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公開番号
2024120530
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023027378
出願日
2023-02-24
発明の名称
フットカバー
出願人
グンゼ株式会社
,
株式会社JKトレーディング
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
A41B
11/10 20060101AFI20240829BHJP(衣類)
要約
【課題】素足で履くフットカバーにおいて、補強生地をフットカバーを構成する伸縮性編地とは別に準備することなく爪先を補強する。
【解決手段】このフットカバー100は、足底部104以外の側部102を形成する1枚の第1の伸縮性編地120と、第1の伸縮性編地120とは異なる第2の伸縮性編地140であって足底部104を形成する第2の伸縮性編地140とが底縫合線108にて縫合されて立体的な形状に形成されて、第2の伸縮性編地140は、足底形状を備えた足底生地140Aと、足底生地140Aから一体的に足底部104の爪先側に延設されて(爪先側足底部104A側から延設されて)足甲側に折り返して爪先を覆うようにして爪先部102Aを補強する補強生地140Bとを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足甲および足首を露出するフットカバーであって、足底部、側辺部、踵部および前記爪先を覆う爪先部で形成され、
足を出し入れするための開口部を、前記足底部に対して上下反対側に設け、
前記足底部以外を形成する少なくとも1枚の第1の伸縮性編地と、前記第1の伸縮性編地とは異なる第2の伸縮性編地であって前記足底部を形成する第2の伸縮性編地とが接合されて立体的な形状に形成され、
前記第2の伸縮性編地は、足底形状を備えた足底生地と、前記足底生地から一体的に前記足底部の爪先側に延設されて前記足甲側に折り返して爪先を覆うようにして前記爪先部を補強する補強生地とを含む、フットカバー。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記側辺部、前記踵部および前記爪先部を形成する第1の伸縮性編地と、前記足底部を形成する第2の伸縮性編地とが接合されて立体的な形状に形成された、請求項1に記載のフットカバー。
【請求項3】
伸縮性編地の接合は、前記補強生地と前記第1の伸縮性生地との接合を除いて、伸縮性編地どうしの生地縁を突き合わせて接着テープにより接合することにより縫い目を備えないで立体的な形状に形成された、請求項1または請求項2に記載のフットカバー。
【請求項4】
前記補強生地と前記第1の伸縮性生地とは、前記補強生地が前記第1の伸縮性生地における爪先部に面接着される、請求項1または請求項2に記載のフットカバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、着用するとパンプス(履き口である甲部分が大きく開いている主として婦人用の靴)等の靴の内側に隠れて見えなくなる(見えにくくなる場合を含む)フットカバーに関し、特に、補強生地をフットカバーを構成する伸縮性編地とは別に準備することなく爪先を補強することができるとともに、履きやすく、履き心地がよく、歩行等の動作によっても脱げたり位置ずれすることが少ないフットカバーに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
素足にパンプス等の靴を履くことが、ファッションとして定着している。この場合、パンプスと足裏とが直接接していると、足に発生した汗により靴の中が蒸れてしまい不快感がある。
【0003】
そこで、爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足甲および足首を露出するフットカバーであって、着用時にパンプスから露出することのないよう(露出しにくくなるよう)履き口が大きくカットされた薄手のフットカバーが提案されている。このフットカバーを着用してパンプスを履けば、外観上、素足にパンプスを履いているように見え、足裏とパンプスとの間にはフットカバーが介しているため、汗によって靴の中が蒸れてしまうことを防止することができる。
【0004】
なお、このような足装着具を、本明細書ではフットカバーと記載するが、ソックスカバー、インナーソックス、ヌードソックス、カバーソックス等と記載される場合もある。
【0005】
このようなフットカバーについて、綿や絹等を含む生地を用いたことによる履き心地が良いフットカバーであって、爪先部から破れることもなく、さらに、製造工数が大幅に増えることもないために安価に製造できる、フットカバーが本願出願人により出願され登録されて特許第6335072号公報(特許文献1)が発行されている。
【0006】
この特許文献1に開示されたフットカバーは、爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足甲および足首を露出するフットカバーであって、伸縮性編地で編成された、足底部、側辺部、踵部および前記爪先を覆う爪先部で形成され、 前記足底部に対して上下反対側に足を出し入れするための開口部を設け、前記爪先部が他の部分よりも強くなるように、前記爪先部に補強部が設けられ、前記補強部を形成する補強生地は、前記爪先の足甲側から足指裏側にかけて前記爪先を上下方向に包み込み左右方向に包み込まないように設けられていることを特徴とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第6335072号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
この特許文献1に開示されたフットカバーは、補強生地の上側生地で爪先の上側(爪側、足甲側)を覆い、補強生地の下側生地で爪先の下側(足指裏側)を覆い、爪先の上側(爪側、足甲側)から下側(足指裏側)を爪先を包み込むように、所定の形状(縫着線を避けるような形状であることが好ましい)を備えた1枚の生地である補強生地を爪先部に設けている。そして、補強生地の上側生地の生地端部は縫着線で爪先部とともに縫い付けられ、補強生地のその他の部分は、フットカバーの生地と熱プレス装置で接合されているために、この補強生地を設けるための製造工数が大幅に増えることもないために安価に製造することができる。このような点で、特許文献1に開示されたフットカバーは好評を得ている。
【0009】
ところで、補強生地をフットカバーを構成する伸縮性編地とは別に準備しなければならない。本願出願人はこの点に鑑みて、フットカバーにおいて爪先を補強する補強生地の構成について、鋭意研究するに至ったのである。
【0010】
本発明は、従来技術に鑑みて開発されたものであり、その目的とするところは、歩行時やパンプスの脱ぎ履き時にフットカバーが脱げてしまったり履き位置がずれてしまったり
することがなく、補強生地をフットカバーを構成する伸縮性編地とは別に準備することなく爪先を補強することのできるフットカバーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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