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公開番号2024103580
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024086440,2022125641
出願日2024-05-28,2022-08-05
発明の名称光学素子駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置
出願人ミツミ電機株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類G02B 7/04 20210101AFI20240725BHJP(光学)
要約【課題】光学素子の位置を検出する精度の低下を防止すること。
【解決手段】光学素子駆動装置は、光学素子を保持可能な保持部と、光学素子の光路方向に保持部を移動可能に収容する収容部と、保持部を駆動する圧電素子を有する駆動部と、圧電素子への入力電圧を昇圧するインダクタと、磁石による磁力を検出することにより、光軸方向における保持部と収容部との相対位置を取得する位置センサーと、を備え、保持部及び収容部を光軸周りに4等分に分割した領域において、駆動部及び位置センサーは同じ領域に配置され、インダクタは、同じ領域とは異なる領域に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
光学素子を保持可能な保持部と、
前記光学素子の光路方向に前記保持部を移動可能に収容する収容部と、
前記保持部を駆動する圧電素子を有する駆動部と、
前記圧電素子への入力電圧を昇圧するインダクタと、
磁石による磁力を検出することにより、前記光路方向における前記保持部と前記収容部との相対位置を取得する位置センサーと、
を備え、
前記保持部及び前記収容部を光軸周りに4等分に分割した領域において、前記駆動部及び前記位置センサーは同じ領域に配置され、前記インダクタは、前記同じ領域とは異なる領域に配置される、
光学素子駆動装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記保持部及び前記収容部を光軸周りに8等分に分割した領域において、前記駆動部及び前記位置センサーは同じ領域又は隣接する領域に配置され、前記位置センサーと前記インダクタとは、少なくとも1つの領域を隔てて、異なる領域にそれぞれ配置される、
請求項1に記載の光学素子駆動装置。
【請求項3】
前記収容部は、平面視で矩形状であり、
前記位置センサーと前記インダクタとは、前記収容部における異なる辺にそれぞれ配置される、
請求項1に記載の光学素子駆動装置。
【請求項4】
前記駆動部は、第1駆動部と第2駆動部とを有し、
前記第1駆動部と前記第2駆動部とは、前記4等分に分割した領域のうち、対角の領域にそれぞれ配置される、
請求項1に記載の光学素子駆動装置。
【請求項5】
前記インダクタを介して、前記圧電素子を制御する制御素子を備え、
前記制御素子は、前記4等分に分割した領域のうち、前記インダクタが配置される領域とは異なる領域に配置される、
請求項1に記載の光学素子駆動装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載の光学素子駆動装置と、
前記光学素子を用いて被写体像を撮像する撮像部と、
を備える、
カメラモジュール。
【請求項7】
情報機器又は輸送機器であるカメラ搭載装置であって、
請求項6に記載のカメラモジュールと、
前記カメラモジュールで得られた画像情報を処理する画像処理部と、
を備える、
カメラ搭載装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学素子を駆動する光学素子駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、スマートフォンやドローン等のカメラ搭載装置には、カメラモジュールが搭載されている。このようなカメラモジュールには、光学素子を駆動する光学素子駆動装置が使用されている。なお、ドローンとは、遠隔操作又は自動制御により飛行させることができる無人航空機であり、マルチコプターと呼ばれるものもある。
【0003】
光学素子駆動装置は、オートフォーカス機能(以下「AF機能」と称する、AF:Auto Focus)を有している。光学素子駆動装置は、AF機能により、レンズを光軸方向に移動して、被写体を撮影するときのピント合わせを自動的に行っている。
【0004】
このような光学素子駆動装置として、例えば、特許文献1には、レンズを光軸方向に駆動する圧電素子を有するアクチュエーターと、圧電素子への印加電圧を制御する回路を有する基板とを備えたレンズ駆動装置が開示されている。特許文献1において、基板は、レンズの位置を検出するための磁気センサーも有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-13065号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に示すように、レンズ駆動装置では、レンズの駆動源として、圧電素子を有するアクチュエーターが用いられている。アクチュエーターとしては、大きな推力を得ることが可能な超音波モーターを用いることが検討されている。
【0007】
超音波モーターを駆動するためには、比較的大きな駆動電圧が必要となるが、小型、薄型のカメラ搭載装置において、電源からの入力電圧は比較的小さい。そのため、圧電素子への印加電圧を制御する回路において、インダクタを用いて入力電圧を昇圧させて、超音波モーターに供給するようにしている。
【0008】
このように、インダクタは、入力電圧を昇圧可能であるが、コイルを有しているので、コイルからの漏れ磁束がある。レンズ駆動装置は、上述したように、レンズの位置を検出する磁気センサーを有しているので、インダクタのコイルからの漏れ磁束の影響を受けて、レンズ位置の検出精度が低下する可能性がある。そのため、レンズ位置の検出精度の低下を防止可能なレンズ駆動装置が望まれている。
【0009】
本発明の目的は、光学素子の位置を検出する精度の低下を防止可能な光学素子駆動装置、カメラモジュール及びカメラ搭載装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る光学素子駆動装置は、
光学素子を保持可能な保持部と、
前記光学素子の光路方向に前記保持部を移動可能に収容する収容部と、
前記保持部を駆動する圧電素子を有する駆動部と、
前記圧電素子への入力電圧を昇圧するインダクタと、
磁石による磁力を検出することにより、前記光軸方向における前記保持部と前記収容部との相対位置を取得する位置センサーと、
を備え、
前記保持部及び前記収容部を光軸周りに4等分に分割した領域において、前記駆動部及び前記位置センサーは同じ領域に配置され、前記インダクタは、前記同じ領域とは異なる領域に配置される。
(【0011】以降は省略されています)

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