TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024120499
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023027325
出願日
2023-02-24
発明の名称
ボルトナット保護部材及びその取付方法
出願人
高田機工株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16B
37/14 20060101AFI20240829BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】固定対象部材を締結固定する締結部材を保護できるとともに、締結部材の落下を防止できるボルトナット保護部材及びその取付方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ボルトナット保護部材1は、固定対象部材100を締結固定する締結部材110を保護する保護キャップ20と、固定対象部材100を跨いで保護キャップ20同士を連結する連結ワイヤ10とで構成され、保護キャップ20は、有底筒状の保護カバー30と、保護カバー30の開放側端部に設けられた円形凸部412と、保護カバー30を保護対象に保持するリング状保持部422とが備えられ、ボルト側保護キャップ20Aにおけるリング状保持部422は、ボルト頭部121を保持し、ナット側保護キャップ20Bにおけるリング状保持部422は、ダブルナット130における上ナット131を保持する構成である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
固定対象部材を締結固定する締結部材における保護対象となるボルト頭部及びナット部分のそれぞれ保護する保護キャップと、前記固定対象部材を跨いで前記保護キャップ同士を連結する連結具とで構成され、
前記ボルト頭部は、前記固定対象部材を貫通するボルト軸部の一端に設けられ、
前記ナット部分は、前記ボルト軸部における他端側に締結する下ナットと上ナットとを有するダブルナットであり、
前記保護キャップは、
前記保護対象を囲繞する、有底筒状のカバー部と、
前記カバー部の開放側端部に設けられたパッキンと、
前記カバー部を前記保護対象に保持する保持部とが備えられるとともに、
前記ボルト頭部を保護する頭部側保護キャップと、前記ナット部分を保護するナット側保護キャップとがあり、
前記頭部側保護キャップにおける前記保持部は、前記ボルト頭部を保持する構成であり、
前記ナット側保護キャップにおける前記保持部は、前記ナット部分における前記上ナットを保持する構成である
ボルトナット保護部材。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記連結具は、
前記頭部側保護キャップと、前記ナット側保護キャップとを掛け渡す連結ワイヤである
請求項1に記載のボルトナット保護部材。
【請求項3】
前記カバー部に、前記連結ワイヤを取り付けるワイヤ取付部が設けられた
請求項2に記載のボルトナット保護部材。
【請求項4】
前記ワイヤ取付部は、回転自在に前記連結ワイヤを取り付ける構成である
請求項3に記載のボルトナット保護部材。
【請求項5】
前記連結ワイヤは、
前記上ナットが前記ボルト軸部の端部に配置された状態の前記ナット側保護キャップと前記頭部側保護キャップとを連結する長さより短い
請求項4に記載のボルトナット保護部材。
【請求項6】
前記下ナットが、注意喚起色で着色された
請求項4に記載のボルトナット保護部材。
【請求項7】
前記ナット側保護キャップの前記カバー部の外面における周方向の一部が他の部分と異なる着色が施された
請求項4に記載のボルトナット保護部材。
【請求項8】
前記連結ワイヤは、
締結完了状態の前記上ナットが前記ボルト軸部の端部に配置された状態の前記ナット側保護キャップと前記頭部側保護キャップとを緩みなく連結する長さである
請求項3に記載のボルトナット保護部材。
【請求項9】
前記カバー部は、内部が視認可能な透過性を有する樹脂製である
請求項1乃至請求項8のうちいずれかに記載のボルトナット保護部材。
【請求項10】
前記パッキンと前記保持部とが一体構成である
請求項1乃至請求項8のうちいずれかに記載のボルトナット保護部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、道路などに設置された照明や標識に設けた締結部材を保護するとともに、締結部材の落下を防止するボルトナット保護部材及びその取付方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、道路に設置した照明や標識には複数の締結部材が用いられ、固定されている。締結手段は、ボルトと、ダブルナットとを有し、締結状態において、たたき点検(触診)を行って、締結状態の緩みや損傷等の異常を確認している。
【0003】
しかしながら、たたき点検(触診)の確認漏れや、ボルトやナットの腐食による損傷等が発生することがあった。締結状態の緩みをたたき点検(触診)で確認漏れしたり、腐食等で損傷すると、例えばナットが落下することがあった。
【0004】
例えば、特許文献1には、ボルト軸部に螺合されたダブルナットを一体的に覆う防食キャップが開示されている。
上述の防食キャップによって、締結部材のナット側の腐食による損傷を防止できるものの、締結状態の緩みによるナットの落下を防止することはできなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平3-104517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで本発明では、固定対象部材を締結固定する締結部材を保護できるとともに、締結部材の落下を防止できるボルトナット保護部材及びその取付方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、固定対象部材を締結固定する締結部材における保護対象となるボルト頭部及びナット部分のそれぞれ保護する保護キャップと、前記固定対象部材を跨いで前記保護キャップ同士を連結する連結具とで構成され、前記ボルト頭部は、前記固定対象部材を貫通するボルト軸部の一端に設けられ、前記ナット部分は、前記ボルト軸部における他端側に締結する下ナットと上ナットとを有するダブルナットであり、前記保護キャップは、前記保護対象を囲繞する、有底筒状のカバー部と、前記カバー部の開放側端部に設けられたパッキンと、前記カバー部を前記保護対象に保持する保持部とが備えられるとともに、前記ボルト頭部を保護する頭部側保護キャップと、前記ナット部分を保護するナット側保護キャップとがあり、前記頭部側保護キャップにおける前記保持部は、前記ボルト頭部を保持する構成であり、前記ナット側保護キャップにおける前記保持部は、前記ナット部分における前記上ナットを保持する構成であるボルトナット保護部材であることを特徴とする。
【0008】
またこの発明は、固定対象部材を締結固定する締結部材における保護対象となるボルト頭部及びナット部分のそれぞれ保護する保護キャップと、前記固定対象部材を跨いで前記保護キャップ同士を連結する連結具とで構成されたボルトナット保護部材を用い、前記ボルト頭部は、前記固定対象部材を貫通するボルト軸部の一端に設けられ、前記ナット部分は、前記ボルト軸部における他端側に締結する下ナットと上ナットとを有するダブルナットであり、前記保護キャップは、前記保護対象を囲繞する、有底筒状のカバー部と、前記カバー部の開放側端部に設けられたパッキンと、前記カバー部を前記保護対象に保持する保持部とが備えられるとともに、前記ボルト頭部を保護する頭部側保護キャップと、前記ナット部分を保護するナット側保護キャップとがあり、前記固定対象部材を締結固定した締結部材における前記頭部側保護キャップにおける前記保持部で前記ボルト頭部を保持して取り付けるとともに、前記ナット側保護キャップにおける前記保持部で前記ナット部分における前記上ナットを保持して取り付けるボルトナット保護部材の取付方法であることを特徴とする。
【0009】
この発明により、固定対象部材を締結固定する締結部材を保護できるとともに、締結部材の落下を防止することができる。
詳述すると、固定対象部材を締結固定する締結部材における保護対象となるボルト頭部及びナット部分のそれぞれ保護する保護キャップは、前記保護対象を囲繞する、有底筒状のカバー部と、前記カバー部の開放側端部に設けられたパッキンと、前記カバー部を前記保護対象に保持する保持部とが備えられている。そのため、保護対象である、前記固定対象部材を貫通するボルト軸部の一端に設けられた前記ボルト頭部と、前記ボルト軸部における他端側に締結する下ナットと上ナットとを有するダブルナットである前記ナット部分を、それぞれの前記保護対象を保持部によって保持する有底筒状のカバー部で囲繞することができる。また前記カバー部の開放側端部に設けられたパッキンによりカバー部と固定対象部材との間をシールするため、保護キャップで、保護対象となるボルト頭部及びナット部分を保護することができる。したがって、締結部材が腐食等の損傷によって落下することを防止できる。
【0010】
また、前記ボルト頭部を保持部で保持して保護する頭部側保護キャップと、上ナットを保持し、ナット部分を保護するナット側保護キャップとが、連結具で連結されているため、保護対象であるボルトやナットの一方が緩みや損傷によって落下しても、他方を保持する保護キャップに連結されているため、下方まで落下することを防止できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
ホース保持具
3か月前
個人
差動歯車用歯形
20日前
個人
トーションバー
3か月前
株式会社不二工機
電磁弁
2か月前
株式会社不二工機
電磁弁
14日前
個人
ボルトナットセット
3か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
22日前
カヤバ株式会社
緩衝器
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
9日前
カヤバ株式会社
緩衝器
9日前
株式会社三協丸筒
枠体
3か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
22日前
株式会社ノーリツ
分配弁
2か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
1か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
1か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
1か月前
株式会社不二工機
電動弁
3か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
2か月前
株式会社フジキン
ボールバルブ
1か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
2か月前
日東電工株式会社
断熱材
3か月前
日東精工株式会社
樹脂被覆ねじ
4か月前
日東精工株式会社
座金組込みねじ
4か月前
日東精工株式会社
弾性鍔付きねじ
2か月前
株式会社有恒商会
伸縮継手
8日前
AWJ株式会社
配管支持具
4か月前
個人
ワンウェイベアリング
2日前
日東精工株式会社
座金組込みねじ
4か月前
太陽工業株式会社
金属板結合方法
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
14日前
株式会社オンダ製作所
長尺体保持具
8日前
個人
機械式固定スタッドボルト装置
1か月前
株式会社オンダ製作所
長尺体保持具
13日前
株式会社アイシン
シフト装置
1か月前
個人
ロープセット及びロープ
3か月前
続きを見る
他の特許を見る