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公開番号
2024118062
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-30
出願番号
2023024239
出願日
2023-02-20
発明の名称
組合せ計量装置
出願人
株式会社イシダ
代理人
フェリシテ弁理士法人
主分類
G01G
19/387 20060101AFI20240823BHJP(測定;試験)
要約
【課題】物品の損傷を抑制することで商品価値を高めること。
【解決手段】一実施形態に係る組合せ計量装置1は、外部から投入される物品を受け取り、下流方向へ前記物品を分散させる分散テーブル10と、分散テーブルの上方に取り付けられ、物品を集合させるシュート20と、シュート20に接続され、シュート20を分散テーブル10に対して上下動させ、分散テーブル10における物品の搬送面11とシュート20における下端部21との間隔を変更させる昇降部40と、昇降部40の動作を制御する制御部50と、を備え、制御部50が、昇降部40を下降させることで、シュート20を分散テーブル10に近づくように下降させている際に、搬送面11と下端部21との間に物品が挟まった場合、シュート20は、昇降部40を介して、分散テーブル10から離れる方向に移動する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
外部から投入される物品を受け取り、下流方向へ前記物品を分散させる分散テーブルと、
前記分散テーブルの上方に取り付けられ、前記物品を集合させるシュートと、
前記シュートに接続され、前記シュートを前記分散テーブルに対して上下動させ、前記分散テーブルにおける前記物品の搬送面と前記シュートにおける下端部との間隔を変更させる昇降部と、
前記昇降部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部が、前記昇降部を下降させることで、前記シュートを前記分散テーブルに近づくように下降させている際に、前記搬送面と前記下端部との間に前記物品が挟まった場合、前記シュートは、前記昇降部を介して、前記分散テーブルから離れる方向に移動する、組合せ計量装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記昇降部は、ブラケットを有し、
前記シュートは、前記分散テーブルの半径方向に延び、前記ブラケットと連結する連結部を有し、
前記連結部は、前記半径方向に延び前記半径方向の外側に開口する第1溝を有し、
前記ブラケットには、前記垂直方向及び前記半径方向に直交する直交方向に延びる第1軸が設けられており、
前記第1軸は、前記第1溝内に配置され、
前記シュートは、前記連結部を介し前記第1軸を中心に上下に揺動する、請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項3】
前記ブラケットは、前記第1軸よりも前記半径方向の内側で前記直交方向に延びる第2軸(43)を有し、
前記連結部は、前記垂直方向に延び下方向に開口する第2溝を有し、
前記第2軸は、前記第2溝の上端に接するように配置されている、請求項2に記載の組合せ計量装置。
【請求項4】
前記連結部は、前記半径方向の外側に向うに連れて、下方向又は上方向に傾斜する、請求項2に記載の組合せ計量装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、組合せ計量装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、分散テーブルの上方に昇降するシュートを取り付け、分散テーブル上において上方から投入された物品の層厚を安定させる組合せ計量装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-371414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の組合せ計量装置では、シュートと分散テーブルとの間に物品が挟まった場合に、シュートを上下動する駆動力がそのまま物品に伝わり物品が損傷することで、商品価値を下げてしまうという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、物品の損傷を抑制することで商品価値を高めることができる組合せ計量装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る組合せ計量装置は、外部から投入される物品を受け取り、下流方向へ前記物品を分散させる分散テーブルと、前記分散テーブルの上方に取り付けられ、前記物品を集合させるシュートと、前記シュートに接続され、前記シュートを前記分散テーブルに対して上下動させ、前記分散テーブルにおける前記物品の搬送面と前記シュートにおける下端部との間隔を変更させる昇降部と、前記昇降部の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部が、前記昇降部を下降させることで、前記シュートを前記分散テーブルに近づくように下降させている際に、前記搬送面と前記下端部との間に前記物品が挟まった場合、前記シュートは、前記昇降部を介して、前記分散テーブルから離れる方向に移動することを要旨とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、物品の損傷を抑制することで商品価値を高めることができる組合せ計量装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る組合せ計量装置1の構成の一例を説明する図である。
図2は、一実施形態に係る組合せ計量装置1の分散テーブル10の構成の一例を説明する図である。
図3は、図1の領域Xの拡大図である。
図4は、図3を半径方向D2の外側Oから見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
(第1実施形態)
以下、図1~図4を参照して、本発明の第1実施形態に係る組合せ計量装置1について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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