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公開番号
2024108695
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-13
出願番号
2023013196
出願日
2023-01-31
発明の名称
配光制御装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
個人
主分類
B60Q
1/11 20060101AFI20240805BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の前照灯における配光位置ずれの発生を低減させる。
【解決手段】配光変更部200と、情報取得部30と、車両の姿勢情報を取得する姿勢センサ10と、ブレーキ内圧情報を取得するブレーキセンサ20と、情報取得部30、姿勢センサ10およびブレーキセンサ20から取得した情報に基づいて配光変更部200を制御する配光制御部320と、を備え、配光制御部320は、ブレーキモードが「通常制御」の場合、情報取得部30および姿勢センサ10からの情報に基づいて配光変更部200を制御する。また、ブレーキモードが「急制動」の場合、配光制御部320は、走行時配光制御値RVを取得し、情報取得部30、姿勢センサ10およびブレーキセンサ20からの情報に基づいて配光変更部200を制御する。また、ブレーキモードが「緊急制動」の場合、配光制御部320は、ブレーキセンサ20からの情報に基づいて配光変更部200を制御する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の前照灯が車両前方側に照射する配光を変更する配光変更部と、
前記車両の走行状態あるいは走行環境を認識し、前記車両に接近する接近物や走行する路面の傾斜情報を取得する情報取得部と、
前記車両の姿勢情報を取得する姿勢センサと、
前記車両のブレーキにおけるブレーキ内圧情報を取得するブレーキセンサと、
前記情報取得部、前記姿勢センサおよび前記ブレーキセンサから取得した情報に基づいて前記配光変更部を制御する配光制御部と、
を備え、
前記ブレーキ内圧情報が第1の所定値以下の場合には、前記配光制御部は、ブレーキモードを「通常制動」と判定し、前記情報取得部および前記姿勢センサから取得した情報に基づいて前記配光変更部を制御し、
前記ブレーキ内圧情報が前記第1の所定値より大きくかつ第2の所定値未満の場合には、前記配光制御部は、ブレーキモードを「急制動」と判定し、前記情報取得部、前記姿勢センサおよび前記ブレーキセンサから取得した情報に基づいて前記配光変更部を制御し、
前記ブレーキ内圧情報が前記第2の所定値以上の場合には、前記配光制御部は、ブレーキモードを「緊急制動」と判定し、前記ブレーキセンサから取得した情報に基づいて前記配光変更部を制御することを特徴とする配光制御装置。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記配光制御部は、前記ブレーキ内圧情報が前記第1の所定値以下の場合に、前記配光変更部の配光制御値を第1の配光制御値として取得し、
前記ブレーキ内圧情報が前記第2の所定値以上に達した後に、前記ブレーキ内圧情報が前記第2の所定値未満に戻った場合には、前記第1の配光制御値に基づいて前記配光変更部を制御することを特徴とする請求項1に記載の配光制御装置。
【請求項3】
前記配光制御部は、前記ブレーキが操作されていない際に、前記配光変更部の制御値を第2の配光制御値として取得し、
前記ブレーキ内圧情報が前記第2の所定値以上に達した後に、前記車両が停車した場合には、前記第2の配光制御値に基づいて前記配光変更部を制御することを特徴とする請求項2に記載の配光制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配光制御装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、車両においては、車両外部の明るさが一定値以下になった場合に自動で前照灯を点灯させるオートライト機能が搭載されるようになっている。それに伴い、前照灯が点灯された際に、対向車や歩行者を眩しさによって幻惑しないように、前照灯の照射角度を調整する配光制御が行われている場合がある。
【0003】
例えば、特許文献1においては、車両の車体前部に光軸を上下方向に揺動可能に支持された車両前照灯と、前記車両前照灯の光軸を上下方向に揺動させる駆動手段と、前記車両の車体の車高を検出する車高センサと、上記車高センサからの検出信号に基づいて自動車の車体の傾きを演算して、この傾きを相殺するように駆動手段を駆動制御する制御部と、を含む車両前照灯の光軸調整装置(配光制御装置)であって、上記制御部が、自動車の発進時または減速時に、一つの車両情報の積算値が一定値以上であるとき、車両情報に対応して駆動手段を段階的に駆動制御して、車両前照灯の光軸を複数の所定角度に段階的に揺動させる特別の補正制御を行なうように、車両前照灯の配光制御装置を構成する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-154754号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、車両が走行している路面における傾斜の検出、車両姿勢の検出等を行うために、各センサは、検出に有効な車両位置に設置される。また、各センサは、ほこり、水分等が付着することで誤検出が発生しないように、各センサ筐体に収められている。そして、配光制御装置に含まれる制御部は、各センサが各センサ筐体に収められた状態で送信される情報を基準として配光制御を行う。
【0006】
しかしながら、車両に急制動、急旋回等の操作が行われた場合には、車両筐体あるいは各センサ筐体等に歪が発生する。そして、各センサは、車両筐体、各センサ筐体に歪が発生している状態で情報を送信する。換言すると、車両に急制動、急旋回等の操作が行われた場合には、各センサは、車両の急制動、急旋回等によって発生する車両の傾き情報とともに、車両筐体あるいは各センサ筐体に発生している歪情報を加えて送信する。
そのため、車両の姿勢が戻った際に、制御部は、歪情報が加えられた情報に基づいた配光位置に戻すことによって、車両に急制動、急旋回等の操作が行われる以前の配光位置に対して、位置ずれが発生した状態の配光位置に制御してしまう虞があるという課題があった。
【0007】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、車両の前照灯における配光位置ずれの発生を低減させる配光制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両の前照灯が車両前方側に照射する配光を変更する配光変更部と、前記車両の走行状態あるいは走行環境を認識し、前記車両に接近する接近物や走行する路面の傾斜情報を取得する情報取得部と、前記車両の姿勢情報を取得する姿勢センサと、前記車両のブレーキにおけるブレーキ内圧情報を取得するブレーキセンサと、前記情報取得部、前記姿勢センサおよび前記ブレーキセンサから取得した情報に基づいて前記配光変更部を制御する配光制御部と、を備え、前記ブレーキ内圧情報が第1の所定値以下の場合には、前記配光制御部は、ブレーキモードを「通常制動」と判定し、前記情報取得部および前記姿勢センサから取得した情報に基づいて前記配光変更部を制御し、前記ブレーキ内圧情報が前記第1の所定値より大きくかつ第2の所定値未満の場合には、前記配光制御部は、ブレーキモードを「急制動」と判定し、前記情報取得部、前記姿勢センサおよび前記ブレーキセンサから取得した情報に基づいて前記配光変更部を制御し、前記ブレーキ内圧情報が前記第2の所定値以上の場合には、前記配光制御部は、ブレーキモードを「緊急制動」と判定し、前記ブレーキセンサから取得した情報に基づいて前記配光変更部を制御する配光制御装置を提案している。
【0009】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記配光制御部は、前記ブレーキ内圧情報が前記第1の所定値以下の場合に、前記配光変更部の配光制御値を第1の配光制御値として取得し、前記ブレーキ内圧情報が前記第2の所定値以上に達した後に、前記ブレーキ内圧情報が前記第2の所定値未満に戻った場合には、前記第1の配光制御値に基づいて前記配光変更部を制御する配光制御装置を提案している。
【0010】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記配光制御部は、前記ブレーキが操作されていない際に、前記配光変更部の制御値を第2の配光制御値として取得し、前記ブレーキ内圧情報が前記第2の所定値以上に達した後に、前記車両が停車した場合には、前記第2の配光制御値に基づいて前記配光変更部を制御する配光制御装置を提案している。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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