、血管内超音波診断(IVUS:IntraVascular Ultra Sound)装置や光干渉断層診断(OFDI:Optical Frequency Domain Imaging)装置等が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-121831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
IVUS装置では、血管内腔の状態を測定するイメージングコアを備えるカテーテルを、ドライブユニットのスキャナユニットに接続し、スキャナユニットの位置を変位させるモータに電流を供給して駆動することにより、イメージングコアをカテーテルの長手方向に変位させることができる。従来のIVUS装置では、モータへの電流の供給を停止し、ユーザによる手動操作でイメージングコアの位置決めを実行することができるように構成されているものがある。
【0005】
しかしながら、スキャナユニットを手動操作で変位させる場合、カテーテルの内部機構が破損する恐れがある。特に、IVUSとOFDIとにより血管内腔を診断可能な装置の場合、カテーテルの内部機構として光ファイバが設けられており、光ファイバが破損する恐れがある。
【0006】
本開示の目的は、手動操作によりカテーテルが破損される可能性を低減可能な、ドライブユニット、画像診断装置及び作動方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様としてのドライブユニットは、断層撮影を実行するイメージングコアが内挿されたカテーテルを接続可能なスキャナユニットと、前記スキャナユニットを所定方向に変位可能に支持するプルバックユニットと、を備える、ドライブユニットであって、前記スキャナユニットの前記プルバックユニットに対する変位が規制されていない非ホールド状態と、前記スキャナユニットの前記プルバックユニットに対する変位が規制されたホールド状態と、を制御するホールド部と、前記スキャナユニットに接続された前記カテーテルの前記イメージングコアを回転駆動させる駆動部と、前記ホールド状態及び前記非ホールド状態の切換入力を受け付ける切換入力部と、前記切換入力部に対する、前記ホールド状態から前記非ホールド状態への切換入力操作を検出したとき、前記イメージングコアが回転駆動されていない場合、前記イメージングコアを回転駆動させてから、前記スキャナユニットを前記非ホールド状態にする、制御部と、を備える。
【0008】
本開示の一実施形態としてのドライブユニットにおいて、前記制御部は、前記スキャナユニットを前記ホールド状態から前記非ホールド状態にしてから、前記スキャナユニットが前記プルバックユニットに対して変位していない状態が所定時間継続したと判定した場合、前記スキャナユニットを前記ホールド状態にする。
【0009】
本開示の一実施形態としての駆動ユニットは、前記スキャナユニットが前記非ホールド状態である場合に、前記プルバックユニットに対する前記スキャナユニットの変位速度を所定速度以下に制限するブレーキ部をさらに備える。
【0010】
本開示の第2の態様としての画像診断装置は、前記カテーテルと、上述のドライブユニットと、前記イメージングコアにより実行された前記断層撮影により取得された信号に基づいて断層画像を生成する画像処理装置と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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