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公開番号2024112153
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-20
出願番号2023017038
出願日2023-02-07
発明の名称ガスバーナ
出願人三浦工業株式会社
代理人個人,個人
主分類F23D 14/22 20060101AFI20240813BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】窒素酸化物の生成を抑制できるガスバーナを提供すること。
【解決手段】本発明の一態様に係るガスバーナ1は、所定の噴出方向に延び、燃料ガスが供給される燃料供給管10と、前記燃料供給管10を取り囲む環状に開口し、燃焼用空気を前記噴出方向に噴出する空気ノズル30と、前記燃料供給管10から前記噴出方向視で外側に延出し、その先端部から前記燃料ガスを流出させる複数の燃料ノズル40と、前記空気ノズル30の内部、又は前記燃料供給管10の外周の前記空気ノズル30より下流側かつ前記燃料ノズル40より上流側に配設され、前記燃焼用空気の噴流を部分的に遮断する複数の乱流促進体50と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
所定の噴出方向に延び、燃料ガスが供給される燃料供給管と、
前記燃料供給管を取り囲む環状に開口し、燃焼用空気を前記噴出方向に噴出する空気ノズルと、
前記燃料供給管から前記噴出方向視で外側に延出し、その先端部から前記燃料ガスを流出させる複数の燃料ノズルと、
前記空気ノズルの内部、又は前記燃料供給管の外周の前記空気ノズルより下流側かつ前記燃料ノズルより上流側に配設され、前記燃焼用空気の噴流を部分的に遮断する複数の乱流促進体と、
を備える、ガスバーナ。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記乱流促進体は、前記噴出方向視で前記空気ノズルの開口を径方向に横断するよう配設される、請求項1に記載のガスバーナ。
【請求項3】
前記乱流促進体は、前記空気ノズルの内部に配設される、請求項1又は2に記載のガスバーナ。
【請求項4】
前記乱流促進体は、前記噴出方向視で前記燃料ノズルと重複するよう配設される、請求項1又は2に記載のガスバーナ。
【請求項5】
前記乱流促進体の周方向の幅は、前記燃料ノズルの外径の0.1倍以上2.0倍以下である、請求項1又は2に記載のガスバーナ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスバーナに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えばボイラ等において、燃料ガスを燃焼用空気と混合して燃焼させるガスバーナが広く利用されている。ガスバーナでは、燃焼温度が比較的高くなりやすいので、窒素酸化物(NOx)の生成が問題となる場合がある。窒素酸化物を低減するために、炉内に高速の燃焼用空気を噴出することにより負圧を生成し、燃焼排ガスを上流側に還流させる流れを形成する自己再循環型バーナが知られている。燃焼排ガスを還流させて燃焼用空気に混合することで燃料ガスへの酸素の供給速度を低下させ、これにより燃焼温度を抑制して窒素酸化物の生成を低減できる。
【0003】
このような自己再循環型バーナとして、燃焼用空気の噴流の中に、燃焼用空気の噴き出し方向に延びる燃料配管を配設し、燃焼用空気の流れの中に燃料ガスを噴き出させるガスバーナが知られている。また特許文献1には、燃料配管に外側に延出する複数のノズルを設けることにより、燃焼用空気の噴流と燃料ガスとの混合を促進することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2022/168381号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のような自己再循環型バーナにより窒素酸化物の生成を抑制できるが、窒素酸化物の生成が皆無であることが理想であり、窒素酸化物の生成をさらに抑制できることが望ましい。このため、本発明は、窒素酸化物の生成を抑制できるガスバーナを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るガスバーナは、所定の噴出方向に延び、燃料ガスが供給される燃料供給管と、前記燃料供給管を取り囲む環状に開口し、燃焼用空気を前記噴出方向に噴出する空気ノズルと、前記燃料供給管から前記噴出方向視で外側に延出し、その先端部から前記燃料ガスを流出させる複数の燃料ノズルと、前記空気ノズルの内部、又は前記燃料供給管の外周の前記空気ノズルより下流側かつ前記燃料ノズルより上流側に配設され、前記燃焼用空気の噴流を部分的に遮断する複数の乱流促進体と、を備える。
【0007】
上述のスバーナにおいて、前記乱流促進体は、前記噴出方向視で前記空気ノズルの開口を径方向に横断するよう配設されてもよい。
【0008】
上述のスバーナにおいて、前記乱流促進体は、前記空気ノズルの内部に配設されてもよい。
【0009】
上述のスバーナにおいて、前記乱流促進体は、前記噴出方向視で前記燃料ノズルと重複するよう配設されてもよい。
【0010】
上述のスバーナにおいて、前記乱流促進体の周方向の幅は、前記燃料ノズルの外径の0.1倍以上2.0倍以下であってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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