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公開番号2024114855
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2024103207,2021017376
出願日2024-06-26,2021-02-05
発明の名称内視鏡
出願人HOYA株式会社
代理人個人,個人
主分類A61B 1/06 20060101AFI20240816BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】発光素子に電力を供給するための電源線が接続される導電部を好適に配設する内視鏡を提供する。
【解決手段】内視鏡は、挿入管の先端部に組み込まれた発光モジュールを備える内視鏡において、前記発光モジュールは、複数の発光素子が実装された実装基板を含み、前記実装基板は、中央部に前記発光素子を光源とする撮像素子が挿通される孔が設けられた環状を成し、前記発光素子が表面実装される第1面と、前記第1面の周縁に位置する側面とを備え、前記側面には、前記発光素子に導通する導電部が設けられており、前記導電部には、前記発光素子に電力を供給するための電源線が接続される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
挿入管の先端部に組み込まれた発光モジュールを備える内視鏡において、
前記発光モジュールは、複数の発光素子が実装された実装基板を含み、
前記実装基板は、中央部に前記発光素子を光源とする撮像素子が挿通される孔が設けられた環状を成し、前記発光素子が表面実装される第1面と、前記第1面の周縁に位置する側面とを備え、
前記側面には、前記発光素子に導通する導電部が設けられており、
前記導電部には、前記発光素子に電力を供給するための電源線が接続される
内視鏡。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記側面は、前記孔の内周面を構成する内周側側面である
請求項1に記載の内視鏡。
【請求項3】
前記側面には、切欠き部が形成されており、
前記導電部は、前記切欠き部に設けられている
請求項1又は請求項2に記載の内視鏡。
【請求項4】
前記実装基板は、複数の基板が積層された多層基板であり、
前記第1面の反対側に位置する第2面には、放熱体が密着しており、
前記切欠き部は、前記多層基板を構成する複数の基板のうち、前記放熱体が密着している基板以外の基板に形成されている
請求項3に記載の内視鏡。
【請求項5】
前記第1面の反対側に位置する第2面には、放熱体が密着しており、
前記放熱体における前記第2面に密着する密着面には、凹部が設けられており、
前記凹部によって、前記放熱体と前記導電部とは離間する
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の内視鏡。
【請求項6】
前記電源線は、
前記内視鏡に接続されるプロセッサ装置側から延設され、
前記挿入管の延伸方向において、前記導電部に対し平行に接続される
請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の内視鏡。
【請求項7】
前記導電部は、前記発光素子の正極側に接続される正極側導電部と、前記発光素子の負極側に接続される負極側導電部とを含み、
前記負極側に接続される負極側導電部の個数は、前記正極側に接続される正極側導電部の個数よりも少ない
請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の内視鏡。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、内視鏡に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
内視鏡は、被検者の体腔内に挿入することで所望の箇所の観察、処置を可能とする医療用機器であり、体腔内に挿入される挿入管の先端部に組み込まれた撮像部と、該撮像部の撮像視野を照明する照明装置とを備えている。特許文献1には、180°以上の広い角度範囲での照明を実現する照明装置を備え、広視野角での観察を可能とした内視鏡が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-16021号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の内視鏡装置においては、照明装置に電力を供給するための電源線が接続される導電部を設けるにあたり、当該導電部の好適な配設に関する点が考慮されていないという問題点がある。
【0005】
一つの側面では、発光素子に電力を供給するための電源線が接続される導電部を好適に配設することができる内視鏡を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様における内視鏡は、挿入管の先端部に組み込まれた発光モジュールを備える内視鏡において、前記発光モジュールは、複数の発光素子が実装された実装基板を含み、前記実装基板は、中央部に前記発光素子を光源とする撮像素子が挿通される孔が設けられた環状を成し、前記発光素子が表面実装される第1面と、前記第1面の周縁に位置する側面とを備え、前記側面には、前記発光素子に導通する導電部が設けられており、前記導電部には、前記発光素子に電力を供給するための電源線が接続される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、発光素子に電力を供給するための電源線が接続される導電部を好適に配設する内視鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る内視鏡の外観図である。
挿入管の先端部の拡大図である。
実装基板と電源線との接続状態の一例を説明する説明図である。
実装基板の一例を説明する模式的平面図である。
実装基板の一例を説明する模式的側断面図である。
実施形態2(放熱体に凹部)に係る実装基板の一例を説明する模式的側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施形態1)
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は、実施形態1に係る内視鏡1の外観図である。内視鏡1は、挿入管2、操作部3、ユニバーサルチューブ4及びコネクタ部5を備えている。挿入管2は、体腔内に挿入される部分であり、長尺の軟性部20と、該軟性部20の一端に湾曲部21を介して連結された先端部22とを備える。軟性部20の他端は、円筒形の連結部23を介して操作部3に連結されている。ユニバーサルチューブ4は、操作部3に一端を連結され挿入管2と異なる向きに延びており、コネクタ部5は、ユニバーサルチューブ4の他端に連設されている。
【0010】
操作部3は、医師等の内視鏡1の使用者(操作者)により把持されて各種の操作を行うために設けてあり、湾曲操作ノブ30、複数の操作ボタン31等を備えている。湾曲操作ノブ30は、連結部23及び軟性部20の内部に通したワイヤ(図示せず)により湾曲部21に連結されている。湾曲部21は、湾曲操作ノブ30の操作により軸断面内で互いに直交する2方向に湾曲し、体腔内に挿入された先端部22の向きが変化する。
(【0011】以降は省略されています)

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