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公開番号2024118818
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023025340
出願日2023-02-21
発明の名称溶出防止剤投入装置
出願人中国電力株式会社
代理人個人,個人
主分類F23K 1/00 20060101AFI20240826BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】ボイラ内への溶出防止剤の円滑な供給を維持できる溶出防止剤投入装置を提供すること。
【解決手段】溶出防止剤投入装置1は、石炭を燃焼するボイラ100内に粒状又は粉状の溶出防止剤2を送り出す投入配管60と、ボイラ100に向かって流れる冷却空気Fを投入配管60に供給する冷却空気供給部70と、を備え、冷却空気供給部70は、投入配管60のボイラ100側に位置する先端部621側とボイラ100とは反対側の基端部611側との少なくとも一方から冷却空気Fを供給する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
石炭を燃焼するボイラ内に粒状又は粉状の溶出防止剤を送り出す投入配管と、
前記ボイラに向かって流れる冷却空気を前記投入配管に供給する冷却空気供給部と、を備え、
前記冷却空気供給部は、前記投入配管の前記ボイラ側に位置する先端部側と前記ボイラとは反対側の基端部側との少なくとも一方から冷却空気を供給する溶出防止剤投入装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記冷却空気供給部は、少なくとも前記投入配管の前記ボイラ側に位置する先端部側から冷却空気を供給する請求項1に記載の溶出防止剤投入装置。
【請求項3】
前記投入配管の少なくとも先端部は、その材質が耐熱性材料であり、前記ボイラ内に位置する請求項2に記載の溶出防止剤投入装置。
【請求項4】
前記投入配管に振動を与える振動機構を更に備える請求項2に記載の溶出防止剤投入装置。
【請求項5】
溶出防止剤を投入可能な漏斗状の投入口と、
前記投入口から投入された溶出防止剤を貯留する貯留部と、
前記貯留部に貯留される溶出防止剤同士の凝集を防止する凝集防止機構と、
前記貯留部の下部に接続され、溶出防止剤を前記ボイラ側に送り出すフィーダと、を更に備え、
前記投入配管は、前記フィーダから送り出される溶出防止剤を前記ボイラ内に送り出す請求項1~4のいずれかに記載の溶出防止剤投入装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、溶出防止剤投入装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、石炭を燃焼するボイラ内に粒状又は粉状の溶出防止剤を投入する溶出防止剤投入装置が知られている。この種の技術が記載されているものとして例えば特許文献1がある。特許文献1には、石灰石粉を受け入れて貯留するサイロと、サイロの底部に設けられ、石灰石粉の定量的な切り出しを行うフィーダと、フィーダから切り出される石灰石粉を、圧縮空気を輸送媒体として搬送する空気輸送配管系等から構成される装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-89093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで特許文献1に記載の装置のように、空気輸送配管系等の投入配管を用いてボイラ内に溶出防止剤を送り出す場合、ボイラ内の熱により投入配管の先端部の内周面が劣化すると、該内周面の肌荒れが生じることが多い。この先端部の内周面における肌荒れにより、粒状又は粉状の溶出防止剤の流動性が低下し、投入配管の先端部で該溶出防止剤が滞留してしまう。
【0005】
本発明は、ボイラ内への溶出防止剤の円滑な供給を維持できる溶出防止剤投入装置を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、石炭を燃焼するボイラ内に粒状又は粉状の溶出防止剤を送り出す投入配管と、前記ボイラに向かって流れる冷却空気を前記投入配管に供給する冷却空気供給部と、を備え、前記冷却空気供給部は、前記投入配管の前記ボイラ側に位置する先端部側と前記ボイラとは反対側の基端部側との少なくとも一方から冷却空気を供給する溶出防止剤投入装置に関する。
【0007】
前記冷却空気供給部は、少なくとも前記投入配管の前記ボイラ側に位置する先端部側から冷却空気を供給してもよい。
【0008】
前記投入配管の少なくとも先端部は、その材質が耐熱性材料であり、前記ボイラ内に位置してもよい。
【0009】
前記投入配管に振動を与える振動機構を更に備えていてもよい。
【0010】
溶出防止剤を投入可能な漏斗状の投入口と、前記投入口から投入された溶出防止剤を貯留する貯留部と、前記貯留部に貯留される溶出防止剤同士の凝集を防止する凝集防止機構と、前記貯留部の下部に接続され、溶出防止剤を前記ボイラ側に送り出すフィーダと、を更に備え、前記投入配管は、前記フィーダから送り出される溶出防止剤を前記ボイラ内に送り出してもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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