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公開番号2024106039
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-07
出願番号2023010100
出願日2023-01-26
発明の名称製造システム、軸受及び工場
出願人日本精工株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 3/32 20060101AFI20240731BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】再生可能エネルギを利用して得た電力を工場設備の稼働に利用する。
【解決手段】製造システム1は、再生可能エネルギを利用して電気エネルギを生み出す発電装置群2と、発電装置群2が出力する電気エネルギを受けて、電気エネルギと回転運動エネルギとを相互に変換可能な変換ユニット31と、回転運動エネルギを利用して被処理物に対して所定の加工を施す加工ユニット32と、を含む複数の加工装置30と、発電装置群2と加工装置30との間の電気エネルギの授受を制御するコントローラ43と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
再生可能エネルギを利用して電気エネルギを生み出す発電装置と、
前記発電装置が出力する前記電気エネルギを受けて、前記電気エネルギと回転運動エネルギとを相互に変換可能な変換ユニットと、前記回転運動エネルギを利用して被処理物に対して所定の加工を施す加工ユニットと、を含む1又は複数の加工装置と、
前記発電装置と前記加工装置との間の前記電気エネルギの授受を制御するコントローラと、を備える製造システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記変換ユニットは、
前記電気エネルギを回転運動エネルギに変換するエネルギ変換部と、
前記回転運動エネルギを保存するエネルギ保存部と、を有する、請求項1に記載の製造システム。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記発電装置が生み出す前記電気エネルギの総量であるエネルギ発生量と、前記複数の加工装置が要求する前記電気エネルギの総量であるエネルギ要求量と、を比較し、
前記エネルギ発生量が前記エネルギ要求量に満たない場合に、前記エネルギ発生量が前記エネルギ要求量を満たすように、稼働させる前記加工装置の数又は停止させる前記加工装置の数を決定する、請求項2に記載の製造システム。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記発電装置が生み出す前記電気エネルギの量であるエネルギ発生量と、前記複数の加工装置が要求する前記電気エネルギの総量であるエネルギ要求量と、を比較し、
前記エネルギ発生量が前記エネルギ要求量に満たない場合に、停止させる前記加工装置の数を決定すると共に、
前記停止させる前記加工装置から、前記エネルギ保存部に保存された前記回転運動エネルギを前記エネルギ変換部によって回生電気エネルギに変換し、前記回生電気エネルギを出力させる動作を実行させる前記加工装置の数を決定する、請求項2に記載の製造システム。
【請求項5】
前記被処理物は、少なくとも第1部材と第2部材とを含み、
前記加工ユニットは、前記回転運動エネルギを利用して、前記第1部材に対して前記第2部材を相対的に回転させることによって、摩擦熱を発生させ、前記摩擦熱を利用した加工を行う、請求項2に記載の製造システム。
【請求項6】
前記加工ユニットが行う前記摩擦熱を利用した加工は、前記摩擦熱を利用した熱処理加工である、請求項5に記載の製造システム。
【請求項7】
前記加工ユニットが行う前記摩擦熱を利用した加工は、前記摩擦熱を利用して前記第1部材及び前記第2部材を相互に接合する接合加工である、請求項5に記載の製造システム。
【請求項8】
請求項1に記載された製造システムによって製造された軸受。
【請求項9】
再生可能エネルギを利用して電気エネルギを生み出す発電装置と、
2以上の材料を利用して結果物を得る複数の加工装置と、を備え、
前記加工装置は、前記発電装置が出力する前記電気エネルギを利用することによって、外部からの前記電気エネルギの供給を受けることなく稼働することが可能であり、
前記加工装置は、前記材料として廃材を利用することによって、外部からの材料の供給を受けることなく前記結果物を得ることが可能である、工場。
【請求項10】
複数の前記加工装置は、複数の前記材料同士を相対的に動かすことによって得られる摩擦熱を利用した加工を行い、
前記摩擦熱を利用した加工に要するエネルギは、前記再生可能エネルギに基づく前記発電装置が出力する前記電気エネルギによって賄われる、請求項9に記載の工場。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、製造システム、軸受及び工場に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、いわゆる再生可能エネルギの利用に注目が集まっている。特許文献1は、再生可能エネルギを用いて発電する装置を含むエネルギシステムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-191143号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
再生可能エネルギを利用して得た電力は、一般家庭の電力需要を満たすために用いられるだけでなく、工場設備の稼働に用いることも検討されている。しかし、再生可能エネルギを利用する発電は、固有の特徴を有している。それらの固有の特徴は、再生可能エネルギを利用して得た電力を工場設備の稼働に用いるに際して、制限となることがある。
【0005】
そこで、本発明は、再生可能エネルギを利用して得た電力を工場設備の稼働に利用することが可能な製造システムを提供する。また、本発明は、当該製造システムによって製造された軸受を提供する。さらに、本発明は、当該システムを備えた工場を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態である製造システムは、再生可能エネルギを利用して電気エネルギを生み出す発電装置と、発電装置が出力する電気エネルギを受けて、電気エネルギと回転運動エネルギとを相互に変換可能な変換ユニットと、回転運動エネルギを利用して被処理物に対して所定の加工を施す加工ユニットと、を含む1又は複数の加工装置と、発電装置と加工装置との間の電気エネルギの授受を制御するコントローラと、を備える。
【0007】
この構成によれば、再生可能エネルギを利用して得た電気エネルギは、回転運動エネルギに変換される。そして加工装置は、当該回転運動エネルギを利用して所定の加工を行うことが可能である。従って、再生可能エネルギを利用して得た電力を工場設備の稼働に利用することができる。
【0008】
上記の製造システムの変換ユニットは、電気エネルギを回転運動エネルギに変換するエネルギ変換部と、回転運動エネルギを保存するエネルギ保存部と、を有してもよい。この構成によれば、加工装置は、回転運動エネルギを保存することができる。
【0009】
上記の製造システムのコントローラは、発電装置が生み出す電気エネルギの総量であるエネルギ発生量と、複数の加工装置が要求する電気エネルギの総量であるエネルギ要求量と、を比較し、エネルギ発生量がエネルギ要求量に満たない場合に、エネルギ発生量がエネルギ要求量を満たすように、稼働させる加工装置の数又は停止させる加工装置の数を決定してもよい。この構成によれば、発電装置の発電量が低下した場合であっても、加工装置を安定して稼働させることができる。
【0010】
上記の製造システムのコントローラは、発電装置が生み出す電気エネルギの量であるエネルギ発生量と、複数の加工装置が要求する電気エネルギの総量であるエネルギ要求量と、を比較し、エネルギ発生量がエネルギ要求量に満たない場合に、停止させる加工装置の数を決定すると共に、停止させる加工装置から、エネルギ保存部に保存された回転運動エネルギを、エネルギ変換部によって回生電気エネルギに変換し、回生電気エネルギを出力させる動作を実行させる加工装置の数を決定してもよい。この構成によれば、発電装置の発電量がさらに低下した場合であっても、加工装置を安定して稼働させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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