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公開番号2024105633
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-06
出願番号2024081014,2020181948
出願日2024-05-17,2020-10-30
発明の名称清掃用ウェットシート
出願人大王製紙株式会社
代理人個人,個人
主分類A47L 13/17 20060101AFI20240730BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】ヘッド部を有する清掃具に取り付けて拭き掃除を行う際に、拭き筋の発生を低減することができる清掃用ウェットシートを提供する。
【解決手段】清掃用ウェットシート100は、第1の面に凸となり、長軸方向の向きが異なる凸エンボス21である第1凸エンボス211と第2凸エンボス212を各々複数備え、長軸方向と直交する短軸方向に隣り合う第1凸エンボス211は、短軸方向に一部が重なり、かつ、長軸方向にずれて配置され、短軸方向に隣り合う第2凸エンボス212は、短軸方向に一部が重なり、かつ、長軸方向にずれて配置され、複数の第1凸エンボス211及び第2凸エンボス212は、清掃用ウェットシート100の第1の辺から、第1の辺aと対向する第2の辺bまで連続的に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
原紙シートに薬液が含浸されてなり、ヘッド部を有する清掃具に取り付けられて使用される清掃用ウェットシートであって、
当該清掃用ウェットシートの第1の面に凸となるエンボスである凸エンボスと、第2の面に凸となるエンボスである凹エンボスを備え、
前記凸エンボスと前記凹エンボスとの組み合わせからなるエンボスブロックは、前記清掃用ウェットシートの第1の辺から前記第1の辺と対向する第2の辺まで連続して複数配置されてエンボスブロック列をなし、
前記エンボスブロック列は、前記第1の辺と直交する第3の辺から、前記第3の辺と対向する第4の辺まで連続して複数配置されているとともに、隣接する第1のエンボスブロック列と第2のエンボスブロック列が前記第1の辺から前記第2の辺に向かう方向にずれて配置され、
第1のエンボスブロック内の前記凸エンボス及び前記凹エンボスは、隣接する第2のエンボスブロック内の前記凸エンボス及び前記凹エンボスと長軸方向の向きが異なり、かつ、前記第2のエンボスブロック内の隣接する前記凸エンボス及び前記凹エンボスと、前記長軸方向と直交する短軸方向に一部が重なるように配置されていることを特徴とする清掃用ウェットシート。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記第1のエンボスブロック内の前記凸エンボス及び前記凹エンボスと、前記第2のエンボスブロック内の前記凸エンボス及び前記凹エンボスは、前記長軸方向の向きが略直角となるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の清掃用ウェットシート。
【請求項3】
前記エンボスブロックは、ひし形であることを特徴とする請求項1又は2に記載の清掃用ウェットシート。
【請求項4】
前記エンボスは、楕円形状であり、長軸方向の略中央部にくびれ部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の清掃用ウェットシート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、清掃用ウェットシートに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、清掃用ウェットシートの清掃面に凸部を有するエンボスを施すことで、汚れの拭き取り性や操作性、シート汚れの視認性等が向上することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-064723号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に示すような清掃用ウェットシートにおいては、凸部における紙面上の向き(例えば、長軸方向の向き)が揃って直列に配置されているため、凸部による拭き取りが行われなかった箇所(いわゆる「拭き筋」)が被清掃面に発生してしまうことがある。拭き筋を視認した使用者は、薬液がまだシート内に残存しているにも関わらず、薬液が尽きて乾燥してきたと判断してシートを破棄してしまい、不要に多くのシートを使用してしまうことがある。
【0005】
本発明の目的は、ヘッド部を有する清掃具に取り付けて拭き掃除を行う際に、拭き筋の発生を低減することができる清掃用ウェットシートを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、原紙シートに薬液が含浸されてなり、ヘッド部を有する清掃具に取り付けられて使用される清掃用ウェットシートであって、
当該清掃用ウェットシートの第1の面に凸となるエンボスである凸エンボスと、第2の面に凸となるエンボスである凹エンボスを備え、
前記凸エンボスと前記凹エンボスとの組み合わせからなるエンボスブロックは、前記清掃用ウェットシートの第1の辺から前記第1の辺と対向する第2の辺まで連続して複数配置されてエンボスブロック列をなし、
前記エンボスブロック列は、前記第1の辺と直交する第3の辺から、前記第3の辺と対向する第4の辺まで連続して複数配置されているとともに、隣接する第1のエンボスブロック列と第2のエンボスブロック列が前記第1の辺から前記第2の辺に向かう方向にずれて配置され、
第1のエンボスブロック内の前記凸エンボス及び前記凹エンボスは、隣接する第2のエンボスブロック内の前記凸エンボス及び前記凹エンボスと長軸方向の向きが異なり、かつ、前記第2のエンボスブロック内の隣接する前記凸エンボス及び前記凹エンボスと、前記長軸方向と直交する短軸方向に一部が重なるように配置されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の清掃用ウェットシートであって、
前記第1のエンボスブロック内の前記凸エンボス及び前記凹エンボスと、前記第2のエンボスブロック内の前記凸エンボス及び前記凹エンボスは、前記長軸方向の向きが略直角となるように配置されていることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の清掃用ウェットシートであって、
前記エンボスブロックは、ひし形であることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の清掃用ウェットシートであって、
前記エンボスは、楕円形状であり、長軸方向の略中央部にくびれ部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ヘッド部を有する清掃具に取り付けて拭き掃除を行う際に、拭き筋の発生を低減することができる清掃用ウェットシートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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