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公開番号2024109411
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-14
出願番号2023014189
出願日2023-02-01
発明の名称情報読取システム
出願人大王製紙株式会社
代理人個人,個人
主分類G06K 7/10 20060101AFI20240806BHJP(計算;計数)
要約【課題】読取対象の無線タグの情報読取のペースを維持しつつ、異常発生タグを選別できる情報読取システムを提供する。
【解決手段】情報読取システム1は、読取対象の物品である本群10を所定方向M1に搬送する搬送装置2と、搬送装置2上の本群10の各本10A~10Dにそれぞれ付加されるRFIDタグ6A~6Dから情報ID1~ID4を読み取るRFIDリーダ4と、RFIDリーダ4によるRFIDタグ6A~6Dからの情報ID1~ID4の読み取り結果に基づき、RFIDタグ6の読み取りエラーを判別する制御装置7の検査部76と、搬送装置2の搬送方向M1においてRFIDリーダ4より下流側に設けられ、検査部76によりにより読み取りエラーを検出された無線タグ6が付加されている本群10を選別する選別部13と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
読取対象の物品を所定方向に搬送する搬送装置と、
前記搬送装置上の前記物品に付加される無線タグから情報を読み取る読取装置と、
前記読取装置による前記無線タグからの前記情報の読み取り結果に基づき、前記無線タグの読み取りエラーを判別する制御装置と、
前記搬送装置の搬送方向において前記読取装置より下流側に設けられ、前記制御装置により前記読み取りエラーを検出された前記無線タグが付加されている前記物品を選別する選別部と、
を備える情報読取システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記物品が前記読取装置の読取領域に進入することを検知する進入検知装置を備え、
前記制御装置は、前記進入検知装置により前記物品が検知されたときに前記読取装置からの電波の発報を開始させる、
を備える、請求項1に記載の情報読取システム。
【請求項3】
前記物品が前記読取領域から退出することを検知する退出検知装置を備え、
前記制御装置は、前記退出検知装置により前記物品が検知されたときに前記読取装置からの電波の発報を停止させる、
請求項2に記載の情報読取システム。
【請求項4】
前記進入検知装置と前記退出検知装置は、前記搬送装置による前記物品の搬送方向のうち前記読取領域より上流側及び下流側に配置される、
請求項3に記載の情報読取システム。
【請求項5】
前記物品は積層された複数の物品の組ごとに前記搬送装置により搬送され、
前記制御装置は、前記読取装置により前記複数の物品にそれぞれ付加されている複数の前記無線タグから読み取った前記情報の数が、予め取得している前記複数の物品の所定数と異なる場合に前記読み取りエラーを検出する、
請求項1に記載の情報読取システム。
【請求項6】
前記物品は単数の物品ごとに前記搬送装置により搬送され、
前記制御装置は、前記進入検知装置により前記物品が検知されたときから、前記退出検知装置により前記物品が検知されたときまでの期間内に前記無線タグから前記情報を読み取れない場合に前記読み取りエラーを検出する、
請求項3に記載の情報読取システム。
【請求項7】
前記物品は本であり、
前記読取領域を搬送されている前記本に記載されるバーコードからISBNを読み取るバーコードリーダを備え、
前記読取装置により前記無線タグから読み取った前記本の識別情報と、前記バーコードリーダにより読み取ったISBNとを紐づけて記録する、
請求項2に記載の情報読取システム。
【請求項8】
搬送装置により所定方向に搬送される読取対象の物品に付加される無線タグから情報を読み取る読取装置と、
前記読取装置による前記無線タグからの前記情報の読み取り結果に基づき、前記無線タグの読み取りエラーを判別し、前記搬送装置の搬送方向において前記読取装置より下流側に設けられる選別部に、前記読み取りエラーを検出された前記無線タグが付加されている前記物品を選別させる制御装置と、
を備える情報読取システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報読取システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、RFID(Radio Frequency Identification)タグなどの無線タグを用いて物品の管理を行う技術が知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、セルフレジのレジカウンタ上にRFIDリーダを設置し、RFIDタグが付加された商品をRFIDリーダ上に置くことにより当該商品のタグ情報を読み取って精算処理を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-035206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述の無線タグを利用する物品管理システムでは、適用時に物品管理の精度や簡便化などの利点を考慮すると、管理対象の物品が量産品であり、大量の無線タグから情報を読み取る利用環境が考えられる。このような環境下では、例えばベルトコンベヤなどの搬送装置によって読取対象の物品が自動搬送され、搬送中の無線タグから自動的に順次情報を読み取るケースが考えられる。
【0006】
このように搬送装置で搬送されるタグ付きの物品から情報を読み取る場合、例えば無線タグ自体に破損があって情報を読み取れないなどの何らかのエラーが発生したとき、例えばエラーが発生した無線タグが付加されている物品を選別するなどの対応を迅速に行う必要がある。対応を迅速に行えないと、搬送装置によって大量の読取対象の物品が順次搬送されるので、例えばエラー発生ごとに逐次搬送装置を停止させる必要があるなど、物品の搬送やタグ情報読取のペースを落とすことになり、作業効率性に関して改善の余地がある。
【0007】
本開示は、読取対象の無線タグの情報読取のペースを維持しつつ、異常発生タグを選別できる情報読取システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施形態の一観点に係る情報読取システムは、読取対象の物品を所定方向に搬送する搬送装置と、前記搬送装置上の前記物品に付加される無線タグから情報を読み取る読取装置と、前記読取装置による前記無線タグからの前記情報の読み取り結果に基づき、前記無線タグの読み取りエラーを判別する制御装置と、前記搬送装置の搬送方向において前記読取装置より下流側に設けられ、前記制御装置により前記読み取りエラーを検出された前記無線タグが付加されている前記物品を選別する選別部と、を備える。
【0009】
この態様によれば、読み取りエラーを検出された物品を選別部により自動的に選別できるので、読み取りエラー検出後の選別作業を迅速に行うことが可能となる。これにより、本態様のように搬送装置によって大量の読取対象の物品が順次搬送される環境下でも、例えばエラー発生ごとに逐次搬送装置を停止させて対象の物品を逐次取り除くなど、物品の搬送やタグ情報読取のペースを落とすような手順を省略できる。この結果、読取対象の無線タグの情報読取のペースを維持しつつ、異常発生タグを選別できる。
【0010】
本発明の実施形態の他の観点に係る情報読取システムは、前記物品が前記読取装置の読取領域に進入することを検知する進入検知装置を備え、前記制御装置は、前記進入検知装置により前記物品が検知されたときに前記読取装置からの電波の発報を開始させる構成でもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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