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公開番号
2024157707
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072225
出願日
2023-04-26
発明の名称
包装用台紙
出願人
テルモ株式会社
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
A61B
50/30 20160101AFI20241031BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】滅菌、保管及び輸送時の包装資材の使用量を削減すること。
【解決手段】医療器具100を保持する台紙であって、短軸方向の略中央位置から長軸方向に沿って上端部10aと下端部10bとを結ぶ折り線Lを有するシート状の台紙本体10と、台紙本体10の折り線Lで区画された一方の面であって、医療器具100を載置する載置部11と、台紙本体10の折り線Lで区画された他方の面であって、折り線Lに沿って台紙本体10を折り畳んだときに前記医療器具100を覆う被覆部12と、載置部11の面上に設けられ、被覆部12と係合した状態で医療器具100の一部を保持する複数の保持部20と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺な医療器具を保持する包装用台紙であって、
短軸方向の略中央位置から長軸方向に沿って上端部と下端部とを結ぶ折り線を有するシート状の台紙本体と、
前記台紙本体の前記折り線で区画された一方の面であって、前記医療器具を載置する載置部と、
前記台紙本体の前記折り線で区画された他方の面であって、前記折り線に沿って前記台紙本体を折り畳んだときに前記医療器具を覆う被覆部と、
前記載置部の面上に設けられ、前記被覆部と係合した状態で前記医療器具の一部を保持する複数の保持部と、
を有する、包装用台紙。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記保持部は、前記載置部から上方に延び、かつ前記医療器具を挟持するように設けられた第1保持爪と第2保持爪からなる一対の保持爪であり、
前記被覆部は、少なくとも一方の前記保持爪の一部が抜き差し可能な切り込みが前記保持部の配置位置と対応する位置に形成され、
前記第1保持爪は、前記載置部に載置された前記医療器具を前記第2保持爪に押し付けるように付勢し、
前記第2保持爪は、前記折り線に沿って前記台紙本体が折り畳まれ、前記被覆部の前記切り込みに挿入されたとき、前記医療器具を前記第1保持爪と挟み込みように保持しつつ、前記被覆部と係合する、請求項1に記載の包装用台紙。
【請求項3】
前記第2保持爪は、前記切り込みに挿入したときに前記切り込みから突出して前記被覆部との係合状態を保持する係合部を有する、請求項2に記載の包装用台紙。
【請求項4】
前記医療器具は、先端形状が付与されたガイディングカテーテルであり、
前記先端形状の幅は、前記載置部の短軸方向の長さよりも狭い、請求項1~3の何れか1項に記載の包装用台紙。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装時にカテーテル等の長尺な医療器具を保持する包装用台紙に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に示すように、カテーテルのような可撓性を有する長尺な医療用具は、滅菌され、密封した袋状の包装体(個装袋)に収納されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-201826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現状、個装袋に収納した医療器具は、医療器具一つに対して個装用の単位箱に収納し、更に複数の単位箱を出荷用の出荷箱に梱包して出荷される。そのため、一つの医療器具を滅菌、保管及び輸送するには、医療器具毎に個包袋と単位箱が必要となり、包装資材の使用量が多いという課題があった。
【0005】
本発明の少なくとも一実施形態は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、具体的には、滅菌、保管及び輸送時の包装資材の使用量が削減可能な包装用台紙を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記目的は、下記(1)~(4)の何れか1つによって達成される。
【0007】
(1)長尺な医療器具を保持する包装用台紙であって、短軸方向の略中央位置から長軸方向に沿って上端部と下端部とを結ぶ折り線を有するシート状の台紙本体と、前記台紙本体の前記折り線で区画された一方の部位であって、前記医療器具を載置する載置部と、前記台紙本体の前記折り線で区画された他方の部位であって、前記折り線に沿って前記台紙本体を折り畳んだときに前記医療器具を覆う被覆部と、前記載置部の面上に設けられ、前記被覆部と係合した状態で前記医療器具の一部を保持する複数の保持部と、を有する、包装用台紙。
【0008】
(2)前記保持部は、前記載置部から上方に延び、かつ前記医療器具を挟持するように設けられた第1保持爪と第2保持爪からなる一対の保持爪であり、前記被覆部は、少なくとも一方の前記保持爪の一部が抜き差し可能な切り込みが前記保持部の配置位置と対応する位置に形成され、前記第1保持爪は、前記載置部に載置された前記医療器具を前記第2保持爪に押し付けるように付勢し、前記第2保持爪は、前記折り線に沿って前記台紙本体が折り畳まれ、前記被覆部の前記切り込みに挿入されたとき、前記医療器具を前記第1保持爪と挟み込みように保持しつつ、前記被覆部と係合する、上記(1)の包装用台紙。
【0009】
(3)前記第2保持爪は、前記切り込みに挿入したときに前記切り込みから突出して前記被覆部との係合状態を保持する係合部を有する、上記(2)の包装用台紙。
【0010】
(4)前記医療器具は、先端形状が付与されたガイディングカテーテルであり、前記先端形状の幅は、前記載置部の短軸方向の長さよりも狭い、上記(1)~(3)の何れかの包装用台紙。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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