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公開番号2024103902
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023007850
出願日2023-01-23
発明の名称電子装置
出願人日立Astemo株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H02H 7/20 20060101AFI20240726BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】バックアップ電源と当該バックアップ電源の電力供給先との間の電力伝送路の異常を検出することが可能な電子装置を提供する。
【解決手段】主電源から給電される第1電源電力を第1のダイオードを介して電力供給先に供給するとともに、第1電源電力が遮断すると、副電源から給電される第2電源電力の降圧電力を第2のダイオードを介して電力供給先にバックアップ電源として供給する電子装置であって、バックアップ電源の電力伝送路の異常を検知する異常検知部を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
主電源から給電される第1電源電力を第1のダイオードを介して電力供給先に供給するとともに、前記第1電源電力が遮断すると、副電源から給電される第2電源電力の降圧電力を第2のダイオードを介して前記電力供給先にバックアップ電源として供給する電子装置であって、
前記バックアップ電源の電力伝送路の異常を検知する異常検知部を備える電子装置。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記異常検知部は、
前記第2のダイオードのカソード端子と前記電力供給先との間に設けられた開閉スイッチと、
前記開閉スイッチの開閉を駆動する駆動回路と、
前記カソード端子と前記開閉スイッチとの接続点の電圧を電力伝送路評価信号として検出する電圧検出部とを備え、
前記開閉スイッチの開閉状態に応じたを切替えた際の前記電力伝送路評価信号に基づいて前記電力伝送路の異常を判定する判定部と
を備える請求項1に記載の電子装置。
【請求項3】
前記カソード端子に負荷を備える請求項2に記載の電子装置。
【請求項4】
前記開閉スイッチは、PチャネルMOS型電界効果トランジスタである請求項2又は3に記載の電子装置。
【請求項5】
前記開閉スイッチは、リレーである請求項2又は3に記載の電子装置。
【請求項6】
前記開閉スイッチは、PチャネルMOS型電界効果トランジスタの直列回路である請求項2又は3に記載の電子装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、バックアップ電圧検査装置が開示されている。このバックアップ電圧検査装置は、第2電源103の出力に設けられたダイオードD2のカソードにカソードが接続されたダイオードD3と、ダイオードD3と並列接続された抵抗R1と、ダイオードD3のアノードと接地電位GNDとの間に接続されたコンデンサC1と、コンデンサC1の端子間電圧を検出するNOTゲートIV1とを備え、NOTゲートIV1の出力を第2電源103の異常の有無を示すアラーム信号BKUP-ALとして制御部105に供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-095178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記背景技術は、バックアップ電源として機能する第2電源103自体の異常を検出することはできるものの、第2電源103と当該第2電源103の電力供給先との間の電力伝送線路上で異常が発生した場合に、当該異常を検知することができないという問題点がある。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、バックアップ電源と当該バックアップ電源の電力供給先との間の電力伝送路の異常を検出することが可能な電子装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明では、電子装置に係る解決手段として、主電源から給電される第1電源電力を第1のダイオードを介して電力供給先に供給するとともに、前記第1電源電力が遮断すると、副電源から給電される第2電源電力の降圧電力を第2のダイオードを介して前記電力供給先にバックアップ電源として供給する電子装置であって、前記バックアップ電源の電力伝送路の異常を検知する異常検知部を備える、という手段を採用する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、バックアップ電源と当該バックアップ電源の電力供給先との間の電力伝送路の異常を検出することが可能な電子装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る制御装置の構成を示す回路図である。
本発明の第1実施形態に係る制御装置の動作を示すタイミングチャートである。
本発明の第2実施形態に係る制御装置の構成を示す回路図である。
本発明の第3実施形態に係る制御装置の構成を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
最初に、本発明の第1実施形態について図1及び図2を参照して説明する。
【0010】
第1実施形態に係る制御装置Aは、電動車両の動力源であるモータを制御対象とするPCU(パワー・コントロール・ユニット)である。この制御装置Aは、図1に示すように、主ダイオード1、DC/DCコンバータ2、副ダイオード3、負荷4、半導体スイッチ5、補助抵抗器6、電源回路7、駆動回路8、第1I/F回路9、第2I/F回路10、第3I/F回路11及びマイコン12を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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